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表題作夢の扉

吉永辰也整形外科医
内海尚之,消化器内科医

あらすじ

整形外科医の吉永と、内科医の内海が佐倉総合病院で共に働き始めて一年。
心が通い合った二人は穏やかな日々を過ごしていた。
そんな中、内海の弟、樹が骨腫瘍で佐倉総合病院に入院する事に…。
病への恐怖と、かねてからの想いに、吉永にすがりついてしまう樹。
吉永は樹の腕を振りほどく事が出来なかった。
一方そんな二人を見て苦悩する内海は、外科部長の佐嶋との共同研究を承諾する。
お互いの気持ちが見えなくなってしまった二人は…。

作品情報

作品名
夢の扉
著者
春原いずみ 
イラスト
雁川せゆ 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
ヴァリオノベルズ
シリーズ
逢えるかもしれない
発売日
ISBN
9784756706737
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ライバル?現る?

シリーズ二作目ですが、今回は弟の樹君が入院手術することに。
主要人物が次々と手術する感じなんでしょうか(笑)

内海と吉永とはマンションに行ったりそのまま泊まったりする関係になったわけですが、平穏に関係を気づくことはできずに、揺れ動くわけです。
内海は外科部長の佐嶋と、吉永は理学療法士の樹との関係をお互いに嫉妬してすれ違い、内海の性格から別れを切り出すまでに至るんですよね。
とは言え、お互いに想いはあるのでどこかでちゃんと収まるのだろうと思ってましたが。

が!
あれ!読んでたら、樹は吉永に「髪や瞼にもうキスしてもらうこともなく」ですって?!
え!そんなことしてたの?吉永は。
それはどーなの、恋人の弟だし、情があって慰めたいとかあるんだとしても。
さらに告白されちゃってるし。

なんだかちょっと内海に同情しちゃいました。内海は内海で佐嶋から粉かけられてましたけど、あれはまぁ、許せる範囲。

まぁその拗れがあってちゃんと収まりはするんですけどね。
あ、あとやはり時代を感じたのは喫煙シーンが多いのと、出てきたタバコの銘柄が、バージニアスリムとか、セーラムとか。うーん、今の子には分からんだろなー

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