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太陽の楼閣シリーズ(1) 金髪(エゴイスト)と恋のレッスン

egoisut to koi no lesson

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表題作太陽の楼閣シリーズ(1) 金髪(エゴイスト)と恋のレッスン

カリスマアートディレクター・アイザック
藤井グループ四男 高校生・藤井諒

その他の収録作品

  • 夢見る小悪魔の恋愛事情 act.1

あらすじ

母を亡くし途方に暮れていた諒を訪ねてきた、端整な美貌の持ち主。「僕は君の兄だ」と名乗る彼――日本有数の企業社長である藤井千真を長兄に、ワイルドな次男・将吾、美女顔負けな三男・郁と、いきなりゴージャスな兄ができてしまった諒。おまけに、彼らの知人で、世界的地位、華やかな美貌、そのすべてを持ち合わせているが、性格は最低な男・アイザックと運命の再会。アイザックに導かれるままに恋愛レッスンを始める…!?
出版社より

作品情報

作品名
太陽の楼閣シリーズ(1) 金髪(エゴイスト)と恋のレッスン
著者
ふゆの仁子 
イラスト
楠木潤 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048672610
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ごーじゃす!

よくあるゴージャス設定、とてもわかりやすくゴージャスです。
ゴージャスってだけで私は「ファンタジー設定」に頭が切り替わるので、フツーに軽く楽しめました。

近野諒は、母と二人暮らし。その母も先日亡くして天涯孤独になった事を悲しんでいたら、突然自分の兄と名乗る男が現れた。
しかもその兄と言う人は、諒ですら存在を知っている日本有数の企業・藤井グループのトップだと言う。
藤井グループと言えば、先年六本木駅前に「太陽の楼閣」という高層ビルを中心に「東京サンクチュアリ」という一大商業施設を作った会社だ。
半信半疑ながら、優しく本気で自分を引き取ってくれるつもりらしい兄について、藤井の家に移ることになった。

いきなりのシンデレラコースです! まぁこれもまあまあある設定なのでよし。
ここには最初に現れた長男・干真の他に次男・将吾、三男・郁がいて、全員諒を大歓迎してくれます。
歓迎どころか、みんな弟萌え?ってくらいにかわいがります。
…ちょっと気持ち悪いですが、まあそれは置いといて。
三人が初顔合わせをする時に現れた、太陽の楼閣にある美術館のアートディレクター・アイザックに驚く諒。
実はここへ来る以前に一度、自分のすべてを捨てるつもりで昔の絵を燃やしてた時に現れた人物だったからなのです。

アイザックとの劇的な再会とか、何とか色々ありつつ、…何なんでしょう、このストーリーのさらっと具合。
アイザックの性格が最悪なので、その辺で引っかかりはあるものの、なんかこう、「ああ、そうなるね、そうなるね」って感じでストーリーが進みます。
アイザックの孤独とか、諒の気持ちとか、色々絡むんですけど、なんかどうも最終的には「~~な所のある二人だから惹かれあったんだよ!」とさくっとまとめられた感がありましたね。
話がゴージャスな割にはあまりゴージャス感は感じなかったような…諒が高校生だから、自分がゴージャス描写に慣れたのか、どっちだかわかりません。
話の中心になるはずの絵もちょっと扱いが微妙だったしな…。
アイザックが自覚してからの野獣のごとき行動も…だったし、首を傾げる所は何だか色々ありましたが…。
悪くはないんですけどね、年の差も金髪碧眼もけなげ受けも好きなのに、こんだけ要素揃って萌えなのがなぜか、私にはよくわかりませんでした…。

ものすごくどうでもいい話なんですが、このタイトル、珍しく子供たちからNGが出ました…。
普段は母の私の読書に関心を示さないのに「そのタイトルはダメすぎる!!」と。
どうも「恋のレッスン」というフレーズに反応したようです。不思議です。

2

もと

■ファンカーゴさん
最近ちょっと忙しくて来れなくて、返信遅れてごめんなさいね!
私のレビュ見て興味がわいたとか、非常に嬉しいです(*´ω`*) ありがとうございます!
私は実はまだ1巻しか読んでないので、早く2巻を読まなければ!と思ってるところです。
そうですね、やっぱりこういうシリーズものは最初から読むべきなんでしょうね。
それで、読んでると勢いついてさらに読みたくなるものなんでしょうね…。
特にこれだけ出てるからには何か魅力があるんだろうから、そこ、期待したいです!
続巻もがんばってレビュりますんで、またよろしく!(*´∀`*)ノ

ファンカーゴ

こんにちは!ファンカーゴと申します。
レビューを拝見し、興味わいたので私もシリーズ5巻を読んでみました。
結構話がつながっているっぽくて、ところどころ謎でしたが、
なかなか好みのお話かなって感じです。ウフフ(^u^)
でもやっぱ先走らず1巻から読めばよかった~ってちょっと後悔もあったり(^_^;)
5巻は読まれましたか?
もとさんのレビュー、勝手に陰ながら期待しちゃってます。

主人公たちについていけない

母親を亡くして、たった一人途方に暮れる諒の前に突然現われた金髪の男。
自らの描いた絵を焼き捨てようとしていた諒に、素敵な絵だと言ってくれた彼は、突然のキスだけを残して行ってしまった。
その後、諒は兄だという日本有数の大企業社長、藤井千真に引き取られた。
賑やかな環境になんとか慣れ始めた諒は、兄の仕事相手だとあの時の男、アイザックを紹介されるが、彼はあの日とは別人のように傲慢な人物で……

ストーリーはや流れは悪くないんだけれど、主人公の感情やら行動やらが謎すぎて着いていけなかった。
攻と出会って殺し文句だけ吐いてキスっていうのは、まあBLではよくあることのような気がするんだけど、再会して俺様モード全開(もはや別人)になった彼に対して強気というか、ややぶっ飛んだ挑発をしかける主人公。
あれ、この人もなんかキャラ違う……
そんな違和感を引きずったまま読み終わりました。

大金持ちの兄弟がごく普通にわいわいしてる様子はちょっとかわいかったです。

これ書いてて改めて思ったけど、タイトルの金髪にはエゴイストというルビが振ってあります。
金髪=エゴイストって、その発想はなかった。
シリーズの1巻と言うことで、もちろん続編も出ている訳ですが、そちらのタイトルもなかなかすごいです。
野獣にシャチョウって書いてあったのには口からなんか出そうになった。
機会があったら読んでみたい、ような気もする。

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