Release

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  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
2
得点
19
評価数
6件
平均
3.3 / 5
神率
16.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784592870234

あらすじ

この春、一流大を卒業し有名企業の営業に配属になった安西は、他人に対し極度の接触嫌悪症で営業なんて職種は大の苦手。
クラス会で4年ぶりに地元に帰った安西は、二次会で中学時代の同級生・奥村と再会する。
彼は、安西のそんな症状の原因になっている忌まわしい過去を知っていた・・・。
他1編を含む新作書き下ろしペインフル・ロマン!(裏表紙より)

表題作Release

奥村律・喫茶店店主、安西とは中学時代の同級生・23歳
安西啓介・ある過去の出来事から接触嫌悪症に・23歳

その他の収録作品

  • 地球最後の日

評価・レビューする

レビュー投稿数2

学生時代のやるせなさ

こういうご近所や友人が集う「自分のお店」というものが舞台のお話はとても好きです。
雰囲気がやわらかいのでほのぼのストーリーなのかと思えばなかなかせつないお話でした。

主人公の安西は頭はいいのに人生がやや不調気味な新人社員。
会社でうまくいってなかったところを、同窓会で再開した奥村に誘われ、奥村の経営するカフェに転職します。
いいなあ、私もカフェに転職したいなあと思ってしまう、雰囲気のよい作品。舞台にした街があるとのことですが、イラストもとてもよかったです。

同級生の女性が恋愛に絡んできますが、BLなのにやだなあということもなく、自然に読めました。この雰囲気と読みやすさは、この作者さんの持ち味だと思います。

安西は学生のころ、教師に不埒なまねをされてから潔癖になり、そのことを知る奥村に誘われたというよりは半ば脅されて転職します。
渋々やってきた体の安西と、何を考えてるかわからない奥村は、どのへんからも気持ちが通じ合う予兆が見えなくて、これってどうやってくっつくんだろう、て思うのですが、最後まで読むと納得です。
できれは、一番最後までのオチは知らないで読むことを続きオススメします。

後半に、途中で絡んできた同級生の女の子・喜多村と幼なじみの森の恋愛話が入っています。
女性視点でNLの恋愛もの。表題作組み込まず、BL本に女性の恋愛物を独立して入れたのはなぜか?と思ったのですが、(同じ花丸文庫刊のきみの処方箋にも女性の恋愛物が番外で入っていたと思いますが)かなりじんときてしまいました。

結局全員、大人であるのに、学生時代の気持ちを抱え込んだままでいるのですね。なんだかんだで学生のころの気持ちって純粋で切ない。
でもそれを、カバーできるのが大人になるということなのかと思います。

ですが、表題作の終わりがあっさりしすぎていたので、結ばれたあとの2人がどんな風になったのかを是非入れて欲しかったです。後半の番外でちらっと出てくるのですが、あれでは物足りない…。
後半の喜多村のお話はとてもよかったけど、これを入れるなら主人行2人の番外も別に入れてほしかったなぁと思いました。

2

こにしそる

そらいろのたね様、こんにちわ。
コメントをありがとうございます。
月村さんの作品で一番最初に読んだのは秋霖高校第二寮だったのですが、
Hシーンがないことに驚いた記憶があります。
この作品も、「また不幸ネタか」と思われるとあとがきに書かれていましたが、私はこういうのこそが月村さんの作品で好きだったりします。
月村さんの書く、受けが卑屈でネガティブなところも結構好きなんです。
このお話は喫茶店の雰囲気や外観がしっかりしていたので引き込まれました^^
作品の中には新装版が出ているものも多くありますが、絵は昔の作品でも雰囲気がよい、てものも多いですよね。

そらいろのたね

こにしそる様、こんにちは。
最近はそれなりにHシーンもお書きの月村さんですが、
以前朝チュンの月村といわれていた頃の作品ですね。
月村さんは作家買いする作家さんなのですが、
センシティブでやるせなくも優しい昔の作品群の中で
これは特に好きだった作品の一つです。
ちょっと物足りないのも、昔の月村作品に共通かも……w
舞台になった街に行ってみたいですよね!

優しくて、いいお話

月村奎さんの朝チュン小説きました!いや、朝チュンすら無いな、それ以前だ。
エロを売りにしないぞっていう月村作品、貫かれたこの姿勢、大好きです。

主人公は接触恐怖症のリーマンです。
中学時代にとある事件があり、そのトラウマのせいで、誰とも触れ合うことができない。
同窓会の二次会で、そのトラウマの原因となる事件を知るかつての同級生と再会します。
で、その同級生に脅されて、サラリーマンをやめ、その同級生の喫茶店で働くことになる。
ばりばりマイナス思考なのは相変わらずですが、焦れったさでイライラすることはありませんでした。
ゆっくり進む恋に、なかなか明らかにならない二人の本心に、最後までワクワクドキドキ切なくなりながら読むことができました。
優しくて切なくて…そして寸止めでw
接触恐怖症治ってエッチするとこまで読みたかったよー!と思いながらページを閉じました。この足りなさ加減も、月村作品の長所だと思いますw

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