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表題作世の中は僕らに甘い(7)

椿、結城、四海、及川
紬、憧悟

あらすじ

交通事故の後遺症で、記憶障害が残った紬(つむぎ)。
しかも、椿(つばき)のことだけ忘れてしまっている!?
心配した四海(よつみ)は、椿に紬の様子を伝えるけれど、
椿の反応はなぜか冷ややか。紬に執着する
茨(いばら)と一緒に、NYへ渡米すると知らされても
動こうとせずに…!? 関係者一同を巻き込んだ
お騒がせな双子の恋、衝撃と感動の大団円
出版社より

作品情報

作品名
世の中は僕らに甘い(7)
著者
高口里純 
作画
高口里純 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
世の中は僕らに甘い
発売日
ISBN
9784199603723
3.6

(5)

(2)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
17
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
40%

レビュー投稿数4

きっと。

最終刊です。

紬と茨は、アメリカへ。
憧悟と椿は別れへ。
四海はまぁ~ねw

んで3年後、姉ちゃんは双子を産んでおりましたw
椿は、教会で働いて、
憧悟は、及川とラブラブなって、
四海は、売れっ子俳優。
茨は子供作っちゃってるしw

それでやっと、椿が紬を迎えにアメリカに来るのです。

そこで、椿を思い出す紬!

ハッピーエンドなのでしたW

最後の、2人が初めてするお話、
紬の総受けがみられますW

ちょ~モテモテな紬。

きっと、今後もこの人たちは、こんなして一生を過ごしていくんだろうな~って思わせる、お話でしたw

1

終わりよければ全て良し


ちょっと長いよ。最後の決着までが本当に長い。
大概に辛抱できない性格な私からすれば、本当に気の長いお話だなと
思ってみたりするわけだ。
双子であるが故に。血のつながりがあるが故に
遠回りを繰り返した二人。
失った記憶をそのままにまた月日が流れて~な結末でしたが
これもまたどーなのかなと思ってみたりするわけで。
考えてももちろんきりがないのだけれど゚(゚´Д`゚)゚

久しぶりに喘がされている四海。。萌えw
便所で拘束されて泣いていた時代が懐かしいほどの淫乱っぷり
な、わけですが、この子も結局紬へ向ける気持ちはちゃんとしてて
一番まともだったなぁと実感。

とうごサン。
ちゃんと大人な攻に拾われて、一番しあわせとおもう。
家族ぐるみで大事にされそうで良かったよ。

紬と~
あの双子さん、、ちゃんと恋をして子供をつくって
それを見守る紬の図がすごく良かった。
結局のところ、結ばれる相手ってのはちゃんと最終つがいになっていく~な
展開。良かった。
ただ、最終、ちゃんとした双子のまぐわいが見れなかったのがちょっと残念かな

1

最終巻

長かったシリーズも最終巻です。
さすが高口里純というかなんというか、結末はきちんとしてました。
グチャグチャだった人物関係の糸はほぐされて、それぞれがそれぞれの幸せを見つけて生きることになる。

椿と紬の結末は、一巻から予想ついてた通りの近親相姦オチですが、不思議なほどアンモラルな気分にはなりませんでした。一巻から七巻まで読んだ人ならみんなもう、全然okな気分にさせられてちゃってると思いますw
全巻通しての不満は、もうちょいセックス少なめだったら良かったなァということかな。まあ、私の個人的な趣味ですが。

1

結局なんだったんだろう

1巻の方にも書きましたが、この作品、全部エロエロになってるんですが、私的には「え?そうかなぁ?」って感じです。むしろエロは少なめだと思いました。
Hシーンはあっても数コマが多いし、毎話Hシーンがあるわけでもないし。

双子は「同じ顔」と言われてますが、髪型が違うだけでなく、ツバキは面長、ツムギは丸顔っぽくなってる気がして、同じ顔、には思えなかったです。
そしてツムギは美形でかっこいいけど、ツバキは見た目は好みじゃなく、中身もどうも好きになれませんでした。
ツバキがヨツミに薬を使って無理やりHしたりっていうのが、どうにも許せなくて、そんな勝手なこと(犯罪だよね)をしておきながら、謝ることないし、ヨツミにもトウゴにも俺様なままなのが、ムカッときた。

