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お願いだから、逃げないで…
夜シリーズタイトルと内容が
全く覚えられません
この作品は来島と皆見
付き合い3ケ月目の話です
実はいまだ体の関係を持っていない
来島が好きなタイプではないことを自分で自覚している
過去に寝た男につまらないと言われたこと
など、気になることがありすぎて
一歩を踏み出せないでいる
そんなジレジレもかわいいのですが来島が優しい
軽薄そうにみえるのですが
優しい
鍵を受け取れなかった怖さを乗り越え鍵をほしいと言うところで
こちらまで泣きそうになりました
『夜シリーズ』の2冊目になります。と言っても、シリーズのカップルは皆見×来島のみで、あとは、短編になります。どれも可愛いお話ばかりです。
◎皆見×来島
初めて二人で迎えるクリスマス。恋人になっても素直になれない、不器用な皆見が可愛いです。でも、自分は愛されてると分かった皆見の、熱烈な告白に萌えます。すぐ不安になる皆見だけど、それも来島への愛ゆえだというお話です。
短編で好きだったのは『君のことなんて』です。
親の再婚で義兄弟になった誉と広成。初対面の時から広成に好戦的だった誉。でも、それは愛情の裏返しだったのです。だけど広成は、誉が好きなのは兄の雪成だと思っているのです。だんだん誉が可愛くなる広成。誉が広成を好きなのはダダ漏れなのに、広成は全く気付きません。かみ合わない二人にキュンキュンします。可愛い系カップルの二人に萌えます。
このシリーズ、超傑作とまではいかないけどほんわかするし面白いので、定期的に読み返したくなるのですけど、カップルがたくさんあるので、どれがどれだったか? 順番どうだったか毎回わかんなくなるんですよね(自分の記憶力の問題でもありますが)カップルごとにシャッフルして並べ替えたいわーー!と思うことも多々あります(笑)
こちらにはリーマンカップル皆見さんと来島さんのエピソードなどが収録されています。ツンツン素直じゃない皆見さんかわいいな。
表題作のカップルは、以前出た「木曜日の恋人」の中に収録されてた「夜、君の夢を見る」のカップルです。
その時はコトに至ってなかった二人のお初と、その後のお話。
同じ職場のリーマンです。
何においてもスマートで恋人を切らした事のない来島(攻め)に、実はメロメロの皆見(受け)。
だけど、来島の本来の好みがかわいい系と知っていて、かわいげのかけらもない自分では、そのうち捨てられるんじゃないかと今から疑心暗鬼で、なかなか素直になれないのです。
皆見のツンデレ振りは、まあ話が短いのでスパイス的にいい感じですね。
デレの部分も、ホントにデレじゃないのですが、その辺が来島にはツボな様子です。
この表題作と、巻末の書き下ろしと合わせても、ちょっと物足りないな~って気分ですけど、仕方がない。
この本は、どうもアンソロ向けに一話完結で描いたものを寄せ集めたようで、メガネキーワードのものが多いんですよ。
だから、一作を除いて全部にメガネが出てきます。
メガネスキーにはたまらない一冊。
しかし、アンソロのお題、「メガネでスイーツ(甘美なお誘い)」とか、随分難しいよな~と思うんだけど、それでもちゃんと作品出来てるのが二度びっくり。
プロは違うなぁと、変な所で感心したり。
私はこの中だと、表題作と「君のことなんて」「甘美なお誘い」が雰囲気好きですね。
割と年齢層が低めのカワイイ系カップルが多いです。
エロは標準より少なめ。でも私はこの人のエロの時の表情とかちょっとしたしぐさとか、そういうのが好きなんでいいんです。
モロエロじゃなく、エロい雰囲気出せるって凄いなと思います。
清潔な色気って言うんでしょうかね~。
どれもはずれナシの楽しい一冊ですよ。
最近の大好き作家さんの一人、村上左知さん。
この方のリバが大好きなんですけど、リバなしでもいいんですよ。可愛いんです、この男共。
大きい萌えはないですが、小さな萌えがコツコツ溜まって萌えが爆発するわけであります。
ツンデレというか素直になれないタイプが多いですね。可愛い。
どの作品も好きだけど、特に「本日のメニュー」「雨を待ってる」が好きです。
「本日のメニュー」
ネコミミレストラン。ネコミミは言うまでもなく可愛すぎる!!そしてそれ見て悶々とする攻も可愛い…!
なんだかんだでラブラブな二組。中でも五十嵐の「にゃぁ」は反則です。
「雨を待ってる」
高校生の時の振られた相手と再会する話。
ツンデレ椿の可愛いこと!そしてHの間もメガネonなのはポイント高いです!
すれ違いまくってた二人が素直になって結ばれて、ほんと幸せそうでよかったvv
フライングHはしちゃったけど。
『僕の知らない恋の話』よりもこのコミックスのほうが私はでした。
学生ものが多いからなんですよね!!
どうやら私、村上左知作品ではリーマンものより学生もののほうが萌えるようです。
学生服とか、まだ初々しい、青臭~いかんじが大好きですvv
表題作「夜、君の愛を知る」もいいんですけどね。
お互いそれなりに経験があるから勝手にそれぞれ想像して、誤解してるのに言えなくて、それですれ違っていくんですけど。
もっとお互いにぶつかりあってほしいです!大人だからできないのか。臆病になってるからなのか。それがもどかしいんですよ。
この本よんでから『僕の知らない恋の話』を読み直したほうが多分あのカップルたちの話がよくわかると思うので、もう一度この2冊、読みなおしてみようと思います。