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表題作1限めはやる気の民法 1

政治家の息子・藤堂貴明
藤堂と同じ法学ゼミ(外部生)・田宮

その他の収録作品

  • 2限めはあぶない刑法
  • 3限めはけだるい商法
  • そしてその後

あらすじ

良家の子女が集う名門・帝能大学で、田宮は藤堂と出会った。価値観の違う藤堂達にあきれつつも、田宮と藤堂はちょっと奇妙な友人関係に。そんあ2人も卒業間近、友達以上恋人未満の関係に変化が…。よしなが流キャンパス・ラブ、待望のコミックス化!

作品情報

作品名
1限めはやる気の民法 1
著者
よしながふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
シリーズ
1限めはやる気の民法
発売日
ISBN
9784882718130
3.1

(7)

(1)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
20
評価数
7
平均
3.1 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数2

学生の本分は

舞台装置はね、古いっちゃ古い。
甘すぎるゼミとか。楽勝の就職とか。色仕掛けとか。
でもそこを勘案しても、ひとの行動原理とかって変わらないんんだなぁ…と感嘆してしまう。
この作品、すごい。
よしながふみさん、すごい。
スポイルされた学生たち、潔癖な秀才、人付き合いの隠れたオキテ、表面上の浮ついた関係性、そしてカネ、コネ、縁故…
そんな設定の中での、トップヒエラルキー・議員の息子で金持ちでゲイの藤堂と、庶民で勉強家、常識人の田宮の物語。
田宮は女性に惹かれた事なんて一度もないけど、自分の性癖を認めていません。
そんな2人が、勉強と人間関係と異なった価値観をぶつけたり添わせたりしていく様子がもう唸りますね。
芯の強い田宮が、はじめはちゃらくて鼻持ちならんと思ってた藤堂の包容力に気を許していく。
実は駆け引きを嫌う藤堂が清廉な田宮を追う。
1巻の最後には、田宮は藤堂に全てを許しますよ。
BがLする物語としても実に秀逸。おすすめです。

1

今読んでもちっとも古くない

今は亡きビブロス版
ビブロスが倒産してリブレになって、過去の本を次々新装版、再版している。
作品によっては、再編集したり、過去の本をそのまま再発売したりといろいろだ。

この本に関しては、多分どこも弄らず再発行
もう10年以上前の作品で、舞台は現代の大学だというのに、古びた所が見あたらない。
それだけ、普遍的なお話で、作品としてよくできているって事だ。

1

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