俺に抱かれる覚悟できたんだろう?

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表題作奪われる白衣の麗人

剛栄会若頭・相模龍一
小児科医・真山夏来

あらすじ

…俺に抱かれる覚悟で来たんだろう? 何も知らずに剛栄会若頭・相模の元を訪れた小児科医の夏来は、彼に無理やり犯され、無垢な最奥を熱い楔で何度も穿たれた…――夏来は義父の作った借金のカタに相模に売られたのだった。以来、淫蕩な愛撫によって身体を変えられ支配され続ける夏来。更には脅迫まがいの行為で同居を強いられ、日常生活をも相模に蝕まれてゆく。一方で、時折慈しむような視線に、夏来は憎しみ以外の不確かな感情を感じ始めて!?
出版社より

作品情報

作品名
奪われる白衣の麗人
著者
桂生青依 
イラスト
桜川園子 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784862961303
2.6

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萌々

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(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

無理やりから始まって……

 義父に言われるがまま、小児科医の夏来が届け物をしに訪ねた先にいたのは、ヤクザの若頭・相模。
 そこで夏来は義父に、借金のカタに相模に売られたことを知り、そのまま相模に抱かれてしまう。
 そのまま、「一緒に住め」と命じてくる相模に、夏来はそれを拒絶し続けるも、脅迫まがいの行為で、結局は同居を強いられる。
 以来、「嫌だ」とは想いつつも、相模の淫蕩な愛撫に感じさせられてしまい、徐々に身体を変えられてしまう。
 一方で、時折慈しむような視線を、相模から感じ、夏来は憎しみ以外の不確かな感情を感じ始めるが……。

 という話でした。
 最初は無理やりで、そこからだんだんとそれだけじゃないものを夏来が感じ始めて。
 実は相模は夏来のことをずっと好きだったことを後から知る……という話でした。
 夏来はぼんやりしているようで、実はしっかり者なので。
 命を懸けるような場面に立ち合ってしまったことで、気持ちを揺り動かされたということもなきにしもあらずだと思うんですが。
 それはそれで受け入れて行きそうな感じがするので、物語としてはとても面白かったです。

 相模の気持ちが切なく描かれてたこともよかったように思います。
 無理やりから始まる恋愛物がお好きな方には、ぜひ、オススメします。

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あと一声!

ヤクザに白衣に借金のカタと、BLならではの設定がコンボで攻撃。
そこへ、あらすじにはなかった同僚の当て馬まで登場! 萌え上がること必至……なはずなんだけど、あれ? ちょっと肩すかし? 

なぜ相模が病院へやって来るのか? と言うエピソードや、相模を見る目がちょっと変わってくるようなほのぼのエピソードを挟みながら、夏来の気持ちはどんどんと相模へと傾いていくわけですが、始まりが始まりだけに、おいそれと「好きだ」なんて言えるはずもなく。
その上、病院内で相模がちょっかいをかけてきた現場に、西川が現れておろおろ……なんてことまで起こります。こうなると、益々拗れていくふたり。

でも、土地絡みの揉め事が勃発して、発砲事件まで起こって相模がケガをしたら、そりゃ夏来も素直になっちゃうという展開。
今までの夏来のツンツン振りに、デレがプラスされちゃって。喜んじゃいますよ、相模は。だって、夏来がマンションへ借金を払いに来る前から、夏来に惚れてたんですよ~。病院で夏来を見かけ、一目惚れしてたらしい。強引で俺さまな相模だけど、基本、男って肝心なことはなかなか言い出せなかったり、行動に出せなかったりなんですから。

あとは、もうデレデレ。
好きだった夏来が手に入り、嬉しくて仕方がないぞ~という様子がありありで、可愛いぞ~、相模!

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