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表題作罪深き婚礼

アルフレッド・ジェフリー・ウィリアムス 伯爵
藤川亜弥 専門学生

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  • あとがき

あらすじ

英国でアンティーク家具の修復士を目指す藤川亜弥は実習先に向かう途中、突然現れたウェディングドレス姿の少女に無理やり頼まれ、身代わりの花嫁にされてしまう。新郎は伯爵であり屈指の実業家でもあるアルフレッド、冷酷で傲慢と噂の男だった。緊張の面持ちで祭壇に立った亜弥に誓いのキスの時が訪れ――ベールを上げ素顔をさらした亜弥を、しかしアルフレッドはなぜか驚きと歓喜の表情で見返し、偽者と知りながら永遠の愛を誓う。そして亜弥はそのまま教会から連れ去られ、真実の花嫁として身体をも奪われてしまい…。
出版社より

作品情報

作品名
罪深き婚礼
著者
水杜サトル 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778105945
2.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

何か惜しい気が…。

アンティーク家具や陶磁器の修復、保存技術をスコットランド学ぶ専門学生の亜弥(受け)は、実習先に行く途中で道に迷ってしまった。
そこへ、ウェディングドレス姿の女性と会い、捕まってしまった。
話を聞くと、彼女は恋人がいる事を親には告げられず、結局式当日に恋人と逃げる事にしたと言う。
このまま結婚させられたら心中すると言う彼女の頼みで、渋々花嫁の身代わりになった亜弥。
計画ではベールが捲り上げられ、正体がバレるまでのはずだった。
だが、新郎のアルフレッドはベールを捲り上げ、亜弥の顔を見ると驚いたと同時、何故か喜びの表情に変わり、亜弥に誓いのキスをした。
その後アルフレッドはそのまま亜弥を抱き上げ、大聖堂を後にした。
アルフレッドは亜弥を屋敷に連れ帰り、嫌がる亜弥を強引に抱いた…。


おもしろかったです。
ですけど、何だか盛り上がりに欠けていたような…。
強引に抱かれた亜弥ですが、翌日もアルフレッドを避けるでもなく普通に接してます。
贈られた振袖も渋々ながらも着てたりしますし、ドレスも。
振袖着てエッチしてますが、振袖着て少し帯を緩めたからといって胸まではだけないだろうと思った…。
(-_-;)
パーティーで亜弥のお披露目があるはずだったのに、色々あって直ぐに帰宅しちゃうのは勿体無かった。
そのパーティーで何か大きなハプニングでもあればいいのだが、それほどの事もなかったし…。
山場でもそこまで大きなものでもなかった。
エッチのシーンにしても何か惜しいんです。
アルフレッド、何を急いでるんだ…って感じで。
何か色んな事が活かされず、勿体無い気がした。
決しておもしろくないわけではないです…。
でもかんべ先生のイラストはすごく素敵でした。

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