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表題作夜の砂漠に護られて

バシール/遊び好きの王族/28才
北澤開/蠣崎老のボディーガード/25才

あらすじ

「その事務的で不粋な黒いスーツを脱がせたら、俺が知っているうちで最もそそる男になるだろう」 砂漠の王国のきらびやかなパーティーで、美貌の日本人青年・開に目を留めた王族のバシール。快楽に泣かせてみたくて、一夜かぎりの甘い情事に誘うが、冷ややかにかわされてしまう。まだ愛や官能を知らないような冷たく冴えた瞳に、バシールは強烈な欲望と征服欲を感じて!? アラブ貴公子のエロティックラブ、オール書き下ろしv
出版社より

作品情報

作品名
夜の砂漠に護られて
著者
遠野春日 
イラスト
御園えりい 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784862634856
2

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アラブなのになぁ…。

思ってたのとちょっと違ってました。
個人的には王道アラブが結構好きなんですよね。
なのでアラブものを読む時はどうしても王道展開を期待してしまうのですが…。

この作品はアラブだけど攻の押しがちょっと弱いんですよね~。
いや、それなりに最初の方とか押してはいるんですが、そこで受に突っぱねられて、それでも押す強引さが足りないというか。
いや、かなりのことして強引に落とそうとするとこまでは行くんですけど、受がボディガードやってる人なせいなのか寸でのところで躱されてしまうんですよね。
そこまでは一夜の遊びのつもりだった攻が本気になっていくわけですが。
ここでこれまでの行いを悔いるように紳士然として付き合うような感じになってしまうのが残念。
最初くらいは強引に進めて欲しかったよ、アラブクオリティとしては(爆)
もう、いっそ最初の2人がかりのところでヤっちゃってから恋心に気付けばよかったのに(笑)
それでも受の攻と対等でいようとする感じは嫌いではないのですが。
でも、なんかちょっと求めてる感じとは違ったかなぁ…。
ツンでいるならギリギリまでデレないで欲しかったです。
ちゃんと結ばれた時とか結構、積極的なえちだったので。

一番ツッコミたかったのは受が拉致られた時の敵ボスからの電話ですが。
人質の受の声を聞かせる…って、フェラさせたら聞こえないでしょうに!
この場合、レイプする方が正解だと思うのですが気のせいですか?
電話終わってもガッツリ最後までフェラさせてるし…。
もう、完全にボスの趣味だろ(笑)
なんかそういう辺りも私の中のアラブクオリティからハズれてしまうために「うーん…」ってなっちゃうのかも。

どうやら前作があって今作はそのスピンオフのようですが、次はガーリーの番でしょうか?

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