天地の果てで見る夢は

天地の果てで見る夢は
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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
成美堂出版
シリーズ
クリスタル文庫(小説・成美堂出版)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784415087498

あらすじ

この広い東京で、なぜめぐり逢ってしまったのか。
もし出会わなければ、それぞれに別の人生があったはずなのに…。
妻との平凡な幸せそうな日常が約束されていながら二代目社長高島は暗い過去がある美青年渉とのひと時のために、家庭を会社を自分のすべてを失っても運命の愛に賭け支え合って生きるのだ。

表題作天地の果てで見る夢は

高島 二代目社長・妻帯者
桜木渉 20才 アルバイト

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

2代目ボンボン若社長が、全て捨てて貫いた耽美愛!

初読・江上冴子作品。寿たらこ作画と懐古趣味もあって手にしました!

ストーリーです。
主人公は、スポーツ用品問屋タカシマの2代目若社長。
幼馴染みの美人妻もいて会社経営にも意欲的で、傍目からは順風満帆だった。
それが、自分が出した小売店に立ち寄った際に出会った、アルバイトの桜木渉の寂し気な黒い瞳に魅せられた瞬間から、この物語は進み始めます。
高島の運命と決めた「禁断の愛」が、登場人物全員を苦悩させ迷わせる。
自分を貫き通すか裏切るのかの狭間に、漂う死のにおい。
高島と渉の切ない恋の行方は・・・?

シリアス100%でした!
そこには、会社経営の落とし穴に裁判、妻の嫉妬や執着心・婚家からの圧力、渉の自暴自棄・・・そして、自分がいかにボンボンで何もできない人間か、これでもかと思い知らされる高島に、救いの手は有りません。
悪い方に傾けばそちらに引っ張られてしまう、高島だけじゃなくよくある事じゃないですか?
奈落の底に堕ちるだけじゃなく、瀕死にしてから叩き落とす周到さに、作者の黒さが見えるようです・・・ヨシヨシ^^
高島の近くの悶絶と、可憐な渉の高島への想いは遠くか続きらじわじわと沁みてきて、この対比・・・2人して読み手の耳元でワーワーしていないのが、良いのかも知れない。

死のニオイからの、思いがけない「薄い幸せ」エンドです。
あとがきに、作者も不幸エンドと考えていたとありました。
高島をいたぶり過ぎた事と渉の健気さに、知らないうちにほだされたか?
主人公達の救いへの渇望が、独り立ちしたか?
どちらにしても、ホッと胸を撫で下ろしました♪

さくさく読める作品ではなかったのですが、不幸何でもアリって、読後の充実感が有りますね~(鬼畜ですかね?自分・・・)♪

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