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表題作は自由男前系と常識的可愛い系の奇跡的な両思い。
俺様攻めは苦手なんですが 垣間見える自信の無さが 萌え。
でも私が好きなのは二話目~の「もう少し待って」と「目も合わさずに」。
無口攻めが好きなのでまさにツボ。
寛容な無口攻め 二宮君(誰かと同じ名前?)がまさかの高校一年生。
年上(といっても高3)をじわじわ追い詰めます。
あとは短いお話が二つ。
始めはさらっと流して読みましたが
何度か読むうちに キュン度が増して来て
最近では涙が・・・・・!!
好きな作家さんが一人増えました。
『チデブ』で、北○の拳の雑魚キャラの死に際しか思い出さなかったのですが、チビとデブをくっつけって言っただけの蔑称なあだ名です。
中学時代にそんなあだ名を付けられていたチビでデブだった受けと、ゲイとして有名な規格外の攻めの話が表題作。
顔もカッコよく性格は超俺様でマイペースでハイスペックな攻めに、初々しい受けがいきなりついていける訳がありません!
そんな受けが可哀想やら可愛いやらで、激萌えでした。傍若無人で、意外に一途な攻めもカッコイイです。
初コミックなのが信じられない位、ハイレベルな出来です。表紙絵よりモノクロ絵が綺麗で、特に髪の毛の描き込みの細かさに惚れます。
テーブルの下越しの目線で二人がしている所を見られたり、エロだけではなく普通のコマも独特でセンスもあります。
エロもパターン化した体位じゃなくいつも凝っていて、エロシーンが毎回楽しみでした。ちゃんと毛も描くし、汁はあるけれど、性器の直接描写は少なめなタイプです。
『クイックスローリズム、スイートスイートキャンディ』
金谷(20)俺様マイペース一途攻め×川口崇史(20)真面目自虐受け
チデブと呼ばれている川口とホモでも別格の強い存在の金谷とは、対極の存在。
二人は同じクラスメイトで接触と言えば、煙草が身体に悪いよと金谷に注意して、面白がられた位。
中学卒業の時に綺麗な思い出にしたいとボタンを強請ると、デブと言って断られる。
一念発起してダイエットに成功して、5年後に金谷の前に現れるが、態度は変わらなくて。
攻めの思考回路が他人と違うのでわかりにくいですが、言われてみると成程って納得する理屈です。
思い出にしたいなんて、過去の人にするみたいで傷ついたって。
しかし、ビギナーでネガティブ志向の受けにハイレベルを求めすぎ!でも、そんな究極志向の攻めがたまらなく好きです!
見た目に反して、実は一途でがっついていて、色々と物凄い人なんだけど、受けを大好きって所もいいです。
真面目なだけに、金谷の反応一つ一つにおろおろおどおどしちゃって、受けの反応が可愛いです。ここで手を伸ばさないと手に入れられないからって、必死に伸ばす手や行動が悶えさせてくれます。
川口に惚れたキッカケもちゃんと明かされているので、お互いを好きな理由が明確である事を求めている方にも満足出来るハズ!
