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表題作困惑はバニラフレーバー

西江和彦 調査事務所経営
須賀一佳 元銀行員でフリーの投資顧問

あらすじ

和彦の恋人・須賀は、元銀行員で綺麗でクールな見かけの割に優しい。しかし和彦に対しては厳しい須賀。二人の恋は…!?
出版社より

作品情報

作品名
困惑はバニラフレーバー
著者
坂井朱生 
イラスト
桜川園子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344815278
2.2

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

もうすこし頑張って欲しい

1冊すべて表題作です。一佳(受け)の視点でストーリーは進みます。

あとがきで一佳はツンデレだとありましたが、私はこういう素直になれず、憎まれ口を叩いてしまったりクールを装ってしまう主人公は大好きです。

ただ、相手役がそんな主人公を受け止めるだけの度量がある鷹揚な男か、振り回される姿が可愛いタイプかだと良いなぁと思ったのですが、和彦(攻め)はちょっと違うようで…。

回想シーンでの初めてのエッチは、遊び慣れた男らしく手慣れた感じで和彦が余裕を見せていたのですが、現在は「浮気していない?」が口癖で、「俺なんて邪魔じゃない?」を否定して欲しかったという可愛いというより情けないという感じでちょっとガッカリでした。友人達にも愚痴っていたというのもなんだか引いてしまいました。口絵のカラーイラストが穏やかな笑顔だったので期待が大きかったのもあります。もうすこし頑張って!

抱いてから突然「付き合おう」と1年かけて口説くことにした和彦の心情の過程ももうすこし欲しかったなぁと思いました。一佳を抱くまでは遊んでいたので、唐突に思いました。妹の口から最近誘いを断っていると聞くだけでなく当人からそんな描写が読みたかったです。

ただ、両想いなのに、和彦は一佳の「好き」を信じていないというすれ違いはとても好みでした。表紙で一佳の頬が赤くなっているのも可愛かったです。一佳がしつこく付きまとう広岡が過激な手段を取らず、比較的あっさり引き下がるのも私は好きでした。ただ、拍子抜けしてしまう方もいるかなと思いました。

0

困惑はバニラフレーバー

この本は「セカンドライン」「セカンドラブ」のスピンオフです!
調査事務所をやってる年上の恋人をもつ元銀行員(今は独立)が主人公の話!!
主人公は素直になりたいのに口ではキツいことを言ってしまういわゆるツンデレなんですな~
坂井さんにしたら珍しい気がする!
そしてナナちゃんにもつっこまれたけど、眼鏡×眼鏡なんですよー笑
でもそれを置いといても、まあ普通だったかなぁ?
坂井さんだから無条件に萌えてしまうから公平な目で見られないのかもー
スピンオフを好きになる確率のが高いんだけど、このシリーズは本編の二人のが好きかな!

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