タイミング

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タイミング
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
3
得点
7
評価数
4件
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521881

あらすじ

何事にも醒めている高野が執着する相手は、高校の先輩の黒川だけ。けれど黒川には彼女がいるし、そもそも男同士なんてありえないだろうし―そう思って高野が諦めようとするたびに、黒川は彼女と別れていたり、なんと男の恋人が出来ていたりと、すれちがいばかり。やるせない恋心を抱えたまま、高野は黒川のそばに居続けるが…。『one coin lover』で登場した黒川と高野のもうひとつのラブ・アクチュアリー。

表題作タイミング

黒川嗣人 高校の先輩(高校生~社会人)
高野純一 高校の後輩(高校生~大学生)

同時収録作品だから漁獲高をどうこう語りたいわけではなくて!

黒川嗣人
高野純一

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

うーん

新しい作家さんを開拓する為、手にとってみたのですが…ちょっと違ったかなあ。

まず、表紙を見て黒髪の方が受けだと確信しちゃっていて(汗
黒髪の方が攻めでしたー。
しかもスピンオフ作品だったんですね、気づきませんでした。
こちらだけでもまったく問題ありません。

受けの高野は何事にも覚めた高校生。(高校生→大学生)
二学年上の攻めと入学式にニアミスして、なんだか気になって仕方なくなってしまう。

攻めの黒川(高校生→社会人)は、ひじょうにお人好しの鈍感さんで頼まれると断れない(断らない?)。

人生に諦めてしまっている受けと、鈍感な攻め…
話が進んでいきません(苦笑

ジリジリした片想い期間だとか好きだけど先輩には彼女がいるから友達の距離でいようとしたりとか、シチュエーションで言えば好きですし切ないはず。
なのになんでわたしは萌えないのか?なにが苦痛なのか?
考えてみましたが、主要人物ふたりの掛け合いがわざとらしく苦手なのかも。

社会人になってからの知人ならば違和感ないのかもしれないけど(30前後になると1〜2歳の違いなんてないようなものだから)、続き学生時代の先輩にこの言葉遣いはありなのかな?と違和感が拭えないんですね。
掛け合いも思わずクスリを狙っているのかな?ともうがった見方をしてしまう始末。
あと、長い間同じ彼女とつきあっていた黒川が、急に男と同棲しちゃうとかあまりに性急で高野と最終的にくっつけるための布石としか感じられなかった…
本当、好きな方にはすみません(汗

良かったなあと感じたのは、高校時代からの高野の同級生の女子でした。
趣味じゃないに近い中立かな…

1

じれじれ感がたまりません。

攻・黒川嗣人(17~23歳)
受・高野純一(15~21歳)

出会いは高野の高校入学式。
入り口で新入生に花をつけていたのが黒川。
しかし黒川は。高野に花をつけてはくれませんでした。
それがきっかけで黒川を意識するようになった高野。

お人よしで面倒見のよい黒川を「マゾですか」と辛らつな台詞を吐きながらも手伝ったりしてます。
執着の無いはずの高野が唯一コダワリを見せ始めて、黒川に付き合っている相手が居ると知って落胆する。
それが「恋」だという自覚もなし。

上京してから親しく先輩・後輩として付き合うようになります。
黒川が高校からの彼女と遠距離恋愛を続けている事を知っていたので、恋心を諦めて、好きだといってくれる人と付き合うことを決めた。
なのに「彼女と別れた」と黒川に愚痴られてしまう。

自分の気持ちを誤魔化せず、罪悪感に耐えられなくて恋人に別れを次げた高野。
心身ともにボロボロだった黒川は「付き合ってたのは男」と告白してしまう。
すると黒川も「今付き合っているのは男だ」と打ち明けて。

「先輩は男でも大丈夫な人だったのか」

あまりにもタ続きイミングがずれ続けた事に疲れたのか、吹っ切ったのか。
高野は黒川を諦めることを「諦めて」しまいます。
開き直って、恋心を持ったまま、先輩後輩の関係を死守することにした。

高野は男にも女にもモテます。
元家庭教師先の高校生にセクハラされて困ってる時、黒川が男の恋人と別れたと。
未練タラタラの様子を見て、付け入る気にもなない高野…君も立派にマゾです。

黒川は後輩の面倒をよく見ます。
アパートが放火されて焼き出された時にはソファベッドを買って部屋に迎え入れ、ストーカーになった元教え子の暴行事件ではピンチに駆けつけ。
ストーカーの親子が謝罪にやってきたとき、どんな人が好きなのかと聞かれて引導を渡すつもりで、
「俺に、花をつけてくれなかった人」と言った高野の台詞を聞いていた黒川。

黒川も高野を好きになっていたんですが。
それを信じることができないんですよね~。
6年間も諦めることに慣れきってしまってて「黒川は自分を好きになるはずが無い」ってずっと呪文を唱えてきたのだから、信じられなくて、怖くて、逃げちゃうのも仕方ないかも。

しかし黒川は追いかけて追いかけて、最後は粘り勝ち。
ずっとずれ続けたタイミングがやっと一致しました。

でも、書き下ろしの方ではやっぱり何かズレてるっぽい(笑)。

「one coin lover」のスピンオフですが、私はこちらの「タイミング」の方が好きですね。
もうねぇ、黒川の鈍感っぷりと、高野のマゾっぷりがたまらんです。
新堂奈槻さんの独特のテンポ、好きだなぁ。

1

「ほのぼの」かな? 「せつない」かな?

全体的なトーンがね・・・・・まぁなんか、結構リアルっぽい話だし、そう言う点では「ほのぼの」かも・・・・・

一見マジ普通にありそうな片思いからスタートな感じなのですよ。主人公の受けが攻めの事を好きになってしまい、その気持ちをずーーっとひた隠しにしながら友達続けるんですね。結構良く一緒に飲みに行ったりします。
受けは、攻めに対する自分の思い以外のことには、男関係とか女関係とかすっごく淡々としたタイプなんですよ。どうでもいい~みたいな。
でも、その反面、話す口調、ってか切り返しはものすごくテンポいいです。ノリがいいって言うか、とかく攻めに対しては色々饒舌になるし。平気で自分の事を「美青年」とか言い張るし、攻めには「あんたマゾですか」っとか言うし。

実際この受け、男にも女にもすごく良くモテるんですね。その事で、結構大きな問題とかにも発展したりします。
でも、物事に覚めている主人公と、主人公独特の語り口調とかのおかげで、全体的にせつないっぽいシニカルでコミカルなカンジで読めました。

ベース「ほのぼの」ですが、読んでみたらすごくプラスアルファがあった感じで、面白かったです。続き

3
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