蜜は夜よりかぎりなく 白鷺シリーズ

mitsu wa yoru yori kagirinaku

蜜は夜よりかぎりなく 白鷺シリーズ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神10
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
77
評価数
21件
平均
3.9 / 5
神率
47.6%
著者
  
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784044468231

あらすじ

恋人同士になれたというのに、大学生活に馴染むことで必死な藍と、益々忙しくなった志澤。
一緒に暮らしているのに、すれ違う日々は相変わらず。
なかなか触れてくれない志澤に不安を募らせる藍だったが…。
ほろ苦くて甘い表題作・志澤×藍編の他、弥刀×朋樹編、藍の父・衛の過去編を収録。
崎谷はるひが贈る大人気シリーズ待望の短編集が登場。

表題作蜜は夜よりかぎりなく 白鷺シリーズ

志澤知靖 志澤グループ役員
志澤藍 日本画の大家の孫・大学生

同時収録作品双曲線上のリアリズム

弥刀紀章 新進映画監督
佐倉朋樹 研修中の警察官

同時収録作品逆理-Paradox-

福田功児 美術商
一之宮衛 洋画家

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

なんとも・・・

白鷺シリーズ番外編短編集ですね。

私はこの白鷺シリーズ(本編)が崎谷さんでいちばん好きなんです。

ただ、あくまでも本編・志澤×藍に限っての話で、スピンオフ・弥刀×朋樹編(『平行線上のモラトリアム』『垂直線上のストイシズム』)はかなり苦手ですし、親世代(というのか)・福田×衛はどうでもいいというよりもう脳が思考を拒否するレベルです。

こちらは、3CPそれぞれをメインに据えた短編集になります。

私は初読みの際に、表題作は別として弥刀×朋樹の『双曲線上のリアリズム』は一応さら~っと読み、福田×衛の『逆理-Paradox-』はもう仕方なく読み飛ばして終わりにしました。

ハッキリ言って、福田×衛は読みたくなかったし記憶から抹殺したいくらいです。気持ち悪くて堪らなかった。
BLに何よりもハッピーエンドを求める私にとって、BLを読む意味がカケラもない作品でした。

実は・・・私、これまだレビューしてなかったんだと気付いてちょっとビックリしたんですが、思い返せば本編とスピンオフのレビューした時に、それこそ『逆理~』のレビューでの扱いに困って後回しにして続きそのまま忘れ去った模様です。

え~、いろいろと考えた結果、2編目はともかく3編目に触れると罵倒に終始する危険があるためさっくり無視して(思い出したくもないし)、あえて表題作についてのみ書きます。

なんというか、志澤どこまでヘタレなんだ・・・というのに尽きます。藍が覚悟を決めているので余計に情けなさが際立つ。
いや、でも志澤はすごく好きなんですよ。ホントです。ヘタレも含めて大好きですから!

それでも、作品のトーンとしては切ないんでしょうが、やっぱりこれはあまあまラブラブだよなあ。

とにかく、私は志澤と藍のキャラクターが好きなので、その2人のストーリーというだけでもう嬉しいです。


で、評価なんですが。

個別に見れば表題作が『萌×2』、『双曲線上~』が『中立』、『逆理-Paradox-』は『しゅみじゃない』です。

トータルではもう開き直って表題はよかったから『萌』で。3編目はもう忘れることにします。イヤ、忘れたい。

2

う~ん…

全部読んでの感想です。

4作品全部一気に読みました。
藍のお父さんと深い深い関係にあった福田が気持ち悪くて読むたびに『うぇ(-.-;)』ってなったのに,藍が健気で可愛いのに芯があるとても私の大好きなタイプの受けで,藍が志澤と一緒にどう成長し生きていくのか,壁をどうやって乗り越えていくのかが気になり,さくさく読んじゃましたwwww

しかし何故『趣味じゃない』評価かというと重いんです…
出てくるキャラクターみんな重い過去がありすぎ!
誰か一人でもいいからそんな過去もなくて平和な人いないのか?!
崎谷はるひ作品だからドロドロなのは分かってましたが,藍のお父さん衛と福田の過去話でアウトでした。
私にはああいう重い痛いしかない救いのない話は駄目でした…(衛は最終的に藍が産まれ幸せになったという感じでしたが藍が産まれるまでが暗くて痛くて半分斜め読みでした(;_;))

まだまだ崎谷はるひ作品を読むにはお子ちゃまだったんですかね…
もぅ少しドロドロ痛い重い話に免疫がついたらもぅ一度読んでみたいなと思います。(笑)

