家 BURROW―硝子の街にて 4

家 BURROW―硝子の街にて 4
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
12
評価数
3件
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
X文庫ホワイトハート(小説・講談社)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784062553490

あらすじ

記憶の庭に眠る真実とは……!?
友人の晴れやかな結婚式の日、シドニーの携帯電話のベルが、ひとつの悲劇を知らせた。 殺害されたのは、結婚を間近に控えた花婿。 彼の過去に隠されていた、砕けちった幸福と、逃避のはてに辿りついた心の避難所……。 それは、ノブもシドニーも、犯人さえもが持つ、小さな隠れ家だった。 すれ違ったそれぞれの想いは……!?
──どこまでもピュアなノブとシドニーの、“友情”と“純情”のNYストーリー!!
出版社より

表題作家 BURROW―硝子の街にて 4

刑事 シドニー・ホプキンズ 28歳
広瀬伸行 添乗員 25歳

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レビュー投稿数1

君が何であれ、君は君

読めば読むほどこの2人が好きになっていくのですが、同時に結ばれて欲しいけど、まだ友達のままでいて欲しいとも思います。
それはこの二人の友情が大人のものとは思えないくらい綺麗だからなんですが。

この作品、BLだけど子供が読んでも大丈夫じゃないかなと思える、そのくらいピュアです。
作者さんはたまにフィクションなら避けて通るんじゃないかなと思うような社会的なテーマを練り込んでお話を作られますが、人種がなんであれ、君がゲイであれ、君は君だよと言える友情に、大人になると薄れてしまうホントに子供のころの打算のない友情を感じる。
こんな関係のまま大人になれるってうらやましい。

前の事件で親友を失ったシドニーの相棒、ヘンリーも今回無事結婚式を挙げ、幸せな出だしなのですが、その後シドニーと、伸行の小学生のときの知り合いが殺人事件に巻き込まれ、二人は捜査に乗り出します。
事件そのものは相変わらず痛々しいのですが、今回は普段の展開とは違い、頼りになるシドニーが初めて不安定な所を見せ、伸行がそれを慰めるます。いつもとは立場が逆。

子供の頃の知り合いが関わっているせいで、家族やご近所の続きお話になってゆきシドニーの家族との折り合いが明るみになります
シドニーが家族と上手くうまくいっていないと知り、それを悲しむ伸行。

シドニーは、自分はゲイだから母親に疎まれているということを身体で説明するために伸を襲いかけるのですが、それでもまだ自分が「そういう対象」だと思ってない伸行の純粋さというか鈍感さ…まぁ、これを無くすと伸行は伸行じゃないかなあという気もするんですが、ここまでくるとシドニーが気の毒です。
相棒のヘンリーでさえ、シドニーの気持ちに気づいてるのに。

無理やりキスされても「シドニーはシドニーだろ!」なんて言う。
シドニーの気持ちに微塵も気付いていなくて、寒いからと言ってシドニーの毛布に潜り込んだりするわけです。
天然と言うか・・・いえ、面白いです。
でも、いまのままじゃいけないのかな?という伸行の気持ちもわかります。就職のこと、シドニーとの関係。
変わることを恐れてるのかな、という伸行の気持ちが垣間見えたお話でした。

それにしてもただの色気もないキスシーンに凄く凄く萌えました^^;
シチュエーションが、よいのだと思います。

2

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