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表題作TOKYOジャンク(2) Dの眠り

四方堂貴之,会社社長
岡本柾,高校生

あらすじ

好奇心旺盛な高校2年生・岡本柾の恋人は、叔父であり四方堂重工社長でもある四方堂貴之。
ある日昏睡状態の同級生の見舞いに行った病院で、ルポライターの草薙と再会した柾は、同じように意識不明に陥る若者が急増していることを聞き・・・。
ゆかのハイパーミステリー第2弾、オール書き下ろしで待望のノベルズ化!(裏表紙より)

作品情報

作品名
TOKYOジャンク(2) Dの眠り
著者
ひちわゆか 
イラスト
如月弘鷹 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
TOKYOジャンク
発売日
ISBN
9784882716914
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

恋愛+ミステリー

 最終的に、ものすごく後味が悪いところで終わりましたが、物語としてはよかったです。

 今回の話は、貴之と柾の関係、というよりは、ミステリー要素の方が大きかったかなー……と思います。
 ミステリーとしての部分は、他の「ミステリー小説」とかと比べたら、イマイチはイマイチだったんですが、それはそもそもにして本職のミステリー作家さんたちと比べたらまずいよなー……と、思うわけです。
 もう2ひねりくらい欲しかったかなー……と、無茶なお願いをしつつ。

 でも、話の前半では、あんなに嫉妬深かった貴之なのに、最後はあっさり柾を許してしまうんですね……。
 まぁ、それだけ、柾が憔悴しきってたからかもしれませんけど……

 個人的には、貴之が柾に嫉妬して無茶をして、柾がそれに怒って逃げちゃって、それをまた貴之が怒って……のやり取りが大好きなので、最後はちょっとある意味拍子抜けだったんですが……。
 けど、それは貴之も鬼じゃないんだよ……ということでよいのかな?

 柾と貴之は相変わらずで、そこにミステリー要素が入ってなかなか面白かったです。

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