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表題作月光のイドラ

秋枝公彦 :高校生。帰国子女。雅より一歳年長。
執行雅 :高校生。公彦の同級生。

あらすじ

アラベスクとジャパネスク大正浪漫とボンデージ。
友愛、征服、そしてサディズムとマゾヒズム。
相反する混沌が妖しく融けあい、少年たちの官能はやがて静かに薫りたつ。
SFの異才が狂気とエロス渦巻く仮想空間にメタファーな眩惑を企む禁断の耽美冒険浪漫。

作品情報

作品名
月光のイドラ
著者
野阿梓 
イラスト
小島文美 
媒体
小説
出版社
中央公論社
発売日
ISBN
9784120021893
5

(1)

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萌々

(0)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

美が至上となる迄に

衆道志向の下集った私塾で縁を持った公彦と雅。
二人の関係は密やかな敬愛も絡んで中々に濃厚な
ものとして描かれて居ます。
その縁で結ばれた二人の活劇譚、と言う一面も
愉しめるでしょう。

元々SFの手練れであった野阿梓氏が試みた『やおい』です。
続刊である『緑色研究』上・下もかなり良い歯応えです。

2

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