祈る人-完全版-

祈る人-完全版-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
39
評価数
12件
平均
3.4 / 5
神率
33.3%
著者
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
竹書房
シリーズ
バンブーコミックス 麗人セレクション(コミック・竹書房)
発売日
価格
¥876(税抜)  ¥946(税込)
ISBN
9784812470145

あらすじ

「滝野…お前っていっつも何を祈ってるの?」高校の卒業式を翌日に控えたある日、視聴覚室の暗闇の中で深町が発した思わぬ問いかけ…そしてふたりの苦悩とあきらめの日々は終わりを告げ、新たな煩悶と葛藤の日々が始まった―。BLコミック界屈指のヒューマンストーリーテラー、深井結己の原点であり、まぎれもない代表作のひとつである至高のマスターピースが装いも新たに待望の完全復刊!!思いの丈の詰まったたっぷりメモリアル描き下ろしに加え、幻の麗人デビュー作「ハルバート回廊の幽霊」も収録したファン必携の豪華プレミアム・イシュー!!!
出版社より

表題作祈る人-完全版-

後ろ向きグルグル系 滝野
前向き楽天家 深町

その他の収録作品

  • 君住む町で
  • いつかここでキスしよう
  • 人魚姫・イン・ブルー
  • 彼氏のキモチ
  • Sweet Grape
  • ハルパート回廊の幽霊
  • この馬鹿馬鹿しくも素晴らしき日々

評価・レビューする

レビュー投稿数7

青春ってのを思い出した…

初出が1997年ということで、まだ携帯も普及していない頃ですね。
両想いになったと思ったら東京へ進学&地元で就職、と離れ離れになった二人。
母親に捨てられおばあちゃんと暮らす滝野は、全てを諦めているような感じ。
そんな滝野を一途に愛し、そのポジティブな性格で引っ張っていく深町。
深町の一途さとポジティブさに滝野は救われてるのかもしれません。
でもやっぱり18歳、深町だって不安になったりするんだけど、どんな時でも滝野は深町の想いを受け止めてくれる…。
駆け引きも何もない、「青春時代の恋ってこんなだったよなぁ~」って思わせてくれました。
時々みせる深町くんの涙顔が可愛くって。
一番のつぼは、卒業後の春休みが終わって深町が東京へ旅立つ時…。
直前までふざけたりしてるのに、最後の最後に「愛してるぜ 滝野」…
そして電車のなかで涙をこぼす深町くん。
思わずもらい泣きしてしまいました。
Hシーンは多いし結構しっかり描かれていると思いますが、
あんまり嫌だと思わなかったのは絶対そこに愛があったからだと思います。
深町くんの一途な愛にひたすらキュンキュンしたストーリーでした続き
でも結構笑えるとこもたくさんあるんですけどね。

3

青春BL

帯『復活。正真正銘、青春BLのバイブル!!』

バイブルかどうかは置いておいて実にがっつり読みがいのある、そしてこれぞ青春BLだという感はドーンとあります。
高校の同級生同士が結ばれ、そして一人は大学進学で状況、一人は地元で就職。
彼等はそこで一度別れるも、遠距離恋愛を続けます。
楽天的で元気で明るいけれどともすれば我が儘な面もある深町と、生真面目で考え込んでしまうけれど実直な滝野。
別れて過ごす様になってからは互いの生活もそれぞれあって、それ故のすれ違いもあるんだけどそこをぶっとばしてくれるのがザ・ポジティブな深町。
滝野は母親の愛情に恵まれずに育っただけに、祖母の優しさが読んでいて心に染みいります。
シリアスと、そしてコミカル、滝野が背負っているモノ、引きずっているモノ。そんな滝野の側に深町が居てくれるし、また深町も滝野に甘えたり我が儘を言ったり。
彼等の時間を丁寧に、そして繊細に描いたやはり名作。
深井さん作品は痛さも切なさも引っくるめてツボなので作品はほぼ神評価になっちゃうんですよね。例外無くこれも神で。

2

青々しくて甘酸っぱい痴話喧嘩だらけ

両親の愛情に恵まれなかったという滝野は
本当に欲しいものを望まない
途中で無くなるくらいならそのままでいいと祈ってるだけ
深町が手に入ってからも、滝野は祈り続けているんだけども
祈るだけじゃダメだってことに気付くまでの青春BLなんですよね。

分厚いページの中ほとんどふたりの思い出日記みたいな?
なぜだかずっと回想シーンみたいな感覚で読んでました。
古い絵柄だからかな?

