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表題作ドクター×ボクサー(5) ボクサーは犬と歩む

ドクター
ボクサー

あらすじ

ライバルの東に追いつこうと練習に励む徹の対戦相手に決まった東大生ボクサーの発言に困惑するジムに狂的ファンレターが届き始めて…。
一方恋人加藤は苦手な母の訪問に徹を家から追い出し隠そうとするが…。
3匹の犬たちと過ごす温かな幸福の日々は寂しささえも甘く…。
書き下ろし好評シリーズ第5弾。

作品情報

作品名
ドクター×ボクサー(5) ボクサーは犬と歩む
著者
剛しいら 
イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
成美堂出版
レーベル
クリスタル文庫
シリーズ
ドクター×ボクサー
発売日
ISBN
9784415088402
4.1

(10)

(5)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
40
評価数
10
平均
4.1 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

ラブのときめきと、ラブじゃないときめきと

ライバルの東に追いつくために練習に励む徹の新しい対戦相手が決まった。
現役東大生ボクサーとして名前を売っている井原は、ボクシングをバカにしたような発言と共に、相手に卑怯な心理攻撃を仕掛けてくることで有名な人物。
困惑するジムに徹に当てた熱烈なファンレターが届き初めた。
それと同時に加藤の元へ彼の母親がやってきて……
ボクシングだけではなく、二人の間も暗雲の気配?

始まりがあんなだったけれど、徹と加藤の優しい関係は見ていてほのぼのします。
何事にもまっすぐな徹がほんといい子でいい子で。
加藤の母親とのエピソードが切ないです。
徹のまっすぐさにはみんな救われるなあ。

そして西崎と万里の先輩後輩コンビの関係性にとてもときめく。
恋愛ではない、でも友情でもないけれど、強い関係。
ボクシングをやめたらうちで働かないかと言った西崎に、そ、それはある意味一種のプロポーズですかとよくわからないテンションメーターが一瞬振り切れた。
ラブじゃなくていいんだ。ラブじゃないから余計にときめくんだ。

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