黒い竜は二度誓う

黒い竜は二度誓う
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×23
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
69
評価数
21件
平均
3.5 / 5
神率
28.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥714(税抜)  ¥771(税込)
ISBN
9784592850212

あらすじ

人質として隣国に預けられた王子ラシュリは、男娼のごとく老皇帝の慰み者となっている。そんな彼の前に従者として現れた、過去をすべて失った元剣闘士・ジェイド。一途な忠誠を誓うジェイドだが…。
出版社より

表題作黒い竜は二度誓う

記憶をなくした剣闘士・ジェイド
敵国に人質として囚われた王子・ラシュリ

評価・レビューする

レビュー投稿数11

ラノベっぽいファンタジー

珍しい中村明日美子さんの挿絵に惹かれて購入しました。

ラシュリが類まれな麗人として書かれているため、性別は女性でも良いのでは…と思わなくもなかったですが、世界観のあるファンタジーでなかなか面白かったです。セクシャルなシーンはありますが、全体の雰囲気としてはラノベっぽいかも。

ジェイドの正体はタイトルで30%、あらすじで60%ネタバレしているので(笑)、それ自体の意外性は感じませんでしたが、物語の展開に緊張感があって面白く、さすが英田サキさんだなーと思いました。ファンタジーがお好きな方にはオススメです。

この作品、CD化されているんですね。安元さんと神谷さん…聴いてみたいです。

0

王道ファンタジー身分差BL

とにかく「感動」の一言です。
英田サキ先生初のファンタジー作品ということでしたが、先生らしいストーリーの構成やキャラクターたちのセリフの言い回しなどがあり、とても読みやすかったです。
「身分差」という王道な設定にもかかわらず飽きずに読み進められたのは、やはり先生の手腕ということでしょう。
また、中村明日美子先生の美しいイラストもキャラクターのイメージ通りでした。
本当に素晴らしいので、王道ファンタジーが読みたければ、ぜひ読んでもらいたい作品です。

1

まさにファンタジーの世界

英田さん初のファンタジーだそうです。(後書き参照)
タイトルがネタバレしまくっている件は取り敢えず置いておくとして、王道ファンタジーでした。
何というか…童話とか?そういうイメージです。
子供っぽいわけじゃなくて、世界観がしっかりしていて大人も楽しめる…みたいな?

ザクトーレ皇帝さっさとぽっくり逝けば良いのに~と何度思ったことか。
(※皇帝のブツは使い物にならないので道具使用です)
でもあんな卑劣で慈悲の欠片もないような人でも…人生捧げる勢いで愛してくれている人はいるようで…一体どこにトキメキが発動されたのか謎で仕方ありません。

ラシュリが自分の体をはって祖国や従者を守ろうとしているのが健気で…
ジェイドは偉そうな言動しているけどワンコ気質で何かイイんですよねっ!

聖皇サラマーヤ様は何気に世俗的だったり(笑)

「ケェーッじゃ、わからんっ」が何かほのぼのしい。
↑の直前がすっごくシリアスだったので余計にそう感じるのかな?

後書きの「変身するたび全裸で登場」に思わず噴いちゃったしw
いや、うん…そうなるよねw
下着は常に持っておくとよいよb
続き

でも…ジェイドは種族の中では若手らしいので、ラシュリが先に命尽きちゃうんだろうな…。
そう思うと幸せそうなラストなだけに悲しくなるな。。。

1

攻めが素直でまっすぐ。

 竜が伝説のものではなかった時代。
 小国アベリエの第三王子・ラシュリは、人質として隣の強国ガズマール定刻で暮らしていた。
 表向きは、「遊学」ということになっていたが、その実、母妃譲りの美貌が災いし、老皇帝ザクトーレの慰み者にされていた。
 母国のために男娼同然の扱いに耐える日々をおくっていたラシュリは、彼の誕生日を祝う、という目的で開かれた宴の席で、ある剣闘士と出会う。
 彼は、異国の獣をしとめると、「何か褒美を」というザクトーレの言葉に、ラシュリの衣にいきなり口づけた。
 突然のことに、気分を害するザクトーレに対し、とっさに彼を守らなければ、と考えたラシュリは、彼を従者として召し抱えることになる。
 ところが、彼は自分の記憶を失っていて、自分の名前さえもわからない、という。
 ラシュリはそんな彼に、「ジェイド」という名前を付ける。

 という話でした。
 思い切り、ファンタジー。
 実はジェイドの正体は人間じゃない別のもので、最後になかなかその姿から戻れなくて、戻るために、ラシュリはあることをするんですが、それが相当エロかったです。
 それにしても、ジェイ続きドの正体はさておき。
 そのジェイドを、元に戻す方法をラシュリに教えたサラマーヤが一番怖い……。
 あの人、得体がしれないんですがー……。
 なんか、実は一番怖いのはあの人だったり……。

