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表題作ボーダーライン

寡黙な風紀委員 溝口、高3
優等生の風紀委員長 坂口、高3

同時収録作品バディ!

風紀委員に推薦された新一年生・神木静
バディとなった風紀委員/三年・真木

同時収録作品初恋 前・後編

数学教師・岡島
高三生・後藤雅

その他の収録作品

  • 真木先輩ピンチです
  • 初恋アフター
  • ボーダーラインの向こう側
  • あとがき初恋編
  • あとがきバディ!編(カバー下)

あらすじ

友達と恋人の境界線は、どこにあるのか───。 優等生でいるために自分を抑えてきた坂口は、秘密を共有する風紀委員の溝口と身体を重ねたけれど、その刹那的な関係に答えはなくて──!? 恋心の断片を繊細に描いたセンシティブ・ラブストーリー集。

好きだと思ったらたとえ相手が男でも───

作品情報

作品名
ボーダーライン
著者
藤谷陽子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784862525185
3

(22)

(3)

萌々

(2)

(12)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
63
評価数
22
平均
3 / 5
神率
13.6%

レビュー投稿数14

好きだと思ったらたとえ相手が男でも

これは面白かったデスヾ(o゚ω゚o)ノ゙
積本がハンパないので買い控えようと思いつつ手を伸ばしてよかった!!
代表作「ボーダーライン」。
規制の緩い学校を取り締まる風紀の要。
風紀の基準は風紀委員を見ろっていうのは面白かったです。
キャラクター的に落ち着いた雰囲気を持つ二人なお話でしたね。
その前においてある二人のテンションが明るいというか、どこかお茶目な感じでのつくりだったので、構成の仕方もウマいなとおもいました。最近のドラコミックは割といいのもってくる傾向にあるような気がしております。ありがとう。
個人的に、淫乱君も好きです。最後、先生とのまとまりは、案外さっぱりまとまりすぎて先がよめてしまったな~という面持ちではあります。
他の人とのHが濃かった分、先生とはさっぱりなのか~っていう感じがね。
ただ、シャワー室覗かれての、恥らうしぐさはコレまでにない男の子な部分が見えて可愛かった。
先ほどの冒頭のカップル。ちびっ子で黒髪の後輩が攻。
しかも、かなりのテクニシャンというのがツボでした。
絵的にもすごく可愛くて良作wwwww
藤谷先生のほかの作品も読んでみたくなりまして候。

追伸:ボーダーラインの受眼鏡クンの髪型がドツボです。

4

もこ

思い切って、他作品も集めてみました^^*
読むのが楽しみです。
今年ヒットするといいですね~。今後にも期待

かおる

もこさんの書いているとおり、最近のコアマガジンさんのコミックはヒットが多いです。
藤谷さんの作風いいですね。今年、ブレイクするんじゃないでしょうか。

ボーダーライン

何か表紙が古街さんの「オルタナ」に似てるな、と思いながら購入した一冊。爆
これ手に取ろうとしたらお兄ちゃんがすごい傍まで来てて焦りました。笑
風紀委員会の中の2組と、セックス依存性の子の話。
おもしろかったーvv
最初微妙かと思ったけど、後半になるにつれてどんどん良くなった気がします!!
この作家さんて既刊出てるのかな?
名前見たことある気がするんだけどな~
既刊あるなら集めたいな!!!!

2

気持ちが重なれば言葉はいらないのね

いや~この作者さん、ほんわり甘々がウリだと思っていたら、こういうのも描くんですね!うれしいオドロキでした。

何がいいって、「ボーダーライン」の溝口!しっぶ~~~~!
溝口君、キミ本当は三十代ではないかね?
とても高校生とは思えないオヤジ臭さで、寡黙に委員長に影のように従う。ツボです!
・・・あっ、これは主従ものだったの!?(今気づいた)

お話は委員長・坂口の視点で進んでいきます。何の不満もないはずの環境の中に居心地の悪さを感じている坂口の気持ちを、ふとしたことで溝口に知られてしまいます。
そのことについて特に何も触れないまま、そっとそばに寄り添う溝口。言葉にも行動にも出さないまま、お互いの中に何かを共有して寄り添っているうちに、卒業という変化が波紋を起こします。
動揺してボーダーラインから足を踏み外してみたい坂口とそれを受け止める溝口。気持ちを重ねる二人。
このシーンが、ほんとによかった。
「これは?」と言って手に触れる。セリフはこれだけです。なのに二人の気持ちがあふれているのがビシビシ伝わってきました。
理想の主従ものですよ、これは。
番外編でも溝口君、濡れ場で「いれるぞ」しか言ってない。。。
・・・ひげ無くなって見た目若くなっても、やっぱりオヤジ臭い・・・(笑)

ほかに、「バディ」という学園ラブコメものも入っていて、こういうのも描くんだ~と思いました。静くんは、結局攻め受けどっちなのでしょう?なんとなく、襲い受?それとも成長して攻めに??どっちもいいなぁ(笑)

「初恋」
さみしい思いをして育った後藤君。ビッチで淫乱という設定ですが、なんだかんだみんなに愛されていて、あんまりひどいこともされてないみたい。(よかったね)
やさしい先生に受け止めてもらって末永くお幸せに~。

やはり表題作が一番良かったです。溝口×坂口(というか溝口)をもっと見たいなぁ・・・。

0

それぞれのシリーズに分けてもいいくらい

高校の風紀委員のお話が表題作。カバーイラストが大人っぽいのでまさか高校生の話だとは思いませんでした。表題作シリーズともう1作プラス描き下ろしです。

再婚した親の間に弟ができ、どこにも欠点の無い家族のなかに息苦しさを感じている風紀委員長・坂口。没収した煙草を吸おうとしているところを同じ風紀委員の溝口に止められて・・・んー、このお話の面白さをなんと表現したらいいんでしょう。それこそ、ボーダーラインの上を歩いているような不安定な心地よさな感じ。二人とも大変静かで淡々としているタイプなので派手な盛り上がりは無いですが、中に秘めた熱さを感じます。

「初恋」は先生と生徒のお話で、生徒の後藤がセックス依存症的な存在で、先生が彼を包み込むようなお話になっていますが、もとの設定どおりに描いて欲しかった。漫画というのは小説に比べ描ける内容が少なくなるのは仕方が無いし、そのためには削ぎ落とすことも必要なのでしょうが、コミックス化するのなら描き下ろし分を加えるとかして、厚みがあって納得の行く作品に作り変えてもいいと思います。これ1作で1冊のコミックスにしてもよかったんじゃないでしょうか?後藤も先生も大喜(後藤の親友)も、出てこなかったお父さんも、しっかりとした背景があるお話が好きです。“最後に読んでね”の「あとがき」を先に読んどいて良かったです。

それから、口絵の後藤と先生ですが、最初は風紀委員の真木と成長して眼鏡になった静かと思っちゃった。「バディ!」の主人公の二人です。同じ風紀委員でもこっちはドタバタしています。そのうち下克上ですね。(ん?いまも静が攻なのかなぁ?)

3

群像の断片

表題作と併録作のギャップに賛否両論ある様ですが、
評者はギャップがあるからこそそれぞれの主題が
際立っているのではないかと考えます。
風紀組シリーズの二組は多分コインの表と裏なのです。
但し両A面扱いですが。

『初恋』はおませで訳知り顔の受がさり気なく経験の深い
攻に翻弄される未来を想像するのが楽しいシリーズです。
彼等も風紀組の連中と同じ場所にいたなら、と夢想
しますがそれは多分余計なお世話なのでしょう。

2

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