ごめん…、たまってた。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作その気にさせてくれ

実力派俳優:勝野尊
社会人なりたてのマネージャー:杉本雅之

その他の収録作品

  • その気にさせてくれ
  • シンクロ率100パーセントの男
  • あとがき

あらすじ

圧倒的な存在感と演技力で、高い評価を得ているイケメン俳優、勝野尊
だが、実生活の彼は無愛想でわがままで気難しくて…その上、弱小プロダクションの所属なので役に恵まれない。そんな勝野の担当となった新人マネージャーの雅之。勝野から挑発されメジャーな仕事を引き受けてくれたら抱かれてやると宣言してしまった雅之は、キャスティングのため奔走することに…。熱血マネージャー体当たりLOVE

作品情報

作品名
その気にさせてくれ
著者
朱西美佐 
イラスト
佐藤ニシキ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784781600772
3.6

(3)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

朱西美佐さん

これからがとても楽しみな作家さんです。

このお話、多分泣かす話じゃないと思うけど、
思わず切ない気持ちにさせられて、
ウルッとくる場面が何度かありました。

攻めは実力はあるけれどまだあまり売れていない俳優で、
受けはその俳優に新しく付けられたマネージャーです。

でも芸能界のキラキラした部分よりは、
その厳しい裏側にスポットが当たっていてリアルっぽさがありました。

攻め・勝野は俳優といっても、劇団出身の売り出し中という設定なので、
その辺もからみつつ、
大変な世界である様子が上手に、ただし簡潔に書かれていると思いました。
実力もコネも愛想も全部必要なのね……みたいな。

そして、受けの雅之もひたむきな青年で素敵です。

※少しネタバレ
まず、勝野は元々ゲイで、マネージャーの雅之はノンケなんです。
そして、勝野は一目見たときから、雅之を気に入りヤッちゃおうとするのですが、
雅之は、“あなたがメジャーになったら抱かれてもいい”と、取り引きします。
でも、俳優はキャスティングされなければ仕事ができないわけで、
それを勝野に指摘されると、
雅之は“僕が仕事を取ってきます”なんて!!

少しじゃなくて、かなりネタをばらしてしまいましたが、
この感じ素敵じゃないですか?

受けがただのセックスの相手になり下がらなかったところが好きです。

「シンクロ率100%の男」は、
続編になっていて、勝野にとってビッグチャンスとなる映画撮影中のお話です。

あまり何も考えずに読んだら、結構当たり! いい作品ですよ。

3

セックスの条件

イケメン俳優、勝野尊の新人マネージャーになった雅之は、無愛想でわがままで気難しい勝野に挑発され、メジャーな仕事を引き受けてくれたら抱かれてやると宣言してしまい雅之は、仕事を取るため奔走する…。


抱かれる条件を出してきたのはいいなーと思いましたね。すぐヤルのではなく、“条件”つきのセックスとぱ+.(・∀・)゚+.゚イイ!
でも「メジャーになったら抱かれてもいい。」と言う時点で勝野のこと好きっぽいなーとも思ったりw

続編 『シンクロ率100%の男』
では、とてもおいしい展開に…!個人的に水無瀬監督も好きで、監督とくっついてもいいなーと思っていたので、雅之が監督に攻められているときうおおー!!!ってなりましたが、まあそこは…なるはずもなく。
しかし、勝野がどれだけ雅之を好きで、また雅之がどれだけ勝野を好きなのかがわかるお話でした。

普通の小説とは違いノベルズは値段が高いので、手に取るのを考えますがこの作品は買ってよかったと思える作品でした。

1

オーソドックスな芸能界もの

芸能界を舞台にした、イケメン俳優とマネージャーのお話。
就活に失敗し、弱小プロダクションのマネージャーに縁故採用された杉本の初仕事は、売り出し中のイケメン俳優勝野の現場マネージャー。
無愛想でわがままな勝野だが、そのオーラはただ者ではなく、杉本は…。
芸能界ものとしては、非常にオーソドックスで過不足のない作品。としか言いようがない。
「シンクロ率100%の男」勝野は、役者としても魅力的で、杉本に本気で夢中(但し、その外見のせいでなかなかそれを解ってもらえない)。
杉本は結構負けん気が強く、潔くて、そして勝野の事を愛している。
当て馬の水無瀬監督も食えないところが素敵でした。


0

雀影

セルフツッコミ
現在、家の中を片付ける必要に迫られて在庫本整理中。
というわけで積み本箱から発掘されたこの本、何で家にあったのか不明。
作家買いも、タイトル買いも対象外だし、、、
オフ会のお土産かなんかで、ちるちるさんにもらった?

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP