夢を見ていたわけじゃない

yume wo miteita wakejanai

夢を見ていたわけじゃない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
シリーズ
アイスノベルズ(小説・オークラ出版)
発売日
価格
¥838(税抜)  ¥905(税込)
ISBN
9784872782028

あらすじ

教育実習生として高校で生徒に教えた日から8年後、尾根は生徒だった芦沢均に再会した。今ではただのサラリーマンと画家という立場だったが、芦沢の「先生」と呼ぶ声は昔とまったく変わっていなかった。なつかしくてひんぱんに会うようになった尾根は、芦沢が自分に対する「好きだ」という気持ちをまだ忘れていないことを知る―。両想いになった、“その後の2人”の書き下ろし付き。

表題作夢を見ていたわけじゃない

芦沢 画家 元生徒
尾根 サラリーマン 元教育実習生

評価・レビューする

レビュー投稿数1

再会愛もの!

1997年の作品です。
かなり古いです(笑)
麻生先生の作品はハデさはありませんけど、何処か引き込まれてしまう魅力があります。
文書の読みやすさとかもあるんだとは思うんですけど、ごく普通の日常や人達を舞台にストーリーが展開されていくパターンが多いので、共感できる部分が多いからなのかとも思います。
読んでいて自然と感情移入しやすいというか…心地よい感じなんです。

元教生と生徒、再会もの&年下攻という複雑だけれど、魅力を感じる設定に惹かれる方も多そう。
でも、劇的な展開でもなく、大きな問題が起こるのでもなく、割と2人だけの世界で、仕事だったり恋愛に対する考え方に葛藤しながら、ゆったりとした経過の中で展開されていきます。
物足らないと感じる方もいるとは思うんですけど、この雰囲気がなんとなく好きなだな〜と感じると、麻生ワールドにハマってしまうわけなんです!

元生徒&現画家•芹沢 × 元教生&現リーマン•尾根の再会もの。

教育実習生と生徒と言う関係で出会ったあの日から8年後!
2人は偶然再会!
生徒だった芹沢は個展を開けるまでの画家になり。
尾根は先生にはなら続きず、リーマンとして働いていました。
生徒と先生の関係ではなくなっても、昔と変わらず先生と懐っこく読んでくる芹沢。
そんな懐かしさに、なんとなく頻繁に会うようになる2人。
そして尾根は、まだ芹沢が自分に対して、好きだと思う感情を忘れていない事に気がつきます。

自分はごく普通のサラリーマン、毎日忙しく働く中、芹沢が自分に向ける感情は心地良くもあるけれど…
重たくも感じてしまい⁉︎
でも、自分が芹沢の事を特別に思う気持ちに気付かされ!
長く想い続けた年下君の恋は…再会ラブは実るのか⁉︎

年下に凄く甘えられたら可愛いく思ってしまう感情は理解できるものの…。
芹沢の甘えたがりさや、少し自分本位というか…驚き行動には呆れてしまう部分もありました。
でも、芹沢が尾根を好きになったのが、昔尾根に言われた言葉が自分にとって、とても大切なものになり、影響を受けたから…と言う理由があった処は良かったです。

あと尾根の心の戸惑いだったり、不安だったりも丁寧に描かれているのも感情移入しやすかったです。
年齢の問題や、お互いの生きる世界&立場の違いに悩みながらも、好きだと思う気持ちに正直に向かい合い、自分も頑張っていこうと前進していこうとする気持ちの移り変わりが好きでした。

私の中では、麻生先生の作品は、年の差だったり、立場の違いだったりがあっても、お互いにとって『対等』を目指していく様な感情の描き方が印象的です。
大体の作品を読んでいると、キーワードとして『対等』という言葉がなんとなく頭に浮かんで読んでいる気がします。
そんなお互いを想いやる恋愛観を丁寧に描いてくれるから好きなのかな〜と、久しぶりに麻生作品を読み返していて感じました。

私的には、芹沢タイプの年下攻めは苦手系ではあるんですけど(笑)
お話は静かに…でもしっかり描かれていく恋路が心地良く感じました。

0
PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