しもべと犬

shimobe to inu

しもべと犬
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神10
  • 萌×27
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
10
得点
103
評価数
27件
平均
3.9 / 5
神率
37%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784344814080

あらすじ

刑事・智重とコンビを組むことになった犬・信乃。無茶な行動をものともしない信乃に惹かれていく智重だったが…。
出版社より

表題作しもべと犬

奥村智重/警視庁非公式部署の特殊犯捜査第五係所属
石凪信乃/人の細胞から作られた「犬」という生命体

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数10

愛されないと生きていけない生き物

特殊捜査専門部署の刑事同士です。
心を閉ざした訳あり×愛されたがりの人造人間

大切なものを失くすことになった理不尽さと怒りで心を閉ざしたままどこへも行けない刑事の智重。
自分への罰のように失くしてしまった代わりを見つけたくないと死に場所を探しているような日々を送っているようです。

人命尊重と捜査能力向上のために投入された警察の備品である人造人間の信乃が、無視され続けて悲しんだり愛を求めたりどうしていいかわからずにぐるぐる悩むところが人間らしくてかわいそうだった。
感情をなくせばそんなことで悩むとなく事務的に任務を遂行することだけ考えられるのに、感情がないと出来ない仕事があるからあえて加えられている仕様らしいけれどすごく残酷です。
人の都合で苦しめるだけにある思いに振り回されるなんて。

中途半端にたまにやさしくするから始末が悪いと思うのです。
冷淡で邪魔者扱いされてるし嫌われるだろうに、時たま思いやりがあるみたいな態度や優しさを感じさせる仕草をされるとつい「少しは好きになってくれるかも」なんて期待しちゃうじゃないですか。罪深いですよ。

智重を守るために受続きけた傷を喜び、守りきれずに智重が傷つくことに悲しみ怒る信乃は主人を慕う犬そのもの。
信乃を庇って智重が傷ついたときに「高額な備品だから庇った」と言われ凹んでしまうんです。
愛されていないのはわかっていたけれど役に立てず必要とされてもいないという事実を突きつけられショックを受け、感情などなければと考えた信乃が哀れでした。
犬なんだけど、寂しいと死んじゃうウサギみたいで、もう智重の代わりにかまい倒したくなりました。

智重が事件のたびに信乃が傷つくんじゃないかとオロオロしたり、体を差し出させる命令が出たらどうしようと憂い、危険な任務では率先して同行しいつもそばで守りたいと悩んでいる本音が見えるところがかわいかったです。

最後にやっと心の整理ができて信乃とも向き合えた途端にこれまで我慢してきた分濃縮して甘やかします。
信乃が困惑するほどに。

信乃が「キスで叱られる」ことをすごくうれしがっているのがよくわかります。
なんかすごく素敵です。
私もキスで叱られてみたいですよ。

あとがきを読んだらこの話の続編のストーリーがあるようなので読んでみたいです。

1

つらさを乗り越えよう

読み始めてしばらくは、衰弱していく信乃のことがどうにも不憫で、結構読むのがつらかったです。この2人は(特に信乃は)幸せになれるのか…? と思いながら読んでいました。 
読むのが辛いながらも、信乃の一途な愛がいじらしくて、前半のおかげで信乃のことが大好きになりました。
智重にはかなり根深いトラウマがあって、信乃を苦しませている智重の態度は智重が信乃を愛しているからこそ…というのを信乃が理解したとき、それはそれは嬉しかったです。やっと信乃が幸せになれるなあと思ったので。
一度目はとりあえず、はやく信乃に幸せになってもらいたくて(あまりにも長く信乃が苦しんでるので辛くて)急いで読んだのですが、二度目は作品の背景を大事に、ゆっくり読みました。 設定も緻密に作りこまれていて、もっとこのキャラクターたちのお話が読みたいと思わせてくれる作品でした。
わたしはこの小説を竹美家ららさんが挿絵をしている、という理由で購入したのですが、やっぱり竹美家ららさんが好きだなあと改めて認識しました。表情がいいです。途中の突撃するときの二人のシーンとか、ラストの信乃の幸せそうな表情とか… とにかく最高でした。続き
絵師買いとはいえ玄上八絹さんの作品も大変好みだということが判明したのでとりあえず犬シリーズから揃えていきたいと思います。

0

愛情のすれ違い

すれ違いのある意味王道とも言える組み合わせ。
ご主人さまと犬と呼べるような関係ですが、設定はもっと複雑です。

「犬」と呼ばれる人工の生き物である信乃と、非公式に存在する警察部署に所属する刑事・智重。
信乃の忠誠心はまさしく犬と呼べるもので、智重のためなら死もいといません。
それ以上に読んでいて悲しいのは、信乃が自分を「替えがきく」生き物として最下層だと思っている事。

けれど感情がないわけでなく、「愛して欲しい」と願っていて、愛してくれないなら廃棄されたいとまで思いつめます。
信乃のこの激情は強すぎて、「忠誠心を植えつけられているから」では説明できない感じです。

この卑屈すぎる受けと、冷たく突き放す主従関係。
智重には愛情を外に出せない理由があり、もどかしくてせつなくてそして(傍から見れば)ある意味ではすごく分かり易い2人です。
こういう一方が恵まれていないと思える関係は、受け側の視点に偏ると可哀想に思えますが(そういうのも好きですが)これは途中で智重の視点が入るので信乃を可哀想に思いながらも萌えてしまう。。

組み合わせがすごくすごく好みですが、カップ続きリングが好きだったために、かえってストーリー自体が私にはちょっとごちゃごちゃしてて読み辛く感じました;
お仕事もの、それも刑事ものは大好きなんですが、読み辛く感じたのは多分リアルな刑事よりでなく少年漫画のようなフィクションよりだからでしょうか。
犬という設定とか、変わり者の仲間や極秘任務や隠された存在の部署…。
文章もちょっととっつきにくく、難しく感じてしまいました。

しかし、なんか物足りないなぁと思っていたらあとがきを読んで判明。
この2人、会話をあんまりしてないんですね。
ずっと一緒にいるのに、会話があんまりないって珍しいかもしれません。

次回があればもっと会話する予定…だそうですが、他のシリーズも試してみたくなりました。

2

愛が栄養

久々に号泣してしまいました・・・かなり恥ずかしい。それも泣きのスイッチが入ったのがかなり変則的で、おさらいのつもりで2度目に読んだ時だったので自分でもびっくりしました。多分1度目は、とにかく結末が知りたくて先へ先へと急いだので、登場人物それぞれのの微細な心の動きを掬い上げてシンクロするまでに至らなかったのでしょう。独特の文体の癖になじむまで多少もたついたというのもありますが。

 主人公は警視庁でおおっぴらにできない要人がらみのスキャンダルを主に処理する特殊班の刑事、奥村智重(攻め)と、彼の「犬」である石凪信乃(受け)。信乃はヒトの姿をしてはいるがヒトではなく、ヒトの細胞に犬の特性を加えて造られた人造人間。ヒトが行うには都合の悪い危険な、あるいは違法な任務に就かせるべく生みだされた「警察犬」というとても値の張る「備品」なのだ。

 飼い主に絶対服従なのは犬の特性としてそういうふうに造られているから。でもこのわんこは、ただ餌を与え、体調の管理をしてやればそのすぐれた能力を遺憾なく発揮できるというものでもない。「愛して、愛されるように作ったんだ」ー信乃の生みの親であり主治医の一水続きは繰り返し彼と、その冷淡な飼い主に言い聞かせる。飼い主の愛情こそが最高の栄養であり、それなしには永らえることのできない存在なのだと。

 でも信乃が唯一心から求めるそれを、どうしても智重は与えてやれない。両親、妹、そして先輩の遥…彼が大切に想っていた人は皆、彼がその想いを形に表した途端にことごとく喪われてしまった。どんなに愛しくても、伝えたら最後。放っておけば勝手に湧き起こる想いを無理にも押し殺し、慕い寄る信乃をわざと突き放しながら、手放すこともできない。立ち枯れてゆく花のように、静かに、でも確実に弱ってゆく信乃。

 彼らの属する特殊班に持ち込まれるある種壮大な、でも真相が明らかになってしまえばあまりにチンケで馬鹿馬鹿しい騒動の数々。なのに任務の危険度だけはハンパなく、あるじもわんこも常に傷まみれ。そしてついに恐れていた事態が・・・

 智重をかばって致命的なけがを負う信乃。「目が見えてない。呼んでやってくれ」一水の必死の叫びに、呪いを恐れて声が出せない智重。瀕死の信乃が諦めたように笑う。ココ、一番の泣きどころでした。

 元をたどれば、ヒトの盾となるべく生みだされた単なる「高価な備品」の彼ら。ある意味愛や情といったものとは最も懸け離れた存在であるはずの存在を「愛し、愛されるように」造ってしまった造物主一水の深情けがアダになったようにも思えました。でも、思いつめる信乃に「感情を削いでやろうか」と一水が提案したとき、彼の答えはきっぱり「ノー」。あるじへの想いだけで生きている自分がそれを砕かれれば、それはもう死んだも同然だからと。けなげなわんこに報われる日は来るのか・・・ぜひ本編でお確かめください。途中の読みづらさにくじけなければ、感動のラストに辿り着くこと請けあいます。


 



 

 

 

1

お勧め頂いてありがとうございます!

答姐でお勧め頂いた作家さんです。
玄上さん、初読みでした。
こちらの作品は、とにかくわたしは昔っから竹美家ららさんが大好きなもので選びました。
ああ、ところどころにけっこうな枚数出てくるイラスト、素敵でしたー(喜


攻めは警視庁特殊班五係という非公式組織の刑事、智重。
ある事件で大怪我を負い、五係へ移動させられました。

受けの信乃は『犬』と呼ばれる、人間の細胞から作られた人型の人口生命体。
警視庁の特殊班に属し、智重の『犬』。


過去に愛する人たちを亡くしてきた智重は、大切なものを作ることに怯えブレーキをかけています。
信乃の方は、道具として生きて死ぬものと作られたこともあり、それを無条件で受けれています。
ただ、智重に愛し、そして愛されたいと思っていて、この辺りはひじょうに切ないのです。
犬の心理らしいですが、ちなみにうちの子にはない模様…食べ物がない限り(涙

視点は受け攻めが入れ替わります。(信乃を作った研究者視点も)
ふたりとも寡黙なので、こういう手法がぴったりですね。
じゃないと気持ちがこちらへ伝わってきませんから(苦笑
この書続きかれ方のおかげで、けっこう序盤から智重の気持ちは読み手には知れています。
ですからわかっていないのは信乃だけなのですよね。
その原因は智重が過去に囚われているからなわけですが、『もうさー、はやいとこ認めちゃえば良かったじゃんよー!』とも思わされました。
個人的には智重のトラウマは、先輩のことだけでも良かったような。
家族のことはなんだか最後にとってつけたような説明に感じられ、だったらあえてなくても…と思っちゃったんですよね。

五係に関する人間はけっこういるんですが、あまり細かい説明がないのでわかりにくいんですよ。
こちらはシリーズものだということですが、これ一冊しか読む気がない人には不親切ですね。
こういう人物たちの細かい描写説明がないということと、攻め受け含めた登場人物たちの動きなどがあまり描写されていないので、今どうなってるの?と考えてしまうことも多々あり…
そのため、頭で思い浮かべながら読むことが出来ず、何度もページを行きつ戻りつ。
その辺りが、この作者さんが癖があると言われる所以かなあと思いました。

犬飼いのわたしは、基本犬関係の映画やドキュメンタリーや本は見ないのです。
悲しくなるのが嫌なので(苦笑
なものですから、こちらの作品を読むと決めるまでかなり葛藤したんですよね。
そんななら読まなきゃいいじゃんと言われそうですが、お勧め頂いたということはやはりこの作品にはなにか人を惹きつける魅力があるのだな!と思った次第でして。
でも、先にラストを確認して死んだりしないか見ちゃいましたけどね(苦笑
じわーっとくる信乃の健気さは絶品でした。
シリーズをもう、注文済みです!

