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表題作スペイン貴族は甘いのがお好き

スペイン貴族で有能な実業家/オスカー・デ・エルバス
元カリスマホストでホストクラブオーナー・小櫃玲也

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あらすじ

ホストクラブを経営する小櫃玲也は親友・三田村の結婚式に列席するためスペインを訪れた。だが、結婚する友への想いが友情以上のものだと気づいた玲也は深酒し、バーで出逢った金髪の美男・オスカーに誘われるままベッドをともにする。一夜限りの関係のはずだったのに、玲也は仕事で来日していたオスカーと再会。連日、店に来て情熱的に、そして真摯に求愛するオスカーに玲也は……。
出版社より

作品情報

作品名
スペイン貴族は甘いのがお好き
著者
妃川螢 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861342776
2.8

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
3
得点
18
評価数
7
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

スペイン貴族は甘いのがお好き

さらっと読めたよ!
妃川さんはホントに読みやすいなあ…
あたしの好きそうな話だしね笑
友人の結婚式のためにスペインを訪れた主人公は、ある晩金の髪に金の瞳の美しい男と行きずりの関係を結んでしまう…ていう話!
実はこの外人さんはスペインの貴族でさらに御曹司だったという…。
甘い口説き文句のオンパレードです!
読んでてこっちが恥ずかしくなったわww
でもそれがいい(^o^)/
実相寺さんの絵はとにかく綺麗だし、最後に1P漫画があるから嬉しかったな♪

1

あっまーい!!

スペインからキラキラしい貴族の攻めが日本まで受けを追いかけてきました(笑)

何というか…読んでいて恥ずかしくなる勢いの甘い台詞・シーンの連発ですw
お菓子以上にオスカーの存在が甘いww

身分違いだとか受けの家族問題だとか…ともすれば重くなりがちな要素があるのにねー。
なので甘くて甘~いラブストーリー探しているときにはお勧めかも♪

ただねー…難関だと思われた秘書殿はいつの間に味方になったのでしょう?
まー裏でオスカーがごり押ししたんだろうけども…前半と終盤の秘書殿の態度にギャップがありすぎて疑問附が浮かんじゃいますー…。

巻末の1Pマンガも甘かったです♪

あと読んでいるとなんだかスペイン料理・お菓子が食べてみたくなりますね。

0

押しの一手

 ホストクラブを経営する小櫃玲也は、親友である三田村の結婚式に列席するため、スペインへと訪れた。
 そこで、結婚する友への想いが、実は友情以上のものであると結婚式に参列しながら気がついた玲也は、バーで深酒してしまう。
 そこに現れたのは、金髪の美男・オスカー。
 彼に自分が男とも関係を持てる人間なのか、三田村以外でも大丈夫なのか、「試してみる?」と誘われ、そのまま関係を持ってしまう。

 翌日、帰りの飛行機ギリギリの時間に、何とかオスカーの部屋から抜け出すと、そのまま連絡先も告げずに去ってしまう。


 それから半年後、新宿歌舞伎町の玲也の店の前に現れたのは、そのオスカーだった。
 出会いがしらに濃厚な口づけを交わした上に、玲也に愛の言葉をささやくオスカーだったが、玲也はその言葉をなかなか受け入れられない。
 されいとて、拒むこともできずに強引なオスカーに押されるように、身体の関係を持ってしまう――

 という話でした。

 玲也は生い立ちが少し複雑で、自分でお金を稼ぎたい一心で、夜の世界に入り、そのままホストクラブの経営者までのし上がった。
 それもこれも父親に大切に思われるのが嫌だから、という少々捻じ曲がった理由から。
 そうやって家族に背を向けた玲也に優しくしてくれたのが、三田村で、その三田村だけが玲也の心の支えだった。
 そんな三田村が結婚した日にオスカーと出会い、そのまま関係を持ってしまう。
 玲也としてはまさかオスカーが追ってくるなんて思ってもないので、一夜限りの関係のつもりだったけれど、オスカーに追ってこられて、迫られて、迫られて。
 最後はついにほだされてハッピーエンド。

 完全に、オスカーの押しの一手なので、強気な攻めがお好きな方にはオススメします。
 受けと攻めがそれぞれ葛藤してて――というようなちょっと重めの話が好きな人にはあまり向いていないと思います。

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