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表題作罪な回想

高梨良平/警視 関西弁 愛妻(ゴロちゃん)家
田宮吾郎/会社員 ヨメさん 事件に巻き込まれる体質

その他の収録作品

  • 納刑事の入院日記
  • 罪な郷愁
  • スーパーポジティブ
  • コミック・陸裕千景子
  • あとがき

あらすじ

田宮五郎が警視庁のエリート警視・高梨良平と
付き合うきっかけとなった親友・里美の事件から半年以上経つ。
田宮のことを「ヨメさん」と惚気る高梨を暖かく受け入れる部下達に
戸惑いながらも差し入れを持っていく田宮。
ある日、高梨は同僚の「新宿サメ」こと納に田宮を紹介する。
高梨の「理想の嫁」が男と知り驚く納だったが…!?

作品情報

作品名
罪な回想
著者
愁堂れな 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
罪なくちづけ
発売日
ISBN
9784344814066
3.4

(9)

(1)

萌々

(3)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
30
評価数
9
平均
3.4 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数3

良平の嫉妬が神

回想、だけあって構成がモノローグだったり、昔の別角度からの話だったりします。
昔の商業前のお話を集めているとのこと。

初々しいごろちゃんにも萌えますが、良平がみんなに優しいごろちゃんに無体なことをはたらきます。本当に何すんねん!的な良平ですが、どうしようもなかったんでしょうね。
サメちゃんや、小池が意図しないうちに、いつの間にか“そういう視線“で見てしまうごろちゃん。。。良平は気が気じゃ無いんでしょうね。
だからといって強姦紛いに抱いてしまった良平は罪悪感でいっぱいに。なのにごろちゃんは良平を許しています。愛だ…。一つ間違ったらDVなんですけど、そうじゃ無い絆があるように読めるからイイんでしょうね。

最後は挫折を知らない男、トミーのごろちゃんに対する最初の印象から始まる富岡サイドのお話。
あーーー、そういう背景でこうなったのね、って言う。いい奴なんだよな、もう少し控えめだったら(笑)

0

罪なくちづけ番外編

罪シリーズ第8弾です。
・・・・が、ほとんど個人サイトへ掲載されていたものの文庫化です。
いままでシリーズを読んでいて「???」と思っていたことがサイトを見てない読者にやっとわかります。
本当ルチルさん文庫化してくれてありがとう!
・・・・でもさ、でもさ、どうせ文庫化するなら罪なくちづけの新装版のすぐ後に出して「罪なくちづけ番外編」とでもしてシリーズナンバリングを変えてくれればよかったのに・・・。これ読むまで本当あたまはてなだったんだよ・・・・(ぶちぶち)
今回の収録作は、
<時系列>
・「罪なくちづけ」(シリーズ第1弾)
→・「罪な回想」コンビニ発砲殺害事件(2002年4月サイト掲載)
→・「納刑事の入院日記」(2002年4月サイト掲載)
→・「罪な郷愁」(2002年5月サイト掲載)大阪府警の小池君
→・「スーパーポジティブ」(書き下ろし)富岡
・「罪な執着」(シリーズ第10弾)痴漢事件(2002年8月サイト掲載)
・「友愛」(罪な執着に掲載)良平の友人妻殺害事件
・「愛惜」(罪な告白(シリーズ第6弾)に掲載)良平の家族
・「罪な約束」(シリーズ第2弾)静岡湯けむり殺人事件

この時系列の→部分4作です。
なんで罪なくちづけの最後の現場に居合わせなかったサメちゃんがごろちゃんにドキドキしちゃうのか、なんで大阪の展示会で小池君がごろちゃんと仲良しなのか、なんでトミーが昔の事件を知らず、湯けむり殺人事件(笑)で恋を自覚するまでに至ったのか、それがわかります。

シリーズ第1弾で殺人事件の容疑者となり、犯行の引き金になり、強姦され、刺されて会社を長期休暇したりもしたごろちゃんが、どうやって無事社会復帰し、まわりがどんなふうにひととなりに惚れ、愛されごろちゃんとなっているか。それがわかるお話でした。

3

ゴロちゃんは罪作り

罪シリーズの、番外的な「お楽しみ本」。

ゴロちゃんも、いつもいつも殺人事件に巻き込まれてばかりいられない。

そばにいる男を次々虜にしてしまう、「魔性の天然受け」ゴロちゃん
そんなゴロちゃんに、彼らがどういうきっかけで、恋に落ちちゃったのかという小話集。

どうやら、ゴロちゃんの場合、「エロ系フェロモン」ってより、「癒し系母なるオーラ」で、甘えたがりの男どもを虜にしちゃうらしい。

0

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