3

大好きなシリーズ。

玄上さんは、こちらをはじめとする特殊設定シリーズ(通称『わんこ』シリーズ)に限れば、それはもう大好きな作家さんです。

ただ、こちら単体ですごく好みとまでは行きません。
それでも、好きは好きだし、面白いとは思ってます。←正直なところ、同じ世界観のシリーズの中では(《きつね》の)『千流の願い』と(公安サイドの)『ゴールデンビッチ』『ゴールデンハニー』のほうがずっと好みです(以上3作は『神』級に好き)。

う~ん、どうも智重(攻)のキャラクターがあまり好みじゃないんですよね。キライとまでは言いませんが。
信乃(受)は好きなんです。もともと『健気受』は大好きなので。

基本設定は、大仰な割には・・・まあハッキリ言ってこのオチか、とちょっと肩透かしではあります。

たぶん、玄上さんでいちばん読み手を選ぶのは、設定の特殊さ以上に独特の文体だと思うんですが、私はそれほど気にならないんですよ。

いえ、気にはなるんです。なるんですが、それで読むのをやめることはないんですよね。『読みにくいな~』と言いつつも(内容は好きだし面白いと思うから)構わず繰り返し読んでる。そのうち、続きすっかり慣れてしまいました。

それでも、なんだかんだ言ってもやっぱり好きなんです。そして、同人誌もかなり出てますが、そちらもまた好きですね。

イラストですが・・・竹美屋さんの絵柄そのものは綺麗で素敵だとは思いますが、申し訳ありませんが挿絵としてはかなり苦手です。

5

大切な人を殺すかも知れないジレンマ。そして。

初読の弦上作品です。

大切だからこそ離れたい心、恋しさを受け止めて貰えないもどかしさを、これでもかと喰らわせて頂きました。
言葉や動きの1つずつ、周りの登場人物も事件も手を抜かず。
主従で・刑事もので・すれ違いでの、自分の好き要素が、人×クローン(犬)というSFチックの自分不得手シチュを隠して、全く気にならなかった。
と、言うか、だからこそ話を膨らませたんだろう。
事件が最後尻つぼみかな?それでも面白かったです。

ところで、玄上作品はこういう風な文章なんですか?
どうも、文末が接続詞というのは、スッキリさせて貰えないもんですね。
前の文章と次の文章の繋がりが素直じゃないから、テンポの乱れが、もどかしいったらありゃしない。
同じ文を何度も読み返さなければならなくて、疲れます。
ある意味、作者のサドっ気を感じてました。でも。←真似っこ
他にも出会った読み難い作家さんのおかげか、こういう個性を許して理解りたいと思うのは、恋愛と同じかな、きっと。なので←真似っこ
このシリーズを続けて読みたいと思ったんでしょうね^^
あ、絶対に読みますよ!(でも、何冊か後に;)続き

ホンワカな竹美家さんのイラスト、自分ももっとアクの強い作画家さんの方が合っているのでは?と思いました。
小説の方が気になってしまい、イラストは後で纏めて見たという経緯です。
イラストはとてもキレイでした。

4

ワンコは切ない

「愛されたい」
「愛しているから、愛せない」
お互いに深く愛し合っているのに、お互いを大事に思うあまり、求めることができなくて、すれ違ってしまう。
そんな、切ない、すれ違いラブ。

