• 紙書籍【PR】

表題作僕こそ君のすべて

同時収録作品捕虜ーイケどり!- / 乗っとり

高岡一樹(26) 商社の秘書室勤務
久我山アキラ ビル清掃会社の息子

その他の収録作品

  • クズ男の唄
  • クズ男の宇宙
  • クズ男のDNA
  • クズ男のバラード

あらすじ

三流ライター・孝志は、真昼間の団地で複数のセフレ(男女問わず)のもとを渡歩くタラシ。実はいいとこのボンボンである彼には超優秀な兄・和志がおり、兄に
頭が上がらないとある理由を抱えていて・・・

作品情報

作品名
僕こそ君のすべて
著者
葉月つや子  T,H 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三和出版
レーベル
サンワコミックス D?コレクション
シリーズ
僕こそ君のすべて
発売日
ISBN
9784883563845
2.9

(10)

(1)

萌々

(0)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
27
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
10%

レビュー投稿数4

シリーズ1作目

ライターをしながらぼちぼち生計を立てている孝志。
すんでいるのは集合住宅。昼間の団地はまさにハーレム。
昼間の団地妻は入れ食い状態wwwウホwwwという話。
ちょっと奥さん!BLじゃないじゃないのよ!!とツッコミを入れつつ。
表題「クズ男~」に関しては今回、男女オンリーですね。
お兄さんの過去の初体験の話がちょっと好きです。まぁ暴力が好きなわけではなく。

後半収録の[捕獲」が好きです。
タイトルはアレですが、前半にくらべたら歴然ピュア。
BLですよ!!!←ナンカチガウ
14歳で、妹のベビーシッターに押し倒されてから、女に押し倒されまくり、恋知らずな攻。オフィスの窓の外。上から降ってきたのはまさに愛しのエンジェル!!!
なんて初恋ものがたり。
振ってきた天子がけっこうゴツイ感じのオッサンなのが良い。
髭があるからオッサンに見えるだけかなとも思いますが。
受のほうがガタイがいいうえに、受ながらも「次はおれが・・」と狙い。
「あ、けっきょく俺がネコなのね」というがっつきすぎない具合がちょうど良いです。

男女モノはぜったい読まないのよ!
な方にはお勧めしません

5

練乳地獄の清掃会社の社長の話が載ってます♪

『堕ちる先には練乳地獄』のおっさんが勤める清掃会社の話が載っておりますが、
この表題は「クズ男シリーズ」の一連で出来ております。
女も男も喰っちゃうというフリーライターの河本孝志が主人公。
団地妻をたぶらかしては(?)竜宮城にしているというロクデナシ男。
割合は8:2と言っておりましたが、作中で:3に訂正してましたw
後、エリート商社マンのお兄ちゃんも主人公になってまいりますが、基本はレディコミ掲載作品でしたので女性との絡みばかりです。
男性も囲ってるけど、行為シーンはなく、ただ存在と、口説いてるシーンのみ。
なのに、何だ!この口絵は~!!!
お兄ちゃんと弟が禁忌のホモみたいじゃないか(爆)
このお兄ちゃんも真面目な顔して、やっぱりクズ男です(とりあえず、妻と元家政婦のしずえさんの二人だけだけどw)
レディコミ苦手ー!と言う方には7割がこのシリーズですからかなり微妙かもしれません。

さて、とりあえずBLとおぼしき男×男の展開なのは麗人掲載だった『捕獲』と描き下ろしの『乗っとり!』です。
これは、今の作風と変わらない好みでやっちゃって、相手は後で気持ちがついてくる~というパターン。
ただイチモツ表現はかなり控えめ、袋も竿も目立ったモノはないのです。
商社の秘書室に勤務する岡本一樹の目の前に降ってきた天使=清掃会社の息子でロッククライミングの練習中。ヒゲ面のいい加減そうな男でゲイのアキラw
今まで女に不自由しなかった一樹が初めて惚れた男、アキラをいきなり押し倒して行為に及んじゃうという始まりで、
描き下ろしにおいて、アキラの父親が急死して社長を継ぐことになったのだが、仕事がうまくいかず、そんな時に一樹が嫁にやってくるというもの(笑)
展開は現在のものと大差ない様相を見せています。
まだこのシリーズではイチモツ表現などはソフトでありますが、それがだんだんとリアルというか詳細になっていくのですね。
作者さんの変遷を感じることができます。

さて、このシリーズは全4冊なのですがやはりレディコミ。
中盤以降、男性が重要な位置を占めてはきますが、やはり女性の絡みが多いものなので、BLを求める人にはシリーズはあまりオススメいたしません。
大丈夫vという方には・・・

3

ん?レディコミ???

表紙や口絵で期待してたのですが、1冊のほとんどがノーマルです(レディコミ系)。が、が、面白いです! 表紙の2人(兄弟)が主役?なのですが正直どちらも下衆ですよね。でもお兄ちゃんに至っては相手にしたそれぞれをないがしろにしないというか、面倒見てるというか、やってることは下衆なんだけど憎めないです。 後半にBLとしての作品が入ってましたが笑える。 エロいんだけど笑えてしまう。 この絵とのギャップがいいんだろうね。お兄ちゃんの顔好き~っ。 

2

微妙に別の世界

好きな作家さんだけどこの話は好きになれなかった。レディコミ(浮気であって不倫でさえない)だからなのか、悩みのないBL(一夫一夫制じゃないBLって初めて見たかも)だからなのかな?シリーズで話を追うごとに深みが出てくるらしい(これが第一弾。今後本領発揮するのでしょう)が今のところ続けて読む気はしない。
好きな作家さんだけに、なぜ女性相手では(自分としては)だめなのだろうか?を考えるきっかけにはなった。いきなり性的な人間関係が始まることが多いBL世界(だよね?)において、読者がその世界に入っていくためには一定の説得力が必要で、受け手が男性の場合、機能的にそれ(心は×でも身体がOKという例のヤツ)がアリだと(多くの場合)女性読者は思わされるのではないか。受けが女性の場合、普通、突然一方的にSexが始まったら(ソフト強姦に近い)まず女性は楽しめないだろう、非処女であってもね。つまり、相手が女性だとファンタジーが途切れてしまうのだ。なるほど。BLとは何か?を改めて考えるきっかけになった。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP