• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作狂おしき束縛

鷹取建設の若き社長・鷹取凌我
大学入試直前に母を失った美大生・折部一彩

あらすじ

大学入試直前に母を失った折部一彩の前に突然現れたのは、鷹取建設の若き社長、鷹取凌我――幼い頃に別れた実父の養子となり、二年前父の死と共にその跡を継いだ男だった。威圧的で不遜な男は一彩に鷹取に戻るか、さもなければ愛人として雇われるか選択を迫る。母を苦しめた鷹取の庇護は受けない、一度はそう突っぱねたものの他に術のない一彩は愛人になることを選んだ。凌我の与える快楽に酔わされ翻弄される濃密な時間に次第に囚われていく一彩だったが、ある日、凌我に暴力団仲津組三代目組長というもう一つの顔があることを知り…!
出版社より

作品情報

作品名
狂おしき束縛
著者
浅見茉莉 
イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778104726
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
9
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

なかなか面白かったです。

いや、ベタ展開なんですけどね。
大学入学直前に母親を亡くした一彩の前に突然現れた実父の養子・凌我。
凌我は一彩の生活の面倒をみたいと申し出るが、母親が父方に対して頑なだったこともあり受け入れがたい。
とはいうものの1人で生活していくだけの力はなく。
庇護されたくない一彩だったが、凌我から愛人契約を持ちかけられ…。

どうしても受け入れたくない相手だったから無償よりも有償の方を選ぶ。
契約は成立したようでいて凌我の方は生活を整えてくれたのに手も出さず。
それならそれに甘んじていればいいのを庇護されたくないという理由でケンカを売るような真似になって。
売り言葉に買い言葉のように愛人になっていく。
とはいえ、凌我は一彩を弄って愉しむばかりで彼自身までも受け入れさせるようなことはなく。
どこかに線引きがあるような。
そうしているうちに一彩の方で芽生えるものがあって。
けれど「愛人」という立場上それを口にすることはできなくて。
このあたりからちょっとせつなくなっていくのかな。
最終的には凌我が大人のくせに子供みたいなところがあるというか、かわいいところがあって面白かったです。
それまで大人ぶってたのが一彩に愛されてることがわかったので箍が外れたのか。
今のままの暮らしでいい…と言いかけて、やっぱり一緒に住もう、だったり。
絵は続けろ、でも海外留学は駄目だ…寂しくて死んじゃう、みたいな感じで(笑)

2

面白かったです

友人が貸してくれた本の中で、イラストで選んで読みました。結構面白かったです。佐々さんのイラストがキレイで文章も読みやすく、良かったです。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP