恋人たちの夏

恋人たちの夏
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
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  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784592870258

表題作恋人たちの夏

柊達之 リーマン
鹿原宥 インテリアコーディネーター

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レビュー投稿数1

私好み!

ああやっぱ、榊花月さんの小説は好きだ。
オトナの微妙な感情が、めいっぱい詰め込まれたお話でした。

モテモテで、そこそこ仕事もできて、実際に年上のいい男たちを冷めた感情のおもむくままに振り回してきた主人公の受け。
このスレた受けが、妙に可愛かったです。可愛くて、可哀想でした。
内部に抱える彼の孤独、すごい分かるよーと思いました。

万人向けのお話ではないと思います。
悪ぶった(悪ぶってるだけじゃなく、実際ひどいことをしてる) この受けを不快に思う人もたくさんいるだろうなと思う。
何を考えてるのかなかなか分からない、掴みどころのない鰻のような攻めに、魅力を感じない人もたくさんいるだろうなと思いました。
で、そういう部分こそが私好みでした。

初エッチのときに感じた、受けの歓喜と不安。
さらにエッチが終わった後の、受けの態度の痛さときたら。痛くて痛々しかったです。
こういう微妙さを書ける榊さんはすごいなと思う。

脇役も素晴らしいです。
安藤はかなり好きです。可哀想だったけどね。
最後のほうにしか登場しない蒼司の告白内容には、思わずニヤリとさせられました。いいよいいよ、愛だの恋だのというも続きのが、ちっぽけで姑息な感情ごときに負けてしまうことの悲しさ。だからといってその愛や恋が偽物ではないというのも、揺るぎなき事実で。いいよいいよー、人間らしくていい。

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