お体に教えて差し上げます。大人しく、わたしに委ねて下さい

  • 紙書籍【PR】

表題作彼は溺愛にとろける

如月一刀,執事
芳村結希,高校3年生,大富豪の跡取り

あらすじ

ルビー文庫初登場★桂生青依が贈る
イジワル執事×負けず嫌いな高校生のお仕置きラブ!

平凡な高校生活を送っていた結希はある日、如月と名乗る男から大富豪の跡取りだと知らされる。突然のことに戸惑うと同時に強引な如月の態度に結希は反抗した途端、無理やりキスをされてしまい――。
出版社より

作品情報

作品名
彼は溺愛にとろける
著者
桂生青依 
イラスト
上田規代 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044543013
1.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
4
評価数
4
平均
1.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

執事攻めです。

ある日突然、大企業の跡取りとして、豪邸へ連れ去られ、
母とも引き離されてしまった高校3年生、結希のお話です。

細かいことを気にしなければ、十分楽しめる作品だったと思います。
※細かいところにツッコミをいれ始めたらキリが無いとも言えるかも^^;
主人公の結希が、明るく元気な頑張り屋さんって感じで可愛い。
ただ嘆くだけとか、流されるだけのキャラではなく、
自分で努力しようとする前向きさと強さを持っているところも好印象。

それにしても、驚きだったのは、攻め様・執事の如月さん。
ご主人様を黙らせるためにキスしてみたり、
お姫様だっこに、性欲処理までっ!
明らかにソレ、執事のお仕事じゃ無いですから…!
職権乱用!職権乱用!
しまいには「自分で自分を抑えられなくなりそうなので解雇してください。」って
び、びっくりした…。
今まで、抑えてたつもりとはどういう了見なんだ、この人!?

とにかく、話の進め方が、強引かなぁ…という印象を受けました。
ストーリー先行、設定後付け、といった感じですね。
まぁでも、あれこれツッコミたい方には、うってつけの作品かもしれないです^^;

1

年の差ラブ 強引執事

結希(受け)が御曹司だと判明し、鷹倉家に無理やり連れていかれて
跡取りとしての教育を受けるという話です。

まず、母親と引き離されますが、母親はあっさりと結希を引き渡します。
執事は跡取りとしての教育を強引にさせます。
祖父は跡取りに一方的に決めます。

結希の意思は一切無視して、一方的に決めます。
当然納得できないですが、いつの間にか流されています。

執事(攻め)は結希にキスしたり、性欲処理しますがどうしてそこのシーンで必要だったのかわかりません。
他の人としてるのを見て「代わりに私が…」とかなら納得できるのですが、
欲求不満そうにしていたわけでもないのにキスと性欲処理を持ってくる意味がないような気がします。

最終的に、跡取りとしての教育を受けること、母親に会えないことにも納得するのですが
葛藤が全然なくあっさりしていました。
結局執事に流されて丸めこまれただけかと。

0

大人の身勝手さが気になって…

強引な攻めは嫌いじゃありません、むしろ好きです。
しかし…今回は…(´Д`)
如月を含めた結希の周りの大人たちの身勝手さに辟易しました。
あんまりに結希の人格など無視しすぎヽ(`Д´)ノ

母と引き離し、居場所も教えない。
勝手に休学。
屋敷に閉じ込め、他者との会話(主に使用人)も制限する。
…その他諸々。

本人の意思を思いっきり無視して「跡取りの結希さま」を作り上げようとするのは身勝手すぎる。
それ以外は認めない意志を前面に押し出しまくってるし。
せめてちゃんと説明がされたらまだ納得したかもしれないんだけど…自分の要求しか言わないわー説明しないわー…なんなの?
母親との別れもあっさり…。
母よ、もう少し葛藤とか諦めとかないの?
息子を半ば無理やり連れて行かれたのに…。

オマケに自身を結希から遠ざけようとした如月の理由が…「主人の範疇を越えて愛してしまったから」
…執事の範疇越えた言動しまくっておきながら今更ですかっ( ̄□ ̄;)!!
あんた職権乱用しまくってたでしょうがっ!!!
…あれで抑えていたならば…自重しなければ更に凄まじい状態になっていたのか…(汗)


めげずに頑張る結希は好きです。
ただ話が強引過ぎて…。。。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP