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表題作緋褥に桜花の散る

兄さんのなじみ客 成司
見習い娼妓 笹生愁里

あらすじ

家事で母を失い多額の借金を背負った笹井愁里は、知人の口利きで吉原の男娼妓楼、白螢楼に身を売る。見習いとして東雲若衆についた愁里はそこで、ただの馴染み客とは思えぬ粋で端正な男、成司と出会う。何かと優しく気にかけてくれる成司を次第に慕うようになる愁里。季節が移り、若衆になるための仕込みが始まった愁里だったが、不安に身が竦みうまく進まない。焦りを募らせる愁里を知り、仕込み役を買って出たのは成司だった。躊躇いながらも身を委ね官能を引き出されるうち、愁里は成司への許されぬ恋心を自覚するが…。
出版社より

作品情報

作品名
緋褥に桜花の散る
著者
浅見茉莉 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778106058
3.3

(9)

(1)

萌々

(1)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
30
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

あまあま~~~

遊郭モノなんで ちょびっとサディスティックな面を期待していたんですが
そういう意味ではぬるいかもー
先がよめたけどせつない場面やハラハラな場面もあったし エロももえたし
夢見る乙女におすすめな作品です
満足ですヽ(・ω・)ノ

2

げろ甘(´Д`;)

ぎぶぎぶ!甘すぎる~っ。
そんな男娼妓楼モノ。

吉原で伝説の花魁だった母を持つ愁里。
火事とともに、母を失い、莫大な借金を抱え
男娼妓楼・白螢楼に身を置くことに・・・
お職をはる東雲兄さんの下で
“禿”ならぬ“前髪”として働きはじめる愁里は
東雲のなじみ客 成司さんに想いを寄せてしまう。

と、いうお話。

とにかく定番、定番の運びの上に
新人いじめもないし、娼妓同士のねたみや嫉妬もないです。
なんて清らかな白螢楼!!!

妓楼モノの妖艶さもないし
どこまでも少女マンガ的なノリで
お綺麗なまま終わってしまったーっ!!!

受けをかわいがりすぎですっ。
もう少し痛い目みてもよくない?
あまりに苦労もなくシンデレラストーリー。
ただただ甘いです・・・
いつ東雲兄さんの裏の顔とかでてくるんだろう?とか
ワクテカして待ってたのに、みんないい人すぎるーっ

うーん、妓楼モノの入門編としてはいいかも。

1

ストレスなく萌えられる遊郭モノ

見事なまでの王道シナリオ&ラストでしたが
スタートが不幸な事がほとんどの遊郭話だからこそ
こうでなくてはね!とも思いましたw

実は、遊郭モノは
CDではいくつか聴いたことがあったんですが
小説はこの作品が初でした。
妖艶な世界のお話なので
声優さんの声が付くことによって、さらにその艶やかさが増すのでは?
と思っていたけど
いやいや、文章でもその雰囲気や匂いなんかは充分堪能できました。

天涯孤独になって男娼妓楼・白瑩楼で働く事になった愁里(受)と
白瑩楼のお職・東雲のところに良く現れる成司(攻)。
その成司が、愁里の仕込み(男娼になる準備)役をする事になって
だんだん成司に惹かれて行く愁里。
ここまででも見事に王道なんですが
さらに、愁里の水揚げの相手である伯爵が
たった一度愁里を抱いただけなのに
愁里を身請けする準備を始めている、と聞き
成司への思いを抱えたまま身請けされる事に戸惑う、とか
もう、これ以上ないほどの定石シナリオ!

しかも、その伯爵の正体も判り易すぎる伏線でバレバレだし
愁里が慕っているお職・東雲もいい人過ぎるし
もっと波乱万丈なお話を求める人にはぬる過ぎかもしれませんが
期待通りのエンディングも、それはそれで萌えますw

しいて言えば
東雲がちょっとかわいそうかな~。。。
この作品のスピンオフがあるのかないのか知らないんですが
是非東雲も幸せにしてやって欲しいですね。

1

遊郭 あんしんパック

みずかね先生loveで 昔の作品も遡及中~
皆さまおっしゃっておられる通り
遊郭もの 王道 イタイところあんまりなし 甘々萌え萌えストーリ です。
みずかね先生の絵、ぴったんこ です(ちょっと前の唇厚めなタイプの絵ですが)

愁里はちょっとショタに見えなくもないが
輪廻の花のカインちゃん風。
輪廻の花では ちょっと不足気味だったテロテロ顔が
当作品では拝めちゃう。うふ。

イタイところなく、攻めさんに愛されて
幸せになってね!
よかったよかった でほんとに終わっちゃいます。
物足りねーと吠えるお姉さまも数多くいらっしゃることでしょうが
この作品は、こういうもの と受け止めてます(笑)
だって表紙からして、甘い以外の要素がまったく感じられないんだもん・・・

ひねり一切なしのため 萌どまりで。

0

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