ゆっくり走ろう

yukkuri hashirou

ゆっくり走ろう
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×29
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
92
評価数
27件
平均
3.5 / 5
神率
11.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784199003165

あらすじ

「経営改善に来たのに、車を売ってこい!? しかも期限はたった二週間!」自動車メーカーに勤める里見は営業指導のため、郊外の販売店に出向。
けれど反発を買って、周囲から激しく浮いてしまう。
無理難題を押しつけられた里見の唯一の味方は、関東圏でトップの販売成績を誇る営業マンの立浪。
彼の笑顔に癒されて、惹かれ始めた里見だけれど…。
アダルト・ワーキングLOVE。

表題作ゆっくり走ろう

立浪寛一(33) 営業マン
里見廣之(26)営業指導員

その他の収録作品

  • これは大人の恋だから

評価・レビューする

レビュー投稿数8

主人公がとってもかわいい!

とある商店街にある、地域密着型の自動車営業所が舞台。
とっても人間味あふれる作品です。

地味でほのぼのとした、とても自然に進んでいくお話です。
営業指導でやってきた里見は真面目で表情に乏しく、今までゆるくやってきた営業所にテコ入れをして皆から反発を受けます。

里見としては客や営業所のことを思ってしていることで、本当に車が好きで夢を持ってしていることなんですが、それがうまく伝わらない。
助けてくれたのは、愛想がよく面倒見のよい立浪。
皆から好かれるお兄ちゃんという感じです。

彼に助けられながら、里見は地域からも営業所の皆からも受け入れられるようになるまでを描いています。
情の熱いヒューマンドラマのようなのですが、BLとしての楽しさもあるところが面白い。

一緒にいるうちに好感を持っていく、立浪が里見をかわいいと思っているのも伝わってくるし、自然に顔が近くに来てキスしそうになる瞬間も、不自然ではなく引き込まれます。

里見という人物がとても魅力的で、それがよかったなあと思う。
皆になじめたのは立浪の助力ですが、もともととても面白く可愛いキャラです。
続き
クールなのかと思ったら汗だくになって働く熱い場面もあるし、無愛想かと思ったら飲むと熱く語り出す笑える場面もあり、親を事故で亡くしたトラウマを持ちながら車が好きで夢もある。
自分に過失のない事故を起こしてしまっても、こっちに落ち度はないのに蹴られても殴られても逆に落ち込み、欠点だという極度の方向音痴もかわいくて魅力的に思えました。
ただ、周囲の異性に口説かれ過ぎていてそこがやはりBLぽいかなあなんて思ったり^^;

後半で登場する羽賀というキャラクターは2人の仲を邪魔してくるのでちょっと腹が立ったのですが、立浪も里見も落ち着いた優しい性格をしているので、意地悪(?)なライバルが出てくるくらいのほうがお話としてはよいスパイスかもと思えました。

後半は付き合ってからの二人のすれ違いのお話です。
タイトル通り、大人の恋を貫き通したくて頑張る二人のお話です。ここでも里見の方向音痴がよい味を出していました。

タイトルのゆっくり走ろうという言葉ですが、作中で使われるシーンがあります。
車って下手すれば危険な乗り物で、里見も事故で親を亡くしています。
けれどなくてはならないもので、里見も立浪も車が大好きなんですよね。
このセリフ立浪のセリフなのですが、すごく効果的な場面で使われています。それがとってもぐっときて、ああいい作品読んだなぁと思えました。

派手でなくても地味ながら安定した良作だと思います。

2

おや?

結論からいうと面白かったです。
古本で榎田さんの本をみかけラッキーとばかりに作家衝動買い。
シリーズ物?みたいですね。
挿絵が二次ものを書かれていた時に大好きだったやまかみさんです♪

読む前にレビューを読み評価があまり高くなかったので
う~ん?と思いながら読み進めていきましたが・・・。
低い評価印象から入ったのがよかったのか、BLより仕事描写の
ほうが多くお仕事BLが大好きな自分には面白い一冊でした。
確かに受けがすぐに攻めを受け入れる。攻めは受けに一目ぼれって
いうのは簡単すぎるかなと思いましたが。
ただ話はとてもおもしろかったのですがBL的に萌えたかというと
ちょっとちがうので萌え×1で
あと大好きなやまかみさんの挿絵ですが攻めが30代半場にみえない・・
40代中ごろに見えます
それも萌えれなかった一因ですかな~

1

藤井沢商店街

帯『車という名の密室で大人の恋は暴走する。』

他の藤井沢商店街シリーズを読んでいて、そいえば第一作ってどれだっけ?と記憶の扉を探しつつ引っ張り出して再読。
既に何冊か藤井沢商店街シリーズを読んでからの再読なので、商店街の描写がより楽しく読めました。
あ、藤井沢商店街シリーズはシリーズといっても同じ商店街が舞台になっているという事で作品としてはそれぞれ単独で楽しめます。

本社から営業指導の為にやってきた里見[受]は生真面目なタイプ、対してそこのディーラーナンバー1の販売能力を持つ立浪[受]は愛想が良くてらいがないタイプで商店街の皆さんのアイドル的存在。
ディーラーの改革案を出した里見に対して、車を2週間以内に1台売ってこいという課題が課せられます。
彼は四苦八苦した結果、ひょんな事から居酒屋のオヤジさんに気に入られ車を買ってもらう事に。
里見の可愛い酒乱(?)っぷりがおもろいです。
あと里見は猛烈な方向音痴という設定なんですが、それが最初から最後までなかなか生きてました。
彼等がくっつくまではもうちょっとゆっくり書いても良かったかなという気はしますが後半が駆け足続きになっちゃうのでこれはこれでいいのかも。

