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表題作霧降る街に獣は啼く

ヘルハウンドの ステファン
貴族の次男坊 ギルバート

その他の収録作品

  • 蜜月の館で梟は嗤う

あらすじ

頼れる従僕で、大切な恋人でもあるステファンとロンドンにやってきたギルバート。世間知らずな彼は、好奇心で猟奇事件に関わるうちに、犯人の淫猥な罠に堕ちてしまい!? 19世紀末が舞台の主従愛。
出版社より

作品情報

作品名
霧降る街に獣は啼く
著者
朝日奈れん 
イラスト
加賀美炬 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
発売日
ISBN
9784592850342
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ワンコなワンコ

ヘルハウンドであるステファンが仕える、田舎貴族の坊ちゃんギルバートが、切り裂きジャックの事件解決に乗り出しちゃったからさあたいへん。っていう内容です。

自宅(貴族の屋敷)からほとんど出たことの無い、天真爛漫で我儘な坊ちゃんのことを愛しちゃってるステファンが、危険な事はさせたくないけど二人きりで暮らしたいこともあり、ロンドンへ。この凸凹コンビが何ともいえず可愛いです。二人で暮らすために、一人頑張るステファンは本当にワンコです。ギルのほうも、なんだかんだで憎めないし、このお話のお笑い部分担当っていった感じ。

事件やそれに絡む人たちはドロドロですが、その割には始終明るい雰囲気が漂っております。花丸文庫BLACKの割にはエロ度は低め…だと思うけど。口絵はエロイ。

事件が解決してやれやれ、番外編にてより濃密なエッチを展開してくれますが、一番食えないのは長男チャールズでしょう。あなたも人外なんじゃないですか?

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