 そんな感じで、なかなかに魅力的な登場人物もいる話で、ジェイドがまるっきりこれこそまさに犬で。
 ラシュリのことが大好きで、休みも必要なくて、一度は振られてもそれでも「ラシュリのそばにいる」という誓う姿がもうかわいくて。
 おまけに、記憶を失っているから、微妙にかたことっぽいのがものすごくかわいかったです。言ってること、まっすぐでピュアですしね。

 ピュアな攻めがいい人にはおすすめですが、一部特殊シチュエーションも入ってくるので、無理な人は無理かもしれません。

1

竜からへ~んしん!

英田さん。お名前だけは存じていましたが、初購入です。それも、中村明日美子さんのイラスト目当てで。英田さんファンの皆さん、ゴメンナサイ!
とはいうものの、非常に満足できるものではありました^^

表向きは留学として。実際は、人質兼愛人として大国に来たラシェリ。名前がフランス語の”マシェリ(英語でいえばハニーやダーリン?)”に通じそうでいいですね。偶然が重なって、マシェリの側付きとなったジェイド。漆黒の髪と眼によく合ってる名前です。
王 ザクトーレの嫉妬から火刑に処されることになったジェイドの元に忍び込み、最初で最後になるかもしれない愛を交わす2人。涙がちょ2切れそうになりましたTT

もちろん、大団円となるのですが、火刑から逃れた後の1人と1匹の竜が再び結ばれるために頑張るラシェリがとってもエロっぽかったです*^^*
やっぱり、明日美子さんのエロストはいいなぁ~。何度も読み返してしまいそうです。

0

BLで、ファンタジー

どうして、このお話BLなんだろう。
途中でふとそう思ってしまった時点でワタシの負け。
ストーリーライン的にはよくあるコバルトとかティーンズ向けのファンタジーっぽい感じです。世界観とかがしっかり書き込まれているし、登場人物達の関係性とか軽快な会話だとかはさすが英田さんだなあと思わせてくれる。
でも上手ければ上手いほど、面白ければ面白いほど頭の疑問に立ち返ってしまうワケで……
主人公のラシュリが女の子でも細部を除けば十分成立すると思うんだ。
むしろその方が違和感がない気がするんだけれど。ううむ。
いや、それを言い出したら根本から全否定かもしれないことはわかっているんだけど……

中村さんのイラストについて色々な所で賛否両論出ているのを見かけたけれど、BLに限定しずに少女小説ってくくりで見ればそれほど異質でもない、かも。

そういえば黒花丸なのにエロが少ない!!ということにひどく驚いたことをこっそり書いておこうと思います。

0

英田さんのファンタジー

題名から、ジェイドの正体は見え見えなわけですが、それはそれ、私自身は結構楽しめました。
ってか、あ~だこ~だと穴を突く作業が、面倒というか嫌いというか。
私はよっぽどじゃない限り、気にならないんです。
せっかく買ったんだから読むのを楽しもうって感じでしょうか。
それに、頑張る受けちゃんっていうのが好きなので。
今回もラシェリ王子、頑張ってたじゃないですか。身体を張って、自分の国や従者のために。
見かけはどう見ても、王女様にしか見えないんですけど。
なので、“俺”という一人称が、どうも気になってしまいました。いくら隣国のスケベ王様の慰み者になっているとはいえ、王子様なんだから“俺”はちょっと違和感がありました。
もちろん公的な場所では“私”と言ってますが、どうせなら常にそうあって欲しかったです。

最初は英田さんのファンタジーって? と読み始めましたが、なかなか面白くて、やっぱり私は何でもOKだと再認識をいたしました。
ロミジュリのごとく、恋仲のふたりが引き裂かれちゃったり、処刑されようとする炎の中へ突っ込んでいって、あわや悲恋? ってな展開に、ホロリと来たり。
続き
またラストが、なかなかいい味出してます。
あんな方が、あんなことをおっしゃるなんて!
さすがです。こんなオチもいいですよねぇ。
って、このアドバイスをくださった方のお話はないのでしょうか?
非常に気になるんですけど。

1

ファンタジーは難しい

BLよりもファンタジー好き歴が長い私には、期待が大きかった分展開にユルさを感じます。
ファンタジーとして読むにはあまり面白くないかも。
BLなんだからそこまでこだわらなくてもと言われてしまえばそれまでですが・・・
しかしファンタジーならそれはそれでBLファンタジーのジャンルで面白い話を描く作家さんもいるのでどうしても比べてしまう・・・。
竜が出てきたり、世界観は萌の要素も多いので普段ファンタジーは読まれない方、ラブ重視の方には入口としていいのかもしれません。

1

忠実心

ちょっとカタカナが苦手な私は最初、国の名前や、人名を覚えるのにちょっと戸惑いました・・
しか~し!!
広い世界でした!入り込みやすくて常に続きが気になるお話でした。

竜が伝説のものではなかった時代・・楽しかったです!!
続きが出たら絶対に読みたいです!

