正しい恋の悩み方

tsdashii koi no nayamikata

正しい恋の悩み方
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×24
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
67
評価数
19件
平均
3.6 / 5
神率
26.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521973

あらすじ

高校からの腐れ縁の友人・尾崎に寝込みにキスされたカズイ。その日から徹底的に避けられ、キレたカズイが尾崎を問い詰めると、ずっと好きだったと告げられる。昔からお互い遠慮なんてしたことはない。なのに諦め顔で自分を避ける尾崎が気に入らず、力ずくで友人に戻ろうとするカズイだが……? 自称"竹を割ったような性格"のカズイと夢見がちで一途な尾崎の恋愛狂詩曲! 犬も食わなさ満点のオール書き下ろし!
出版社より

表題作正しい恋の悩み方

夢見がちな外資系商社勤務の会社員・尾崎敦彦
竹を割ったような性格のプログラマー・淡野万以

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数10

「長年の夢だから」

1冊丸ごと表題作です。
友人から恋人への物語としては、比較的王道です。
尾崎(攻め)はカズイ(受け)を6年間思い続けています。だけど、友人としてでも傍にいたいから女の子と付き合ったり努力します。けれど、あるとき想いがあふれてキスをしてしまい、バレてしまいます…。

しかし、好かれるカズイのキャラが一癖あります。尾崎を拳で殴って友人にもどれと命令するような暴君です。一度寝れば尾崎もスッキリするかもと言うような無神経ぶりです。自分に気がある後輩とホテルに行ったのに、気がうせたと止めます。尾崎が別れる決意ができた途端、好きだと気がついて告白をします。ひどすぎる…。

コミカルテイストですし、カズイの目線でストーリーが進んでいくのでマシですが、尾崎目線だったら振り回されて酷いにも程がある相手です。

ただ、尾崎にフラれた後のカズイは可愛かったです。
そしてそんな男なのに受け。尾崎に「長年の夢だから」で押し切られたのには笑いました。

そして、友人同士では既に公然の仲であった二人をなんとかしようと、友人達が相談を受ける度にあれこれ助言をするのが、男同士の友情を感じて楽しかっ続きたです。何か主体的に画策するわけじゃなく、あくまで脇の立ち位置というのが良かったです。両思いになった場面のイラストは微笑ましかったです。

社会人カップル、男同士の友情、暴君な受け、男前なのにちょっと変態っぽい攻めがお好きな方にお勧めです。

1

本当に恋を知って、初めてわかる相手の想い

一読目は「こんな受け、ヤダ!!」って思いつつ
攻めが健気で手放さなかった、という作品ですw
何度か読むと、あーら不思議!受けの性格を受け入れられましたww
慣れたって事なのかな…?
顔が綺麗で中身は粗暴というギャップは良かったですし
受けがカワイ子ちゃんでないというのは好きなのですw

仕事に忙殺されそうなカズイは、
高校から友人だった尾崎と一時期疎遠になりながらも
他の友人と月イチくらいで飲む間柄。
尾崎は女性ウケが良くてモテすぎて
二股はないけどとっかえひっかえにも関わらず
トラブルにまで至らない付き合い方をしてきて
その男ぶりに腹を立てるのでした(今に始まったことではないのですが)。

尾崎はカズイに対して世話を焼きつつも顔を合わせればあーだこーだ言い合い
普段から誰にも遠慮はしないカズイでも
気に入らないところもあるのに居心地の良い相手だったのです。

いつものように、会社から尾崎の部屋が近いからと言って
飲みの後泊まると、理由もわからず尾崎にキスされますが寝落ちします。

それをきっかけにカズイを避ける尾崎は
もうカズイを好きな気続き持ちを隠すことがキツくなって離れようとします。
その尾崎に腹を立てるカズイは、尾崎の胸のうちだなんて全くわかりません。

あれこれデリカシーのない言葉を放つカズイ、
竹を割った性格というよりは……
本当に誰かに好きになった事が無いから
痛みもツラさもわからなかっただけだったんです。

カズイは会社の新人・吉村が最初は使えなくてイライラしてましたが
一度教えると飲みこみは早いし
ただチャラく「淡野さん(カズイ)なら男でもいけます」
と言っているだけじゃなくて
カズイの体調をさりげなく心配したり
元気を出そうとしてくれて、なかなか憎めない良い当て馬くんでした!!

