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BL定番中の定番、男子校モノです。
中高一貫性の学校に、高等部から入学した冨永。
可愛い容姿の彼は男子生徒からモテ、男子校特有のノリについていけない。
と思ったのもつかの間、生徒会長の佐久間のことが気になるようになってくる。
佐久間は見た目は地味だが、人望厚い尊敬に値する好人物。
脇役(続編では主役に出世しましたが)なのに、初登場のコマから花しょってた蒼井の美貌にも少しも心揺れない佐久間を、どうして口説こうか悩む富永。
もしかして相手も自分に気があるかも・・・という期待から一転、「彼女作れ」とつきはなされて・・・。
実は佐久間の方も冨永に惹かれていて、その予防線からの言動。
こういうハラハラドキドキ、でも大丈夫両思いよというお約束展開大好きです!!
子供の頃から少女まんがを読み漁ってきたものですから。
晴れて想いが通じ合った後の冨永の最大の問題は、ホモ嫌いの友人・蒼井に佐久間との仲をどうやって打ち明けるか。
蒼井、男前です。
いつまでも冨永の友達でいてあげてね。
描き下ろしは佐久間と会計・柿本、書記・大久保の出会い編。
柿本の直感、大当たり。
このお話は大分前に出版された学園もので、生徒達に大人気の生徒会長・佐久間と、小中高一貫校の清宮学園に高等部から入学してきた冨永の話です。
そして男子校である故なのか、見目の良い生徒が狙われてしまうという風潮があり、可愛い外見の冨永は、生徒達から告白されまくるようになってしまいます。
そんな事情もあり、生徒会の保護対象になった冨永は、生徒会室に出入りするようになるのですが、その生徒会の会長が、生徒たちに大人気の佐久間でした。
そして冨永はだんだん佐久間に惹かれていくものの、ノーマルだと公言している会長にいきなり告白できるはずもなく悩むが、実は佐久間の方も冨永が気になっており・・・という感じで、大半が二人が付き合うまでの流れで話が進んでいきます。
冨永は、見た目に反して腕っぷしが中々強く、中身も男らしいキャラです。
また意外と立ち回りも上手く、物事をハッキリ言うタイプでもあるので、それほど揉め事を起こす事もなく、学園生活に順応していける適応力の高い子でもあります。
なので、会長への気持ちを認めてしまってからは早く、少しずつ近づこうと本人なりに努力していく所は好感が持てました。
一方、佐久間の方も冨永に惚れていたものの、彼も相手がノーマルだと思い込んでいたのと、頭で考えすぎてしまうタイプなのもあったため、自分の気持ちを悟られまいと予防線を張ったり、先回りしてしまっていました。
そのせいで途中冨永がブラックになって、余計に事態がややこしくなってしまうのですが、結果的に冨永が勢いまかせで直球をぶつけたことで、ようやく両想いになります。
この作品はそんな二人のジレジレが楽しめるお話だと思うのですが、脇役も結構いいキャラしてるなと思います。
特に冨永のクラスメイトで、大のホモ嫌いである友人の蒼井が一番好きです。
彼は非常に麗しい外見とは裏腹に、少々(?)凶暴で口は悪いものの、自分と同じ苦労をするであろう冨永を心配したり、不本意な状況で会長との仲がばらされてしまった時は、冨永の悪口を言った相手に怒ったりするなど、友人想いで男前な性格です。
まあそんな感じの子なので、冨永からはかなり好かれており、佐久間にとっては目下一番のライバルでもあるみたいです。
まあ後書きにもあるように、そんなホモ嫌いの蒼井も次回作の主人公になるので、会長の心配は全く杞憂なんですが(笑)
学園ものです。
一貫校の男子高校に外部入学してきた可愛い冨永君と抱かれたい男NO.1の生徒会長佐久間君の意外にももどかしい恋のお話。
フリーな校風のためか、可愛い男子だと襲われることもある校内で、生徒会室は避難所とか保護室的な存在でもあるのです。まず、そこがファンタジーではありますが、可愛い冨永くんは保護対象なので生徒会室に出入りするようになるのでした。
冨永くんはそこで会長の尊敬できる姿にだんだんと惹かれていくものの、ホモではないと公言している会長に告白するわけにもいかず、まずは胸を張れる男になろうと努力をし始めます。
失敗もしたもののいいところも存分に見せることもできたのに、いま一歩近づけない二人・・・
なんだかんだで周囲の協力もあり?ハッピーエンドになりますが、今時のお話にしては非常に道徳的というか、きちんとしていると言うか、本当に爽やかな冨永くんです。
こう言うとシリアスっぽく感じそうですが、周囲を固める皆さんがなかなかいいキャラをしているので、軽いコメディタッチの展開になっていて楽しく読めます。
さっぱりくっきりとした見やすい絵柄に、メインの二人はもちろん脇キャラも個性豊かで、高校生徒会モノとしてよくまとまった面白い作品だと思う。
しかし好みの問題と言えばそれまでなのだが、なんと言うか、非常に「惜しい」のである。
生徒会長の佐久間は、一見どうということのない地味系メガネ優等生なのだが、会長としての手腕は抜群で、校内で「抱かれたい男ナンバーワン」の名をほしいままにしている。
しかし実のところ天然な側面もあったり、心を許した者の前ではかわいいところを見せたりもする。
新入生の冨永はかわいらしい外見に似合わない男前キャラで、「男なら抱かれたいより抱きたいだろう」と言い切り、また佐久間の「かわいい」部分をかなり初期の段階で見抜いている。
男子校における「イベントとしての同性愛」的なものに否定的な感情を持っていた二人がおのおの恋心を自覚し付き合い始めるまでが物語の大半を占め、思いが通じ合った後もキス止まりのため、コミックスを読む限りはどちらが受けとも攻めともつかないのだが、作者のHP上にははっきりと「佐久間×冨永」であると書かれている。
キャラの外見と性格付けのギャップからして、カップリングが逆だったらきっと出色の作品になると思しきところ、面白いのだがありきたりな印象は否定できない。
その一点において、繰り返しになるが、惜しいなあと思うのである。
□一見地味眼鏡だけど、抱かれたい男NO.1の生徒会長×可愛い外見だけど男前な受
お互いにノーマル宣言をしちゃったけど、あれ?なんか・・・な王道展開♪一回宣言してしまうと余計もどかしいんですよね!色々葛藤してるのが可愛いです。
この展開にくわえて、この受がなかなか可愛いのに台詞とか行動とかがいちいち男前です。学園王道展開そして男前受好きな私としては、個人的に大好き盛り合わせ!!なわけなのに、いまいち盛り上がらないのはこの生徒会長の地味さなのかなー・・・。とか言ってますが、結構楽しく読めたので続編も購入済みです!
富永くんの友達や生徒会メンバーなど、脇キャラがナイスな面子がそろってるのにも注目です!