トウゴは最後、一応、本人の望む穏やかな暮らしを送ることができて、優しく見守ってくれる人ができてよかったとは思うけど、トウゴが一番、ツバキに振り回されて、かわいそうな人だったなと思う。
トウゴは最後に自分が双子の二人の邪魔をしてしまったと言っているけど、それはやっぱり違うと思うんだよね。
ツバキはずっとツムギのことが好きだったけど、ツムギは兄弟としての感情しかなかった。トウゴとツムギは両思いで、ツバキはそれに気付いていた。なのに、たぶんツムギをとられたくないから邪魔をしてトウゴを肉欲の関係に引きずり込んだ。
大人になって再会してからもまた。
そしてツバキと違って真面目に考えてしまうトウゴは思い詰めて、ツバキを刺して自分も死のうとするところまで追い詰められてしまう。

一度だけツムギとトウゴはHをするけど、それだけ。
ツバキはそのトウゴの行動のことを目的のためには手段を選ばないみたいなことを言ってたけど、トウゴがツムギと一緒にいられたのは1回Hをしたときだけ。
他の人にはツムギは流されて何度もHする関係になっているのに。
トウゴに他の人のような押しの強さと自分勝手さがあればツムギともっと一緒にいられただろうに、真面目ないい人だったからできなかった。
結局、この2人を一緒にいさせてしまうとそのままうまくいってしまうかもしれないからツバキが邪魔をしたんじゃないか、という気がしている。

ツバキはツバキで、ツムギとはどうしても恋愛関係にはなれないからと、ツムギと離れトウゴを相手に選んで一緒に暮らしたけど、ツバキの都合にトウゴを付き合わせた感じがする。結局やっぱりトウゴはいいように使われてしまったのだ。
ツバキは他はモラルに欠けているくせに、何故か兄弟間の恋愛に関してはモラリスト。
というか、ツバキがよくてもツムギが受け入れないだろうと考えて、関係を壊さないために言わないままだったのかもしれない。

結局、ツムギとトウゴは一緒に暮らしたりしない。ツムギはヨツミやイバラとはHして一緒に暮らしたのに。この2人は長い間、お互いへの想いを抱えていて、両思いだったにもかかわらず、一度Hしただけで終わってしまっているのが、最終的に納得いかなかった。
2人が一緒に暮らして、ツバキとトウゴのように、結局うまくいかなかった、というならわかるけど、なぜこの2人は一緒にならなかったんだろう。この2人を一緒にしてしまうとそのままうまくいってしまって、ツバキと一緒にできないから、一緒にしなかったんではないかと思ってしまった。

そして流されっぱなしのツムギの気持ちが結局なんだったのか、よくわからなかった。
トウゴはもうよかったの?なんでイバラについてアメリカに行っちゃったの?
記憶喪失になったときもトウゴのことは覚えていたと言っているけど、でも覚えてるけど何もトウゴに対して行動はしなかったよね。覚えてたトウゴじゃなくて、忘れてしまったツバキを最後に選んだ(?)のに、覚えてたよって言うことに何か意味があるの?
結局なんだかイバラとか、強引に自分のものにしようと行動した者勝ちだったんだよね。

なんかツムギとトウゴの気持ちの決着がちゃんとついていない気がして、納得行かない。
もう一度読み返せばわかるだろうか。
最後はもうなんかいろんなことがあってみんな疲れたからもういいやで、ああなったんじゃないかって気がしてしまう。

3年は長いよね。ツバキがツムギと恋愛する覚悟を決めるのにそれなりに時間かかったってことなのかな。そして、イバラに別の相手を作ってツムギを解放させるための時間。

とはいえ、ツバキがツムギを迎えに行って、ツムギが思い出して日本に帰ってきたのはいいとして、そこでツムギがツバキとの恋愛関係を受け入れたのは、彼の中でどういう気持の変化があったのかと思うけど、あまりはっきり書かれてなかったと思う。
結局やっぱりツバキが覚悟を決められるかどうかで、ツムギは時間たったし流されちゃってOKになったって感じなのかな。

ツバキはずっと孤独で悩みを抱えていて、ツムギは脳天気だったと言われているけど、そのツバキの気晴らしのために他の人たちが巻き込まれていろいろ大変な目にあっていて、ツバキは自分勝手だと思うから、やっぱり結局ツバキには同情も共感もできなかった。
双子の2人が結ばれてよかったね、とは思えなかった。
私はツムギとトウゴに結ばれてほしかった。

1

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