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表題作タイトロープ

大原龍之介,ヤクザ,大原組の五代目,跡取り
里谷直樹,定食屋の息子,幼馴染

同時収録作品どうしようもないけれどリターンズ

黒川彰浩,32歳,会社員,営業
島野隼,26歳,社長ご子息,人事部

その他の収録作品

  • その後の龍之介妄想日記
  • カバー下四コマ漫画

あらすじ

直樹と龍之介は幼なじみ。龍之介が極道一家の跡取りだったり直樹に惚れていたりしつつもそれが当たり前の毎日を過ごしていた。だが高校卒業間際、龍之介が突然組を継がないと言い出し周囲は大騒ぎ。その理由というのが……? 大人気リーマンシリーズ番外篇「どうしようもないけれどリターンズ」も収録した、幼なじみ仁侠ラブ
出版社より

作品情報

作品名
タイトロープ
著者
夏目イサク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
タイトロープ
発売日
ISBN
9784403662324
4

(225)

(96)

萌々

(61)

(62)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
46
得点
914
評価数
225
平均
4 / 5
神率
42.7%

レビュー投稿数46

ありがとう、関西弁!

生まれも育ちもどっぷり大阪なもので、
これはリアリティがより強くて、より萌えました…
ごちそうさまです!(笑)

お話はヤクザさんの跡取息子・龍之介とその幼馴染・直樹のお話です。

BL初心者なもので、ヤクザさんものは初めて読んだので、
重いとか軽いとかはわからないのですが、
テンポとか2人の距離とかが非常に心地よく、読みやすかったです。
主役以外の登場人物の温かさも魅力です。

龍之介の「直樹ー!好き好きーー!」が可愛い…
しかもそれが周知の事実っていう微笑ましさ…
母性くすぐられます…

個人的にはイサクさんの作品は一往に攻ラブなので、
今回の極道なのにワンコな龍之介がたまりませんでした…

もちろん受の直樹の美形さもイイ!です。
書き下ろしの妄想日記の時のスウィート直樹ったら!!!
やめてー!そんな顔で「寝られへん…」とか言わんといてーー!
と、萌えを通り越して悶えてしまいました。

「どうしようもないけれど」のその後も入っています。
いや、もうあなたたち夫婦ですやん!…と温かい目で見てしまいました!

7

夏目さんはキメ台詞が神!

羊の知る限り夏目さん初のヤクザ設定ですが、そこは夏目さん。
「ダッシュ」とか「ノーカラー」とおんなじように、青春ラブコメとして素晴らしい出来です。


直樹君、受けですが、めっちゃ男前です。龍より喧嘩は強いし、動じないし、
離れられない自分たちに気づいて取る解決策は、「一蓮托生の杯」!
相当極道に向いていると思われます(笑)。

「俺はお前が何もんでも一緒におるぞ」と言い切る潔さ。
なかなか気持ちのいい受け君であります。

龍の方は、男っぽく、馬鹿がつくほどまっすぐで単純に、自分の気持ちは隠さないタイプ。夏目さんの攻めキャラってそういう魅力のある男が多いなぁ。
大きくてまっすぐ。
受け君はそういう攻め君を「コイツなんでこんなに粗雑で単純なんだよ」と思いつつ、最後の最後で、なんか人間の大きさでかなわない・・・ときゅんとしちゃう。みたいなね。

後半に入ってる、甘甘な合体話もよかったし、脇キャラでは直樹の叔父で大原組の若頭やってる橘が、けっこうまた単純キャラっぽくて、羊は好きでした。
オールバックにヤクザスーツが似合ってるし(笑)

おまけの「どうしようもないけれど」の後日談、島野のお父さん(つまりシマノ社長)に関係がばれちゃってどうしようの巻!も大好きです。
酔っぱらった島野が、(お父さんいるのに)黒川によじよじ匍匐前進して膝枕で寝ちゃうシーンとか。