続編が読みたい程、たまらなく大好きな2人になりました。
他の話もよくて、『もう少し待って、目も合わさずに』身長差萌えで年下攻めで、後輩が追っかけてくれないと不安になっちゃうツンデレな先輩が可愛かったです。
『左側』ゲイで美形の編集者×漫画家の先生
お仕置きH。泣き虫な先生が可愛かったので、続きを読んでみたいです。
とても次回作が待ち遠しい作家様です。
表題作「スイートビターキャンディ」「クイックスローリズム」「スイートスイートキャンディ」が一番好きでした。攻めの金谷くんが超格良くて、ストライクでした。黒髪、長身、ちょっぴり偉そう、でも実は一途で・・・後半になるほど格好良いんですけど、何だか可愛く見えてきます。
--掲載順より(以下ネタバレ含んだ感想です)--
「スイートビターキャンディ」
攻めの金谷は自由で周囲の目とか全然気にしないタイプで、本音をズバズバ言う感じ。
受けの川口は、高校時代はチデブと呼ばれて小さくて太っていて、どちらかというと気が小さいけど自分の気持ちは、ちゃんと言えるタイプ。
高校卒業時に金谷に言われた台詞で傷つき、痩せたい、変わりたいって思う川口。
同窓会で二人は出会い、川口は金谷のことを気にしてますが、どうしてあんなに傷ついたのか。川口が金谷に抱く憧れだけではない、自分の気持ちに気づかされるシーンや、金谷の当時の本当の気持ちが分かる部分など、表現のされ方がとても綺麗で惹きこまれます。
「クイックスローリズム」・・・同窓会後の二人の話。そのまま金谷の自宅へお泊りすることになり・・・。受けの川口の気持ちは好きって気づいたばかりで、追いついてなくて、金谷にがっつかれます。しかし――という展開で、金谷くん本当に好きなんだね。彼の優しさと川口への気持ちが、微笑ましく笑ってしまいました。
強引で自由な感じなのに、意外と好きな子に弱いです。ゆっくりだけと、二人の距離が近づく感じで、ニヤニヤが止まりませんでした(^////^)
「スイートスイートキャンディ」
遠距離恋愛のその後の二人の話。個人的にテレホンセ・・・(本編で友人に金谷がここで殴られます:笑)もみたかったです!先生!(笑)お互いが好きだからこそ、自分の気持ちを抑えて気を遣ったりするところが、とても素敵でした。他の同時収録も素敵でしたが、この二人が、とても好みだったので続きの話がもっと読みたかったです。
「もう少し待って」「目も合わさずに」
生徒会のお話。高校1年生に見えない背丈や雰囲気、余裕しゃくしゃくに見えるけど、実は年下なのを気にして超背伸びしてるのが可愛かったです。体格差は、表題作でもありましたが、大変良いと思います♪大好きです!
「神様のいうとおり」
表題作と同じ位好きかもしれません。とても良かったです!ベットシーンも無いし本当に短い作品ですが、キラキラとした優しくて暖かいお話でした。短いお話だと感情移入が出来ないことが多いのですが、全くそんなことは無く、短い話の中にギュっと凝縮された二人が返ってインパクトがあり、凄いな・・・と感激しました。
「左側」
こちらも短いのですが、エロイです!(笑)
でもそのシーンを入れて、話を入れても圧迫感が無く綺麗にまとめられてるので、読みやすかったです。本当に凄い。
どの作品も読み応えがあり、麻生ミツ晃先生の沢山の話が読めてとても楽しかったです。
他の御本を読んで、購入しました。こちらがデビュー作なんですね!体格差に激萌えしてしまいました。ツンツンしている金谷(攻め)の一途な思いと可愛い川口くん(受け)がとってもよかったです。チビでデブだった川口くんが、痩せて可愛くなっているけどチビでデブだったあの頃から好きだったって・・・健気な金谷!
遠回りしてやっとの思いで通じあった2人ですが、グイグイくる金谷くんに圧倒。そんな自分を変えようといじらしい川口くん。
金谷くんにつり合うようになりたいって思っちゃうんだ・・・
そして、好きだって気持ちがハッキリしていれば何でもいいって言い切っちゃう金谷くん。
我慢したから遠回りしたんだって事で、グイグイくるけどみんなが金谷のように強いわけじゃないと諭され・・・付き合っているのに、少しずつ通わせる2人の距離が尊いです。
卒業のとききちんと告白してたらどうなってたんでしょうか?言い方って難しい…。よっぽどじゃなきゃ、そんな堂々と告白できないでしょう?まあ、後半は受けが天然なのか攻めを翻弄させてて、面白かった。二人とも考え方が独特で、え?と思ったりした。そこが良かったんだけど。これが一冊目のコミックスってすごすぎ。長い複雑な作品ばかり読んでいたけれど、こんなかわいいストーリーもいいので、もっと描いて欲しいです。思っていたより神評価率が低いけれど、いい作品です。表題作が短くて残念。