カズイは避けられていた為共通の友人を介して飲みに誘いだし
尾崎を殴り「これまでどおり俺と付き合え。いいな」なんて
傲慢な事を言い出すのです。
尾崎はカズイを勝手に好きになったのは自分だから
友達を続けろと言われてその時は頷くしかありませんでした。
友人の一人・田野坂の披露宴があるから、
二人とも出席して欲しい、ぎくしゃくしたままじゃ嫌だと言われて…。

再び歩み寄ったかのように見えたのに、
またカズイが心無い「一回やったらスッキリするのかと思って」…。
本当に自分を好きだと思っている相手に言うセリフじゃない!!
尾崎は怒ってカズイを突き離します。

田野坂の披露宴の二次会後、女性に囲まれ続けた尾崎は
帰ろうとするカズイに「カズイのこと吹っ切ろうと思う」と宣言されます。
そう言われてから、ようやく尾崎の自分を大事にしてくれ続けた心が
少しずつわかってくるカズイは、
尾崎に彼女が出来たというのに、吹っ切ると言われたのに
「おまえのこと好きになった」とキスをして、また自分勝手な事を…。
怒る尾崎が当然かなって思うのですが
もう取り返しがつかなくても、元に戻れなくても
伝えずにいられなかったカズイに私はようやく好感を持ちましたw
尾崎を頭の中から消したくて、吉村にも気を遣われながら
仕事に没頭する姿なんてなかなか健気でしたし…。

ただね、長年カズイを想い続けてきた尾崎が、
それで終わるわけもないのです!!そうこなくちゃ!!!
後半の仲直り&交際宣言&Hが…めっちゃたまらんくて!!!!
友人達の助言や思いやりがじーんとして
そんなうまくいくもんかいなという気も多少ありましたがw

H時の尾崎の余裕の無さと、もう尾崎になら委ねてもいいカズイが
可愛かった……。
甘々な二人をもっと読みたかったので萌×2ですが
繰り返し読んでもきゅんきゅんしたので神寄りです!!!
尾崎の今迄の妄想がまた素晴らしかったw
「一生に一回のカズイとの『初めて』だぞ。
味わわないと勿体ないじゃないか」とか!
それだけずっと好きだったって事っすよね!w

傲慢な人間って嫌いですし、忘れるために必死だったからと言って
女性をとっかえひっかえするタイプは得意じゃないのですが
なーんかとてもしっくりくるカプでした。
想いが通じあっても言い合いは健在だし。
そして、当て馬の吉村が結果的にいいヤツで嬉しくなりました!

んで、何度読んでもやはり尾崎に感情移入してしまうのでした…。
カズイ視点で進むお話なのに!w
へらへらして取り繕ったり、
時には隠せない苛立ちや焦りや戸惑いの素顔を見せたり。
尾崎!!色んな妄想してても想いの強さが勝って良かったね!!

3

横暴だけどまっすぐ!

 自称“竹を割ったような性格”のカズイと一途な尾崎は、高校からの腐れ縁の友人同士。
 一時期、連絡を取らないこともあったけれども、他の同級生と一緒lに、定期的に飲み会を開く仲であった。
 その帰り道、いつものとおり、カズイの家よりも通勤に便利な尾崎の家に泊まろうとしたところ、寝込みを襲われ、キスをされてしまう。カズイは疑問に思いながらも、眠気に負けてそのまま眠りに付くが、翌日、カズイが目覚めると、尾崎は書き置き一つ残して、行方不明。
 おまけに、その日から連絡をしても無視され、メアドも変えられてしまう。
 キレたカズイが尾崎の家まで訪ね、問い詰めると、「ずっと好きだった」と告げられる。
 昔からお互いに遠慮なんてしたことがなくて、なのに、諦め顔で自分を避ける尾崎が気に入らず、力ずくで友人に戻ろうとするカズイだったが、今度は尾崎は家まで引っ越してしまう。
 友人たちの力を借りて、何とか「友人」という立場までは戻ったものの、どうしてもよそよそしさが消えない。
 それすら、カズイはいやで、なんとかしたいと考えるけれど……

 という話でした。
 もともとはなんとも思ってな続きかったはずなのに、尾崎に突き放されるといイライラして……というカズイの気持ちが、徐々に尾崎に近くなっていく話です。
 本当に、カズイはやりたい放題で、お腹に何か溜めたり、まったくできない性格なので、尾崎の立場になったらかなりひどいことを平気でしているんですが、でも、自分が間違ってると思ったら、きちんと認めるし。
 自分の気持ちが「こうだ」ってなったら、まっすぐにアタックしにいける辺りは尊敬に値するなー、と思うわけです。

 横暴だけど、まっすぐな受けがお好きな方にはオススメの話です。

1

早く言ってよ!!