崎谷はるひ先生の不埒~シリーズと不機嫌シリーズは大好きなんですが,このシリーズは続き私には合いませんでした…。

1

「おまえは誰のものだ、衛」

脱力 この作品の『逆理』(本編の受様・藍のお父さん編)を読むにあたってどれだけ
複線をはったことか・・・
痛い話が本当に苦手なので、本編でちらちら出てくる話だけでもドロドロだったので
もう、読む前からびびりまくりですよ・・・
藍のお父さんと福田の過去のお話なんてもう、痛い痛い痛いに決まってますもん。
正直、崎谷先生はどうしてあえてこのお話を最後に入れて来たのかなと、思いました。
肉体関係的な面からみたら、とてもじゃないですけど衛が受けた様々なことは
ちょっと書きたくないくらい酷くて。
福田も衛もお互いを愛していたのでしょうけど、愛というものが解らなかったのでは。
福田は愛という感情が計りしれないが為にその感情に支配されることが耐えられず
怯えていたのでしょうか。
素直に愛情を受けたことがなかった衛もまた、愛情の形がゆがんでいることに気がつけ
なかった。
自分が福田のことを愛しているときちんと自覚したが為に福田から離れなければならなかった
衛の気持ちも辛いです。
衛のことを只、母のように愛して、藍を授けてくれためぐみさんの存在がなければ
衛の人生はほんと報続きわれなかったと思います。
この2人については、福田目線のお話をちょっと読んでみたかったです。
自分が只、衛という1人の人間を愛していたという事実を、カレは気づくことができたのでしょうか。
そのあとに襲ってくる、後悔は幾ばくのものなのか・・・・
題名を無視して本当に重いショートの連発で、スピンのお2人の方は当分いいですって
感じです。
感情移入している状態で読むにはとても内容が重くてしんどいです。
本編のカプのお話もどうして今更、攻様の過去の肉体関係話を持ち出してくるのか・・・
もう、素直にイチャイチャしてればいいじゃん!と思います。
その編は想像でいいよって所をえぐられた感が否めません。
タイトルの福田さんの台詞、「おまえは誰のものだ?」ってクエッションマークじゃない所が
福田さんの愛を表してる感じがしました。

0

うーん。もう少し・・・

白鷺シリーズ3CPの短編集

【蜜は夜よりかぎりなく】
志澤と藍のお話は、藍が同年代の女子に好意を寄せられて
志澤がちょっとビビるというお話。
相変わらず、藍は天然だけどもどっしりと構えていて
そのアンバランスさが好きな人にはツボだけど
私にはちょっと・・・イラっとしますよw

【双曲線上のリアリズム】
\(*`∧´)/ むっきー!
この作品はルビー文庫で出すべきじゃなかったのではないかと思う。
なぜにリバらないの?あんだけ匂わせておいてこれかよっ!!
えー。えー。えー。これルビー文庫だから、ここまでなんでしょ?
レーベル変えて出そうよ。最後まで書こうよw

【逆理-Paradox- 】
福田と藍の父 衛のお話。
やっと語られたー。
このお話、短編読みきりで1年ごとに短く経緯を追う感じで
重い話を淡々と読むことができて読みやすかった。
読んでいて思ったけど、藍と衛ってやっぱ似てるなぁ
淫乱な血筋は親子って感じがしました。
と、すると頑固な祖父 清嵐も・・・まさか?

0

深い作品でした

白鷺シリーズの短編集です。これが本当の完結編だと思いました。志澤×藍、弥刀×朋樹、福田と衛の過去の話が収録されてます。

志澤×藍はほろ苦くて甘いお話でした。初めてこのカップルで萌えたかも(笑)正直あんまりこの二人には熱を入れてなかったんですが、今回で一気に株が上昇。藍が必死に志澤を誘うのが可愛かった~(´∀`)「……キスは?」とせがむ藍にやられました…(´Д`)

なんか今回は志澤がなかなか藍に手を出そうとしないんですね~。原因は藍のことが好きな女の子が現れたため。藍はその子の告白を断るんですが、志澤は藍が女性を選んでも仕方がないと思ってるみたいです。
そして話は志澤の過去に。この人もなかなか重い過去でした…。中学生の時、寝ている間に伯母に悪戯されたみたいです…それで女性が駄目に。

自分の過去を振り返り、藍にそれを知られたら嫌われるかもと怖れる志澤。しかし藍は全てを受け入れるつもりで話を聞きます。その中で昔、志澤と弥刀の間に関係があったことを知ってしまいます。
私も弥刀×志澤のことを知った時はショックでしたよ。マジで。でも藍は「なにも不愉快ではない、なにも気にしない続き」と志澤を抱き締めます。

Hシーンは藍が積極的でした。初めてのフェラを頑張る藍が可愛すぎ。一から教える志澤は悪い大人です(笑)そして藍にいやらしいことを言わせる言葉責め。ラブラブな二人でした☆


弥刀×朋樹は今までで一番甘かったかも。朋樹視点は初めてでした。警察官になった朋樹が珍しく仕事のことで沈んでいるのを弥刀が支えるお話。
自分のことのように心を痛めて瞳を潤ませる弥刀に朋樹はムラっときたようです。そのまま弥刀にキスして押し倒して積極的に腰を振ります。まるで弥刀の方が抱かれてるみたいでした。
あ~…本当の朋樹×弥刀が読んでみたい。もう逆転するのも時間の問題ですね。


最後は福田と藍の父・衛の過去の話。衛視点です。衛が福田をどう思っていたのかを独白しています。
福田との出会い、愛欲の日々、暴力、複数の男達からの陵辱、福田との決別、愛との結婚、藍の誕生、愛の死、藍を育てるために絵を描き、身体を売る日々。そして最期の時。
正直読んでて気分が悪くなりました…。反面、これを書けたのが凄いなとも思います。


白鷺シリーズはこれでおしまい。全部読み通してみると素晴らしい作品だったと思います。重い部分もありましたが、感動もたくさんあります。ぜひ一度お手に取ってみてください。

0

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