なんというか、黒川みたいな男を選んだんだから、なにがあっても大丈夫!ってことで。

夏目さんはほんとに外れがないです。大好き。

6

一番好き

イサクさんは作家買いするくらいに大好きですが、その中でもタイトロープが一番好き
幼馴染みってだけで最高なのに、龍→→→直に見えて実は直も龍を心底大切に思ってるってのが幼馴染み設定をより深くしてると思います。
そしてそして自然に直樹をかっこいいと思えちゃう龍がすごくツボ
受けだってかっこよくあっていいじゃないって訳で…
むしろ龍がかわいくて直樹がかっこいい
攻め受けどちらも魅力ある作品だと思います

4

作家買いを検討中

今回初めてずっと気になっていた夏目イサクさんの本を手にとりました。

この方は萌えをわかってらっしゃる

今回は
『幼馴染みのヤクザの跡取り息子×クール系若干ツンデレ』
ヤクザモノは好きではないのですが、重い話でもなく、すんなり読めます。
少しギャグテイストなコミカルなお話ですが、シリアスシーンも重すぎない緊張感がドキドキさせられます!

ヤクザの跡取り息子の龍之介と近所に住む直樹は幼馴染みです。ゲイとかなんとかは置いておいて、昔から龍之介は直樹のことが大好きでアタック。直樹は気持ち悪がるでもなく流し、それでも二人は親友で今までやってきています。「直樹!好きや!」「ごめん」「直樹ぃ~~~」といった感じ。
今まで流してはいましたが、跡継ぎのことを真剣に考えることになり、二人の関係性も今まで通りとはいかなくなります。(一応ヤクザなので家との付き合いとか、結婚、跡取り息子のこととかそういう葛藤)このことがきっかけで二人の関係が進展するお話です。

よかったところはまず絵柄。
スッキリした線で、登場人物は皆綺麗な顔をしていますが、受けが女の子すぎることはない。また、私はガタイが良すぎる少しガチムチした絵柄(ユキムラさんとか(名指しすみません!)) も苦手なのですが、しっかり「男」を感じさせる骨格でありながら、攻めと受けに若干の体格差があって萌えます。万人受けする絵柄だと思います。
照れてる時の顔が個人的に最重要なのですが、エッチシーンでも少し恥ずかしそうにしてる受けの顔がたまらんくらいかわいいです(^o^)

私は「えっどこで好きだと自覚したの(笑)」っていう短絡的なお話より恋愛感にリアリティーを求めるタイプなので、重めなお話が好みです。この話はそんなに重くないどちらかといえばライトですが内容ペラッペラヤッてるだけではないです。お互いのことを思いやっているところに感情移入できてとてもよかったです。

エッチシーンに関してはネタバレですが二人はそういうことがお互い初めてですので、物語の終盤、二人が結ばれてから少しあります。ねっとりエロッエロ系ではありません。キュンッとなるような気恥ずかしい!萌える!ああん萌え!!!となるエッチシーンでした(笑)二人が言葉責めとかは全然ないです。二人が幸せに結ばれているのがやっぱり見ていてキュンとします(*´∇`*)

今読むものがない!でもBLが読みたい!という方には軽く手にとって萌えられるお話だと思いますので是非読んでみてください。気軽に「萌えええええええええ」な気分を味わえます♪

2

萌えすぎてニヤニヤ。頬が強張る。

↑この症状がでます。

攻めがヤクザ、主要登場人物は関西弁…と私の趣味ではない筈が…
イサクさんの描かれる男前ワンコ系攻めにハートを打ち抜かれました///
攻めだけでなく受けの子も性格が男前。
受けの属性はツンデレってことになるのかな?
でも攻めに不条理な仕打ちをするとかはなくツン成分は少なめ。
幼馴染とあって最初から仲が良く、読んでいて
「相思相愛だろ!!早く自覚しろ~!」
とヤキモキさせてくれます。
くっついた後は甘々。
Hシーンは少なめですが表情や台詞に攻めの子と一緒になって萌えました・・・(笑)

表題作の他にも別作品『どうしようもないけれど』の短編が入ってます。
読んでいないひとにも分かる内容でちゃんと萌えもありますが
もう出来上がってるカップルなので
そこに至るまでの過程を知ってから読むとなお楽しめる内容です。

2

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