高校時代からの友人の2人。
攻のなが~~~い片思いのお話で、
周りの友人たちは、「もう付き合ってるんでしょ?」
と思われているように、喧嘩しつつ仲がいい2人。

でも、受が、鈍いというか、実直というか、天然というか、
全く、攻の気持ちも気づかず、周りにそう思われていることも気づかず、
で、攻を振り回すわけです。

受が、なよなよした、外見女の子みたいな設定だったら、
読む気を失せるとこですが、この受、結構男前です。

付き合ってるつもりは無いけど、付き合ってるような2人の
あまあまストーリです。でも、そんな話も、いいもんです。

ただ、望めるのなら、受のヘンタイ気質をもっと読みたかった(笑)

0

ヘタレ君とガサツちゃん

どっちもかなり残念な感じの二人が、押したり引いたりしながら、ずるずる、すったもんだして、ようやくくっつくお話。
私、こんな残念な奴ら、結構好きかも。

さっぱり素直ってよりむしろがさつなカズイを、うっかり好きになってしまった尾崎は、カズイが好きすぎて、すっかりヘタレに
尾崎がカズイのことをどんなに好きで大事にしているのか、周りの友人達にはアリアリとわかるのに、尾崎が言葉にして直接カズイに告げないので、肝心のカズイには全く伝わりません。

まあ、最終的には、
ちゃんと言葉にして告げてみれば、結構何とかなるものなのよ
って事です。

こういう、ちょっとドタバタしたラブコメディ。
ドラマCDじゃなくって、深夜帯の実写ドラマで見てみたいなぁ。

0

微妙

アホの子受けというか、バカな子?
ジレジレ感を楽しむと言うよりも、デリカシーのない子だなあ、と思いました。
ちょっと、わたしには無理。

0

尾崎の本性に萌え。

物事を深く考えないタイプのカズイが、尾崎に避けられた事をきっかけに深く考え出す辺りはすごく良かった。
それまでの暴言の数々には少々辟易しましたが、さっぱりした性格をしてるのでそこまで嫌な子でも無かったのが救いだったかな。
短絡的すぎて尾崎を傷つけるたびに友人'sと一緒に、「お前ちょっと土下座して謝ってこい!」と思ってみたり。おかげで友人の1人になれた気分です(笑)
2人がくっついた時は万歳を一緒にする勢いでした。
友人たちがいい人すぎて好きだ!

両想いになってからの尾崎がネジぶっ飛んでて好き。
妄想で一通りのHをこなしてたり、嫌がられるのも折り込み済みだったり、初エチシーンには笑わせて貰いました。
200ページ弱の薄い本なので後日談的なものがあれば直良かったのに。
尾崎が妄想を着実に現実化させてく話とか読みたかったな。

0

シナリオも挿絵も相性ばっちりv

いやーっv受けがイイv
スパッと竹を割ったような性格で顔も美形。
それを佐々木久美子さんの挿絵で完璧に再現してるんですよ。
表紙のカラーよりも中のモノクロの挿絵のほうが断然イイです。
ピタッとシナリオとキャラ絵がハマっていましたよー。
残念なのが当て馬の吉村くんのお顔が拝見できなかったことですかねぇ。

物語は、同級生モノでリーマンLOVE
攻めの片思いです。
長年片思いだったのに勢いあまって
寝込みを襲ってキスをしてしまう攻め。
そこから攻めが、受けを避けるんですよ。
あきらめようと必死に避けまくるwww

受けは、はたからみたら本当に無神経なんだけども
それにムカっとこないから不思議でした。
媚びたり天然過ぎたりしてないからなのかな?
女々しくない受けってやっぱイイv
だって読者は、男×男がみたいんだもん。

