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表題作恋語り乱世篇 上

染井 千景(領主子息の側付)
仙条 多紀(領主の息子・七男)

同時収録作品恋語り乱世篇 上

藤間 上総(敵国領主)
仙条 多紀(領主の七男・人質)

同時収録作品恋語り乱世篇 上

染井 千景(領主子息の側付)
瑞(上総の家臣)

同時収録作品いさみ

あらすじ

央岐(おうぎ)の国が領主、仙条家の末弟・多紀(たき)は長年想いを寄せる相手――側仕えの千影(ちかげ)とともに人質同然に隣国・西賀(さいが)へと赴き、そこで西賀の領主・藤間上総(とうまかずさ)に乱暴に身体を奪われる。千影は自分が身代わりになって多紀を守ろうとするが…!? 愛と絆、プライドに揺れる男たちの愛のゆくえは? 戦国ロマンスファンタジー!
出版社より

作品情報

作品名
恋語り乱世篇 上
著者
神崎貴至 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
アクションコミックスBLシリーズ
発売日
ISBN
9784575835212
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

前半戦

エロエロ表記は有るものの、好きあってる二人の結合は御座いませんので悪しからず(・_・)エッ....?

時代は戦国
側近である、千景に今日も猛アピール
「抱けよこのやろぅ!!」
そんな最中、多紀は隣国の捕虜になるべくしてしまう。
側近の千景を連れて隣国へ行った多紀は、領主である藤間上総に乱暴に抱かれ……!?

好きな相手がふすま越しに待機してて
自分は相手の領主の相手をする。
お互い思い合う気持ちは有るものの、千景には側近として…主と…という葛藤ももちろんあるわけで
多紀にしても
他の相手に抱かれる声を、千景だけには聞かせたくないと、どんな痛みや快楽を受けてもうめき一つあげないという健気っぷりo(_ _*)o
おねぇさんちょいと切なくなりました。
後半
千景が取引があったとは言え他の人間と性交をもったこと
藤間がやたらに優しい愛撫をしたことで、初めて多紀が声を上げたシーン。
好きです(^~^)

うまくくっ付いてくれればいいなと思いつつ

4

かなり切ない

神崎さんの時代モノで1冊丸ごと纏められています(同時収録の短編も時代モノです)。
あとがきによると「なんとなく戦国時代っぽいものとなんとなくファンタジーっぽいものと攻に「抱けよコノヤロー」と迫る受が描きたくて混ぜたらできた作品だそうです。
H度は高いのですが今まで読んだ神崎さんの作品の中でも切なさは一番高いと感じた作品でした。
主人公の多紀は領主の七男で幼少から付き人として仕えている千景に想いを寄せているのですが、千景は臣下としての立場を保ち、未だに多紀は想いを果たすことが出来ていません。
そんな中、多紀が隣国・西賀に人質として送られることになったのですが…。

領主や領主の息子といった力をもった人達が主人公、しかも西賀の領主の藤間が傲慢で色事も派手ときているので、側仕えの者達も含めたらかなり入り乱れた絡みがあります。
想いを寄せ合っている者達がなかなか結ばれなかったり、複数の絡みは神崎さんの作品では結構あるかと思うのですが、今回は多紀や千景に国の運命がかかっていて、主人公達が本心を隠して耐え忍ばなければならないという状況が切なさを増していたと思います。
藤間に使える美しい瑞も切ない想いをしているみたいだし、想い合っている者同士結ばれたらいいのにと思いました。

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