そして最後の盛り上がりが私の胸にはキュンキュン来ました!
ジーンとも来ました!
ドキドキもしました!
ジェイドの忠実心にはすごく胸を打たれました!
すばらしいジェイド!
途中から涙で文字が読めません!!
入り込みすぎて・・ボロボロ感動して・・ 笑

すごく好きな一冊になりました!
感動をありがとうございました!

0

英田サキさんの描くファンタジー

英田サキファンのむつこです。
ただ、剣と魔法のファンタジーが苦手なもんで、手に入れてからかなり長い間寝かせてた本です。
剣と魔法の世界へと突入していくのは、気合いが必要なのだ。
恐る恐る読みはじめたんですが、意外にもごくごくフツーに面白く、最後までイッキに読めました。
ファンタジー作品をたくさん知らない私には、ファンタジーとしてのデキは評価できませんが、王道でストレートな、ザ・ファンタジーって感じじゃないかなと思いました。
うーん、さすが英田サキさん。ますますファンになりました。(でもヤクザの話のほうが好きですがw)

中身なんですが、ネタバレしないで書くのがかなり難しいですねー。ネタバレボタンを押したくないタイプなもんで。
人質となり、その国のヒヒジジイ王にカラダを捧げることで、小国である母国を守ろうとしてる美形の王子さまが主役です。
ヒヒジジイ王が超キモい。
攻めは、素性不明のまま、臣下となった男。
受け攻め二人とも、ヤキモチをやいたヒヒジジイ王によって、ハチャメチャな目に合わされます。痛い。かなり痛い。誰かこのヒヒジジイをぽっくり昇天させてやってくれよ!と、何度思ったことか。
続きストはピカピカの大円団でした。良かった良かった。

1

運命の出会い

英田さん初の作品とは言えなじみの薄いレーベル、しかも初ファンタジーってことで正直言ってあんまり期待していなかったのです、英田さんときどき暴走されることがあるので(笑)なんでもあり的なファンタジーならではのとんでも設定が出てきたらどうしようかな・・・なんてくだらないことを懸念していたのですが、読んでみると意外にも硬すぎず緩すぎずの文章に内容が嵌っていて思っていた以上に楽しめました。

この話を読んでいて思ったのですが、英田さんの描く受けは「エス」の椎葉や「DEAD LOCK」のユウトのように自ら苦労を背負い込んでしまうタイプの受けが多いですよね。

この話に出てくラシュリも然り、母国アベリエがガズマールとの戦いに敗れかけた折り、和平の証としてラシュリを国賓として迎え入れたいと言う申し出を回りの反対を押し切ってガズマールに行くことを決心するのです。

ラシュリが人質として出向くことを決めたのはガズマール帝国の皇帝ザクトーレのもつ己に対する邪な想いまでは気づいていなかったからなのですが、自分の辛い境遇に負けそうになりながらも持ちこたえ、前を見て進もうとする強い心と回りの人間を常に続き思いやる優しさや健気さは英田さんの作品に出てくる主人公たち見られる多くの共通点のような気がします。

ラシュリを人質として傍に置き、まるで自分の愛妾のような扱いを強いていると言う設定なので、落馬した後遺症で不能ではあったけれども欲だけは強い人だったようなのでラシュリのことを道具を使って辱める場面が出てきたり、ラシュリ自身が理由があろうとも男娼のような待遇を甘んじて受け入れているそんな自分を意味嫌っているので、本来のカップル同士が中々甘いムードにならなかったりと、なんだかこれも英田さんの描くお話の特徴とも言えるやきもき感を味合わされました(笑)

しかも、ジェイドに至っては、ラシュリに中々気持ちを受け入れてもらえないだけでなく、終いには自分のお気に入りのおもちゃに手を出したとザクトーレの不評を買って、嫉妬心から強引な理由をつけて殺されそうになったりと主人公の相手役にしてはなんともまぁ不憫な奴です、でもその分ドキドキ感は十分あったかもしれませんが。

数々の困難を乗り越えて、やっと本当の気持ちを確かめ合った二人。ラシュリもジェイドもお互いをたった一人の相手として、この先何があろうともその愛を貫き通していくに違いありません、二人の出会いは偶然が生み出した出会いではなく、運命に導かれた必然的な出会いだったのですから。

4

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