あきらめようと逃げる攻めを追いかけはじめる受け。
お約束の当て馬くんも登場で、クライマックスまで一気に読みました。
焦れ焦れする展開ですが最後は
リーマンぽく攻めのエロテクは執拗でねっとりしていて良かったしv

素敵な作家さん続きに出会いました。

1

鈍感すぎてイライラすんねん!w

渡海菜穂さんの本、初読みです。

つか、ここまでイライラさせられた作品も久しぶりでしたねw
言い換えれば、それだけ登場人物に感情移入してたってことなんでしょうけど^^;

高校の時からずっとカズイのことが好きだった尾崎。
6年間、何度もカズイのことを諦めようとしたのに結局諦められず
しかも、何食わぬ顔をして普通の友達付き合いを続けたり
時折泊まりに来るカズイを目の前に悶々としなければならなかった気持ちを考えると
健気と言うか執念深いと言うか、かなり可哀相と言うか。。。

そんな尾崎の気持ちには、周りの友人達はみな気づいていたのに
だた1人気づいてなかった当のカズイのあまりの鈍感さに
かなり本気でイラッとさせられました。

そして、散々尾崎の事を傷つけて
ついでに、会社の後輩のことも無意識に傷つけて
やっと自分の今までやらかしてきた事に気付いて
同時に、尾崎への気持ちにも気付くんですが。。。気付くのおせーよ!!

まあ、そんな鈍感野郎にはちゃんと
いままで6年間、無神経に尾崎を傷つけてきたツケが回って来て
同じように苦しい思いをさせられるので
続き
ちょっとだけカズイに「ほら見たことか!ざまーみろ!」って気分にはなるんですけどね^^;

でも、やっと(ほんとに「やっと」だよw)自分の気持ちに気づいたカズイが
悪友の前で涙を流しながらホンネを激白する場面は
そのままその辛さが、6年間尾崎が抱えてきた苦悩と重なって
かなり切なくなりました。

ラストは、ヤンデレ気味な尾崎も見れてかなり満足w
1冊でいろんな感情を感じる事が出来るいい作品でした^^

余談ですが、あとがきの渡海さんの妄想がかなり楽しかったw
本編には全く登場してない、カズイの愛猫と尾崎の関係とか超具体的で
ぜひ小冊子とかにして世に出して欲しい位でしたw

1

高校時代から喧嘩友達だったカズイと尾崎。
尾崎は高校時代からずっとカズイが好きで、でもカズイはそんなこと全然気づいてない。
しかしある晩酔い潰れたカズイに尾崎がキスをしたことから、二人の関係が変化する。

簡単に言うとそういうお話。
同時に出た砂原さんと設定が似ています。
キャラの性格が違うし、あっちは大学生だし、話のトーンや展開はもちろん違います。
まあ、定番、王道の設定でもありますもんね。

渡海さんのリーマンは好きなんです。地味ですが。
そしてこの話はカズイの性格が好きだったから、面白く楽しく読めた。
なんというか・・・「暴君受」と申しましょうか(笑)
小奇麗な顔してるのに、言動が雑で乱暴で、“竹を割ったよう”かどうかはなんですけど、歯に衣着せぬ物言いの、ちょっとデリカシーに欠けるところもあるけど素直で直情なカズイ。
尾崎にしてみれば振り回されて可哀相だったかもしれないですけど(笑)。
尾崎はちょっとウェットなヘタレ攻ということで。

カズイみたいなタイプは気持ちに素直だから、恋人関係になったら尾崎が喜ぶようなこともどんどん言いそう。その代わり喧嘩続きしたら殴られそう(笑)。
でも隠れてグジグジ言って悩むタイプじゃないからいいですねー。

カズイと尾崎を囲む友人たちの立ち位置や視線がとってもいいです。
もう周囲にとっては昔から「暗黙の了解のバカップル」だったんだろうなぁ。
知らぬは本人たちばかりなり。
「何を今更」って呆れつつ、暖かく見守ってる仲間たちが良い感じです。
当て馬の吉村もいいヤツでしたね。最初は軽すぎてバカそうでどうなることかと思ったけど(笑)。吉村のイラストが見てみたかったなー。

3

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