1

すみません

読んでいるはずなんですが、このイラストの人は好きじゃないってことしか思い出せなかった。話はおもしろかったような気がするんですが。

0

藤井沢商店街という地味ではないが派手でもなく・・・

藤井沢商店街シリーズ第1作目になるんですかね?
業界第2位クラスの自動車メーカー入社3年目のエリートが
小さな商店街にある営業所の教育係として赴任する。
まわりから浮きながらも、健気さと素直さで街の人に溶け込んでいく。
と、いうお話をベースにリーマンLOVE

“ゆっくり走ろう”というわりに恋のスピードは速かったように思う。
結局のところ攻めの一目惚れみたいだし
受けもノーマルだったくせに受け入れるの早すぎじゃないかと・・・。

車業界のお話。
交通事故の死傷事故というのが近年トップのご時勢。
車が悪いわけじゃないけど
車でたくさんの人が死傷しているという部分に触ったのは
ちょっとドキリとしました。

挿絵ですが車の魅力を語るお話なので
もう少しメカニック系のイラストが得意な方のほうがよかったように思う・・・。

愛想はないけど真面目で一生懸命v
なぜだか年上に愛され系な受け・・・は、あまり自分のストライクゾーンではなかった。

藤井沢商店街という、ちょっと地味目なロケーションで
派手さはないけど人情味のあるシナリオがこのシリーズの売りなの続きだと思うのだけど
私には、もう少しインパクトが欲しかったかなぁ。

3

普通の人たちの等身大の恋

藤井沢商店街シリーズ1作目です。
このシリーズの特徴でもある、ごく普通の人たちの等身大の恋って感じが好きでした。

真面目で一生懸命だけどどこか不器用で人付き合いの苦手な里見と、そんな彼を放っておけない優しくて大人な(でも下心はアリ)立浪と。
不器用な里見にどっぷりと感情移入しながら読みました。
酔った勢いで自分の車好きを熱く語り、社歌まで歌っちゃう里見がかわいい。
里見も立浪も、夢を持って働く男たちっていいよねえ(しんみり)

里見が周囲の人たちから「受け入れられる」過程がすごく自然でよかったです。

あ、そうそうイラストの立浪がよくある美形じゃなくて、わりと普通におっさんっぽくてがうれしかったです。
彼らにはあくまで普通の人たちであって欲しいので。

同時収録の「これは大人の恋だから」
恋人に迷惑をかけまいとする里見と、そんな彼の気持ちを見抜けなかった立浪のすれ違いのお話。
里見の上司、羽賀さんが良い味出してます。不憫だけど(笑)

2

藤井沢商店街シリーズ 第一作目

「車に、絶対必要なものは?」
これは子どもの頃、里見が自動車整備工だった父から出されたなぞなぞである。
この答えがお解かりだろうか?ずっと考えていたのだが、私には最後まで解らなかった。

メーカーから営業指導のためにディーラーへ出向となった里見だが、営業所の人々からは歓迎されず、生真面目すぎるがゆえに反感を買ってしまう。
そんな中ただ一人、味方になってくれるのがトップセールスマンの立浪。彼は仕事ができるだけでなく、人懐っこい笑顔とおおらかな人柄で商店街では「カンちゃん」と呼ばれるアイドルでもある。
なにかと世話を焼いてくれる立浪の中に亡き父の面影を見つけ、里見はだんだんと彼に惹かれていく。

ふだんは年(26歳)に似合わぬ言葉遣いと表情の乏しさからクールにさえ見える里見の、酔っ払った時とのギャップが可愛い(笑)
その甲斐あって(?)営業所の人々とも馴染めるようになって、所長にふっかけられた無理難題もクリア、順風満帆かと思えたのだが、トラブルに見舞われてしまう里見。
過去のトラウマも手伝って自暴自棄になってしまった里見を叩き起こし、怒鳴りつける立浪がまるで本当の父親の続きようでイイ。彼がいなかったら、里見はいつまで経っても立ち直れずにいただろう。

冒頭のなぞなぞの答えは、立浪が出してくれる。が、ここではナイショにしておこう。

同時収録の『これは大人の恋だから』では、メーカーへと戻ってしまった里見と、相も変わらず忙しい立浪との間に、すれ違いが生じる。恋のライバルも登場し。。。
話としては充分に面白いのだが、カンちゃん(立浪)の出番が少なくて存在感が薄いのが残念。

2

リーマンラブ

安定感抜群の文体にストーリー展開、榎田さんの本は読みやすいです。
この作品を読む前に読んだ榎田作品でも思ったんだけど、サクサクと場面が変わり話が展開していくので、もったいない気がした。
本当に面白いから、話を引き伸ばして焦らして欲しいーと思ってしまう。いわゆる贅沢な不満ですw

主人公は有能な営業指導員の里見。生真面目だけど表情に乏しいため、出向先で反発をくらってしまう。
そこで出会った笑顔の優しい営業マンの立浪に惹かれていく。
不器用な大人の恋が、ユーモアたっぷりに描かれてました。
酔っぱらった里見の豹変ぶり、超おもろかったw

3

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