家族不幸ネタをスパイスに
青々しくて甘酸っぱい痴話喧嘩だらけw

個人的な好みなんだろうけど
深井さんの描く裸体って、普通っぽくて萌えないんですよねぇ・・・

2

これが青春BLだ

深井さんのストーリー作りは小説のようで、読み応えと満足感が得られます。
古い作品ですが、青春BL一王道で登場人物に愛着が持てました。

題名の”祈る人”って滝野のことなんですね。
彼は母親に捨てられて、いつも迎えに来るのをずっと待っていて、それがかなえられなかったトラウマからネガティブ思考で、すぐ躓くと愛が信じられなくなってしまうのです。
片や深町は、根っからのポジティブで、そんな滝野を励まし持ち上げ、彼を見捨てることなく一途な愛情を注ぐ。
卒業直前にお互いの気持ちを確かめ合ったものの、すぐ就職・進学と離れ離れの環境が待ち受けている。
遠距離恋愛で、色々な障害を二人で(というか深町に助けられながら)超えていくというお話です。

二人の気持ちが丁寧にセリフで、モノローグで、表情で語られて、読者に切々と訴えかけてきます。
「人魚姫」や「すっぱい葡萄」なんかの童話に例えるお話も二人の気持ちを確実に現しています。
深町は性格だけでなく性にもポジティブなのでエロいです。
住宅事情もあるのでトイレが多いというのが苦笑しちゃいました。

それにしても深井さんの絵って、何気続きにスネ毛が描かれているところが萌えます♪

5

祈る人-完全版-レビュー。

可愛くほのぼのとした表紙を裏切る中身の濃い作品。
切なさに胸を抉られる。心理描写が、神懸かっていて、読んでいるとゾクっとした恐怖がある。

好きだから嫌われたくない。皆が想う事を、ザックリと描き込んでくる作家さんです。登場人物の殆どが悲しい過去を持っていて、深い心の傷が一途な愛によって癒されていく過程が凄く丁寧。
甘いだけのBLじゃない。読んでいると痛みを伴う。

だけど、一番この作家さんらしい切なさの爆弾のある作品だと思う。

3

青春BLだって

第1作は12年前ですって。随分長いお付き合い。コミックス化されるたびに読んでいたわけですが、我が家の本の収納事情により、古ければ古いほどマグマ化しちゃっているので、発掘してくるのがほぼ不可能・・・情けない・・・そんな私向けの完全版。

で、感想ですが、一言で言えば深町のポジティブシンキングに救われているお話ですね。滝野と深町は表題作ではやっと結ばれた高校3年生カップルなわけですが、それにおいても滝野が祈っちゃうくらい悩んでる割に、深町はきっかけをつかんだ途端に暴走する始末だし。
その後、地元で就職した滝野と、東京の大学に行った深町のせつないんだかおかしいんだかな遠恋生活を軸に話が進みます。滝野は親に捨てられたトラウマから全然抜け出せないので、深町とラブラブなときはまだしも、ちょっと離れてしまうと真っ暗に・・・。

そんな展開の中、どんどん明らかになってくるのが滝野は後ろ向き、深町は前向きっていうことです。石橋をたたきながら、振り返って確かめながら、やっぱり壊れたら自分が傷つくから戻ろうとする滝野と、どんどん渡って行ってしまいそうでありながら、必ず戻ってきて後ろから背中を押すよ続きうに前進させてくれる深町。本当にいい凸凹カップルです。

6

うーん…

古い作品ですが別にそんなことを考えずに読めました。

ただ、本当に個人的な問題なのですが他の人のレビュー等を読んで期待し過ぎていたのでこの評価です。

内容は攻めがトラウマ持ち、基本ラブラブエロ多め、BLの王道展開となっていてさらっと読めました。

見せつけてやろうぜにはつっこみを入れたくなりましたがそれも含めてストーリーもありBLの基本的なポイントをしっかりと捉えている作品でした。

3

この作品が収納されている本棚

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