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表題作夜を統べるジョーカー

叡和会の若頭補佐・義永
ジャーナリスト・矢田佑一

あらすじ

「抗うなよ、余計に興奮するだろう?」夜の街に蔓延する謎のドラッグを取材中、ヤクザに拉致されてしまったジャーナリストの佑一(ゆういち)。そこに現れたのは危険な色香に、無言で他人を従える迫力を纏った義永(よしなが)。彼は広域指定暴力団・叡和会(えいわかい)の若頭補佐だった!!「命が惜しいなら素人が踏み込むんじゃない」脅しにも怯まない佑一に興味を煽られた義永。思い知らせるように佑一を無理やり犯して…!? 
出版社より

作品情報

作品名
夜を統べるジョーカー
著者
高岡ミズミ 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199004865
3.3

(6)

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萌々

(2)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
20
評価数
6
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

続きはないのかな?

ドラッグを追っている駆け出しフリージャーナリストと、「夜の街を統べている」ヤクザの幹部のお話。

帯のアオリ文句だと、初めて会ったその場で、無理矢理犯して・・・みたいな雰囲気だけど、それとはちょっと違う。
ドラッグの情報を追って、街の様子を探っていた祐一を、義永の子分が自分たちのシマの中で、勝手にドラッグを売ろうとしていると勘違いして事務所の義永の前に連れて行きます。
身体検査のため服を脱ぐように命じられた祐一の、潔い腹をくくった態度に、その場からは、一応それ以上何もされずに帰されます。
しかし、事務所を出たところで、義永の子分に無理矢理何かの薬を飲まされた
祐一、義永の車に乗せられて、思い切りいじり回されて公園に放り出されます。
全体にこんな風で、義永は祐一をはぐらかすようにしつつも、当初から結構甘やかしています。
祐一の方はそれにはあまり気付かぬまま、いろいろなところへ頭をつっこんでいくのですが・・・

このお話、ドラッグに関しては情報だけは明らかになったのに、主犯達は野放しのまま終わります。
祐一と義永の関係も始まったばかり。
一応、この1冊で終わりとしても、この先、続きがありそうな、気になる終わり方です。
続きって、書かれたのかしら?

2

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