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表題作これを恋とは言わせない

磯・教務課職員
白坂太郎・大学1年

その他の収録作品

  • これを恋と言うのなら
  • これも恋のなせるわざ

作品情報

作品名
これを恋とは言わせない
著者
かいやたつみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
メディエイション
レーベル
Hug comics
発売日
ISBN
9784870318946
2.2

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
6
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

これは恋だといってやるw

父子。それぞれの恋愛模様を描いた二本立て。
ひねりもないので、わりとサラっと読めてしまうのですが、かいや先生らしい作品かなと思います。
■これを恋と言うのなら
パパウエのお話。
父は小説家。ずっとその小説家の先生にあこがれてい。そして編集者になった攻。
思い通じてか、先生との接触に成功し、今では一緒に食事にも行く仲に!!
思いは募るばかりなそんなある日、なんと先生には子供がいる!?
ということは奥様も・・・・orz
失恋に落ち込んでしまう攻なのだが・・!?
まっすぐにぶつかって、ウジウジ悩んで。先生も先生でなんだかわかりにくくて。
ワンコな攻と、オヤジ受。バランスはよかったんじゃないでしょうか。
酔って、部屋にやってきた先生には思わずキュンとした。
ある意味攻守がよく描かれていない。アア見えて先生攻とかでもアリだとおもわれ(●´Д`人´Д`●)ギュッ

■これを恋とは言わせない
息子君のお話。イギリスから帰ってきて、先生と同居することになるのです。
その大学でであったのは・・・?!
出会いは最悪で、超絶むかついて。ところが、うまく丸め込まれて抱かれてしまう。思いのほかカラダの相性はいい。
あんなスケコマシ・・と思いながらも疼く心。
ところが、相手には妻子があって・・・・!?
ツンデレな太郎(息子)ちゃんが可愛いですwwww
結論妻子~はなかったんだけど(笑
なんだか、「大丈夫か?」な人たちが集まった家族ではありますが、これはこれでハッピーエンド。嫌いじゃないょ

0

設定は嫌いじゃない


コミックスの中で、リンクしたカップルが出てくる作品って、基本的に好き。
ネームとしてみたら、結構好きな展開。

だけど、なんというか、
1冊読むのに10分もかからないコミックスっていうのは、ちょっとなぁ
っていうか、読むって言うより、展開をチェック?みたいな。
そんな勢いでページをめくりたくなっちゃう。
なぜなんだろう?
絵?
性格の設定とかは、まあ、おもしろい、とは思うんだけどなぁ、、
お父さん組の方は、まだ。
息子組の、磯が大嫌いな地雷キャラだからかなぁ、、

2

ヘタレと天然

「これを恋と言うのなら」
大学助手→小説家(教授)。
ヘタレと天然、ただでさえ進展の遅そうな2人に、15年ぶりに同居
することになった小説家の息子が出てきて…。
じれったい…ところもありますが、けどその間にちゃんとお互いが
自分の気持ちを確認して、ちょっとづつ近づいてます。
邪魔が入ったり、すれ違ったりしつつも、結果ハピエン。
定番ですねv
ヘタレと天然って組み合わせがノー天気でよかった(笑)
あと、ヘタレくんのファン心理はよくわかるので、
応援したくなりました。
小説家の先生の、天然っぷりやギャップもかわいかった。

「これを恋とは言わせない」
表題作(表紙の2人)のストーリーはコミックス中盤からはじまります。
上記の小説家の息子・太郎のキャンパスライフ(笑)
太郎の友達で、山岳部の山本と言うキャラが出てくるんですが、
私はむしろそっちのが気になった。
山男ってストイックそうでいいわ~なんて…。


決してつまらなくはないんだけど、全体的にパンチがないといいますか…
可もなく不可もなく、って感じでした。

1

パパも息子も・・・

謎のフェミニスト、山岳部OBでもある教務課の磯さんに流れのままにいただかれてしまった太郎の悶々とした日々のお話です。

太郎くんは両親離婚の複雑な家庭に育ったからなのか、帰国子女だからなのか、つかみどころのないフワフワした感じの坊ちゃんで、自分のやりたいことがいまひとつ分かっていないので、状況に流されやすいんじゃないかと思われます。
磯さんは浮ついた噂の耐えない人物らしいのですが、自分の気持ちに正直で誰にでも優しいところがいいのか悪いのか・・・。
磯さんが悪い人じゃなくって一安心でした。

もう一つのシリーズ「これを恋と言うのなら」は大学の研究室助手・小山くん×ミステリー小説家で客員教授の白坂先生(太郎のパパ)のお話。ヘタレワンコ×天然オヤジ・眼鏡・ジャージであります。(先生はギャップだらけ)
長年のファンで片思い歴が長いものだから、些細な出来事に感動できる分積極的にアプローチできない小山くんと、とにかく天然でつかみどころがない先生、同居しだした息子の太郎と、マイナス要素だらけなのですが、小山くんの孤軍奮闘ぶりがなかなか可愛いです。(こちらのH要素は最後のキスだけです。)

描き下ろしの短いストーリーの中に4人の性格がバッチリ表されていて、これが一番面白かったかな。カバー裏にもおまけマンガがあります。

で、評価が中立なのに「なぜかいや氏の作品を必ず読んでしまうんだろう」と考えたのですが、どうも昔イタズラに描いていた私のマンガの作風に似ているようです。よく言えば、ごちゃごちゃと余計なものを描かない、分かりやすいシンプルさ。悪く言えば描かずに済ませるうすっぺらさ。好みが分かれると思いますが、私は好きです。

0

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