大好評!「グレイ・ゾーン」シリーズ、待望の最新刊!

ターニング・ポイント

turning point

ターニング・ポイント
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
18
評価数
5件
平均
3.6 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
単行本
発売日
価格
¥1,400(税抜)  ¥1,512(税込)
ISBN
9784048736169

あらすじ

美形で芯の強い警察官・譲の恋人は、灰色の瞳を持つ元キャリア・亜久利。かつて事件の発端となったドラッグに執念を燃やす亜久利に焦がれ、彼の視線の先に近づこうとする譲に、快楽主義者の美少年・エイが迫り…!?

表題作ターニング・ポイント

元・警視 片岡亜久里
現役警部補・香坂譲

評価・レビューする

レビュー投稿数3

クレイゾーンシリーズの3作目

2作目はともかく、1作目を読まないと分からない完全続編です。1作目を読んでから間が開いたので若干忘れていた部分もあるんですが…。

相変わらず危険と隣り合わせの亜久利と由利と、「亜久利が気づかせないなら首を突っ込まないけど気づけば関わる」というスタンスの譲。
新キャラが出てきて、そこに再びエイが登場し前回の決着を…となるかと思ったのですが…。

全体的な印象で言うと、クレイゾーンのほうが作りこまれていて面白かったかなぁという感じです。今回のほうが事件が即席感があり、さらっと終わった印象がありました。エイというキャラクターを、もっと掘り下げて欲しいなあ。でないといつまで経っても終わらない気がします。
何だか大きな解決の糸口が掴めないまま、とりあえず終わった、という感じがして少し物足りなさを感じました。

こういう恋愛とは別に事件性の高いお話は大好きなんですが…。
亜久利というキャラクターが、手の届く人間は皆守ろうとする性格で、好感は持てるけどもっといい方法があるだろう!と若干苛々します。
対して、譲は肝が据わっていて度胸があり気転が利く…本当に強い男性だと前作を読んだ続きときには得られなかった感動がありました。

非日常感の強い作品なので、日常間のあるものをもっと読んでみたいと思います。

0

今後の譲の成長に期待します

グレイゾーンの続きです。

由利と亜久利が追い続けるドラッグ。
そのデーターを持つエイ。
亜久利を愛するがゆえに亜久利の行動に目をつぶることができない譲。

今回もなんとかエイを退けることはできましたが・・・解決していません。
解決していないと思います。
エイは改心などしないだろうし、エイがエイであり続ける限り何度でも同じ事が起きる。

せめて「ブラックウイドウ」のデーターがぶっ飛んでいることを願ってやみません。

今回、譲の兄、明良と香港の美人さん、秋藍が登場。
ふたりとも国境無き医師団に所属しています。
秋藍には別の顔もありますが・・・。

明良は亜久利のためのレスキュー隊員?華麗に手当をして去りました。

ラストシーンは空港です。亜久利は目的のために旅立ち、譲と由利は日本に残ります。

この物語の根底に流れる事件に合法的解決はあるのでしょうか?
もしあるとしたら、それは、これからキャリアとして成長していく譲の手にゆだねられるのかも知れない。
そう思いました。


0

望むものは…。

シリーズ3冊目ですね。
2冊目は由利編だったので「グレイ・ゾーン」の後にこれを読んでも大丈夫といえば大丈夫。

ひとまず恋人という関係に収まった亜久利と譲。
けれど、相変わらず亜久利は由利と共に「ブラック・ウィドウ」を追っていて。
それをうまく隠してくれることを望んでいた譲だったが、つい知ってしまうことになり…。

それぞれがそれぞれに信念も持って。
亜久利は愛する人を守るために。
譲は愛する人のために。
2人とも強いんだけど、どこか弱いというか。
亜久利は自分を犠牲にすることに対しては非常に強くてそれを厭わないけれど、愛する者を傷付けられることには耐えられなくてそういう部分では弱くて。
譲は強くあろうとするし実際強い部分もあるけれど、強がってる部分もあって。
プライドもあるけど、最終的には亜久利を守るためなら罪を負うことさえ恐れないような。
自ら渦中に飛び込んでいくだけの強さは持っている。
それゆえに、また巻き込まれて、結果的には亜久利を苦しめることにもなりえるのだけれども。
亜久利が危険に立ち向かおうとしているのを知ってしまえば、それを無視できるはず続きもなく。
だからこそ、前回「上手く隠して下さい」というようなことを言っていたわけだが。
全ては2人の間に晒され。
由利、エイ、秋藍といった人物とともに『お別れパーティー』と称した宴が催され。
エイと対決することになる2人。
ここでもまたそれぞれの方法で守ろう、終わらせようとする動きがあって。
このシーンのアクション?の場面がなんだかすごく動きがあって好きです。
亜久利の機転のきいた感電技もすごいし。
でも、やっぱりエイの銃口に指を突っ込んだ譲がステキでした。
自分を犠牲にしても憎むべき相手を破壊したいような衝動。
なんの躊躇いもなく指を突っ込める譲が本当にかっこよかったです。
ただ守られるだけの存在でいたくないという譲の、対等でありたいと願う譲の気持ちが表れているというか…。
これで物語も終息かと思ってんですけど、まだ亜久利は各国を飛び回っているようで。
まだまだ事後処理は残っている感じ。
それでも、2人の間でそれぞれの抱えるものが判りあえないながらも赦すというか許容できるというか、信頼できるレベルになってよかったです。
不安があっても「絶対帰ってくる」と思える気持ちが芽生えてよかったです。

あとは、もうこうなると由利と彼ですよね。
彼らの物語にもどこかで決着のつくストーリーが読めるといいのになぁ…。

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