この「切ない、すれ違いラブ」を盛り上げるのが

犬として人の形に作られた生命体、人の血肉も、人の感情も持っているのに、人であって人間ではない信乃。
過去にある事件に関わってしまったがために、警視庁内の裏組織である非公式部署・特殊犯捜査第五係で特殊任務に就いている智重。
信乃は、智重の犬として、盾になるように、智重に貸与された警視庁の高価な備品。
智重の過去には、愛故のトラウマがいろいろっていう、ドラマチックな設定と、
特殊犯捜査第五係の扱う事件が、いろいろ盛大な大騒動のあげく終局的には単なる痴話げんかの後始末っていう、竜頭蛇尾な、大刑事アクションドラマ。

血みどろな純愛。

BL小説としては、私的には違和感ありまくりだったけど、ハラハラも、ホロリもありでなかなかおもしろかった。

でも、これは、小説よりはマンガで読みたいようなタイプの話だったな。
絵は、マンガで読むなら続き、稲荷家さんみたいなもうちょっとマッチョなタイプで。

4

切なさ一本勝ち

信乃は人間の細胞から作られた「犬」だ。
犬の仕事は危険な現場で人の代わりに働くこと。
警視庁に備品として存在する信乃とコンビを組むのは無愛想な刑事、智重。
ただひたすらに「主人」である智重を慕う信乃に、智重の態度はいつも冷たい。
身体をつなげてもつながらない心に信乃は……

玄上さんの話は毎回ピンポイントにツボをついてきてくれるんだ。
人外とか人外とか健気受とか。
だけど、どうも文章に慣れるまでに時間がかかります。
具体的に何って言いにくいんだけど、今ひとつ入り込みにくい。

過去に疵を持つせいで目の前の存在に優しくできない不器用な攻と、ただただ彼を慕う受と。
もともと「主人」を慕うように造られている犬とか、主人との関係が上手くいかないと不安定になるとかそういうのがいちいちツボなんだけどなあ。

攻の心情と事件や流れや、全体的に今ひとつ唐突な感じがするのですが、受の健気さとシチュエーションの切なさに押し切られた気がします。

6

大切な存在だから突き放さなければいけないなんて…(涙)

智重(警視庁非公式部署の特殊犯捜査第五係所属)×信乃(人の細胞から作られた「犬」と呼ばれる生命体)

警視庁の非公式部署“特殊犯捜査第五係”に所属するメンバーは、過去に何かしらトラブルを起こし他の部署から追い出されたいわくつきの人間達の寄せ集めで、主人公の一人・智重も過去の大きな事件の生き残りでトラウマを抱えているというキャラです。そしてもう一人の主人公は信乃という名前の「犬」(人造人間のようなもの)で、智重が管理を任され常に行動を共にしています。

智重と信乃の関係は友好的とは言えず、智重が常に線を引いて突き放しているという状態です(でも体の関係はある)。ほぼ信乃視点で語られていくのですが、智重の態度の理由が分からないために自信が持てず委縮してしまい、常にネガティブな感じの信乃が気の毒に思えて仕方なかったです。でも智重が過去の経験から、大事な人に自分の気持ちを知られてはいけないという強迫観念みたいなものを持っていて、そのせいで信乃に厳しく当たっていたということが分かります(切な~い!!)。終盤で犯人確保の際信乃は瀕死の重傷を負ってしまい、それを見た智重はようやく自分の気持ちに続き素直になり……という、ラストになってようやく訪れた甘い展開に一安心という感じでホッとしました。

智重と信乃の切ない関係がどう成就されるのかも読み応えがありましたが、五係が事件を解決していくという展開もなかなか面白くて良かったです。ただしちょっと読みにくい文章(まどろっこしい書き方というか、すんなり頭に入ってこない感じ)だったのがちょっと残念でした。特に内容が良かっただけにストーリーにのめり込みそうだと思ったところで、いちいち文章にひっかかり「ん!?」と止まってしまうのがまどろっこしかったです。

5

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