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表題作英国式、十六夜綺談

謎のミステリーハンター? エドワード
シャイな「天邪鬼」 美城

その他の収録作品

  • 日に常なる事

あらすじ

霧の街、ロンドン。街の外れにある小さな村「リトル・ニッポン」には、日本から移住してきた鬼たちが人間を装ってひっそりと暮らしていた。その村を、ある日ミステリーハンターを名乗る英国青年・エドワードが訪れる。鬼の一人・美城は、優しいエドワードを好きになるが、彼は「天邪鬼」。理解してほしいと思うほど、想いと言葉が「裏返る」。正体も語れず、好きだとも言えない…想いはある日爆発し、エドワードの目の前で美城は鬼の姿になってしまうが…?
出版社より

作品情報

作品名
英国式、十六夜綺談
著者
祐也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784877248949
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

渾然一体のファンタジー

天邪鬼の美城は人猫・紫紺とともに、住みにくくなった日本を離れイギリスで暮らしています。
そこへ現れたミステリーハンターだというエドワードに心惹かれ、紫紺の嫉妬をよそに深い関係になっていくのですが・・・

美城が冷静さを欠くと「天邪鬼」のため話す言葉が裏返るので、人間が好きなのに今まで誤解されてばかりだったのですが、エドワードはその真意を的確に捉え、あまつさえ鬼の姿を現してしまっても優しい態度は変わらないのです。
しかし、その彼も暗い影に囚われていて、十六夜の日にだけもう一つの姿・デュアルに変わります。
昔、魔狼を食ったというドクター・シェルケも絡んで、エドワードの秘密を解明していく方向にお話は進みます。

最終的にエドワードの魔を自分に取り込み消滅させるというやりかたはなかなか面白いと思いましたが、デュアルが非常にかっこよかったので、いなくなっちゃったのは残念な気もしました。
ま、二人はハッピーエンドなので、次はドクターと紫紺のお話にでも発展させていただけると嬉しいなっと思います。

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