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表題作純情(3)(小冊子付き限定版)

俺様ゴーイン我儘リーマン・倉田
フリーライター乙女くん・戸崎

その他の収録作品

  • sweety start

あらすじ

高校時代の初恋の相手・倉田と偶然再会したライターの戸崎は、当時の想いを暴かれ、身体を重ねるようになる。再び倉田を好きになった戸崎に、倉田も本気を自覚し、ついに両想いに。だがある日、玄関先でキスしていたところを倉田の母親に見られてしまう。関係を知られてしまった二人は、改めて自分たちの関係や立場の違いについて考え――…。大人気作品、いよいよ完結!
出版社より

作品情報

作品名
純情(3)(小冊子付き限定版)
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
純情
発売日
ISBN
9784861343261
4.1

(32)

(16)

萌々

(6)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
134
評価数
32
平均
4.1 / 5
神率
50%

レビュー投稿数14

終わってしまったのが悲しいです

待ちに待った『純情』3巻です!!
内容は玄関先でキスしているところを倉田の母親に見られてしまい、関係を知られた二人は改めてこれからを考えるって感じです。
すごくラブラブになってて倉田が特に変わったというか優しくなったというか戸崎は甘える表情が増えたって言ってます。
1巻2巻ではなんだか考えられない二人な感じですが、こうゆう関係になってほんとよかったなぁ~と思います。
でもそこで新たな問題がって感じですね。母親の反応は普通そうなってしまうんですかね?戸崎は気にしてないって言ってたけど、やっぱり傷ついてたんですね、倉田に頭なでられて涙流したとき胸がぐっときました。
次に倉田のお父さん登場です。でもお父さんのほうが物わかりがいいというか、理解あるお父さんでよかった。二人のことを認めてくれたんです。
これでハッピーエンドですね☆
ほんとよかったぁ~

小冊子は同居始めてからの二人です。
ただラブラブです(笑)
ホントに終わってしまったと思うと悲しい作品です。
富士山ひょうた先生のほんで一番好きです!!というか今一番はまっていた作品です。



2

感動の最終巻‼ 真剣な2人の純情恋物語でした!

この巻で終わると思うと寂しい気持ちで一杯です。

初恋の同級生〜突然の別れ…そして、再会して恋人へ…長い長い甘酸っぱい2人の純情な恋路もこの作品で終止符です。

2巻で、やっとお互いの気持ちを伝えあい、心身ともに結ばれた2人!
最初の頃にくらべると、倉田も柔らかな人柄になり、戸崎が照れる位、素直に甘えてくる倉田…すっかり可愛らしくなってます。
やっと甘々カップルになってきた所に、倉田の母が登場し、2人の間に最後の大波を巻き起こしてくれます。

母親の登場で傷つき合う2人。
ノンケとゲイという根本がリアルに描かれていきます。

母親のとる行動に、段々疲れてくる倉田。
それを穏やかに支える戸崎…
だけど本心は怖いんです。
恋愛の根本が違うから、倉田との長い先の将来を考えるとやっぱり不安なんです。
その事が母親の登場で、結婚や子供といった現実を突きつけられ、今の関係が崩れるかもしれないと思い悩みます。
そんな葛藤の中でも、芯の強さを見せてくれた戸崎には圧巻でした‼
倉田に告白された事で、戸崎の芯の強さもより一層増してました。
倉田の母親や宮田先輩の揺さぶりにも負けません。
何が1番大切で、1番守りたいのか分っているから、グッと感情を堪えながら、対峙する姿は本当にカッコ良かった‼

「自分はゲイだけど、もともとオマエは違うから…オマエの気持ちに従うことしか出来ない」
と、ぽろりと本心を口にして泣いた戸崎の姿には、言葉もなく一緒に涙してました。
そして、別れたくない!って倉田に伝えた言葉を聞いて、
あっ‼この2人はもう大丈夫なんだなあ…良かったなあと、感情移入状態で大泣きしてました(笑)

倉田も、自分の気持ちに向き合い始め、行動し頑張ります。
友人にカミングアウトしたり、
父親と、戸崎との将来や、罪悪感で苛まれ続けていた過去の確執を話し合ったり…
戸崎との将来を真剣に考えて、親しい人に打ち明け、理解を得られた事で、強さや深みがましたような感じがします。
あれだけ不器用で、素直な言葉もなかなか口に出来なかった人が、
自分と向き合ったことで自信になり、同棲の話も、戸崎が驚く位すんなり言葉にしちゃうんですから(笑)
でも、この言葉は倉田からじゃないと実現しなかったと思うから、自分も待っていたかのように、よくぞいってくれた…と嬉しくなりました。
それにしても、倉田はすっかり可愛らしいデレ攻になってしまって、最初の頃との違いに笑えます。
恋をして愛しい人が出来ると、人間大きく変わりますね(笑)
最後に、友人から2人の馴れ初めを話した時…ツッコミを入れられ倉田の反応は大好物でした。
やっぱり、お互いに純情だったんだなあと感慨深かったです‼

本当に、ひょうた先生らしい、リアルに描かれた作品で大好きです。
で…好きといったら、煙草の使い方、吸い方も萌ポイントです。
他の作品でも、結構、煙草を小物アイテムとして取り入れられているんですけど、今回は特にシーンが多くて嬉しかった♡
いい感じに、いろんな感情を表してくれていてドキドキ♡萌ます‼

その後…新居でのお話が、書き下ろしと限定版小冊子で描かれています。
ケンカもするけど、すぐに仲直りして、ほのぼの新婚さんを楽しんでる感じが微笑ましかったです。

幸せそうに仲良く暮らす姿をみていると、
最初は価値観も性格も違うあまり、悩み、我慢もしたり、ぶつかり合い喧嘩が耐えなかった頃が凄く懐かしい(笑)

3巻を通して、じわじわでしたけど、一歩一歩過程を踏まえて、しっかり歩み寄った2人の恋愛模様でした。

じんっとせつなくなる場面も多かったんですけど、全巻読み終えると、ほっと温かい気持ちにさせてくれる作品です。
是非是非オススメです。

2

感動の最終巻!

富士山ひょうたさんの作品で、一番好きなシリーズです。高校時代の初恋相手と再会したことで始まる、不器用で切ない大人のラブストーリー第3巻です。

週末はお家デートしてる戸崎と倉田。一緒に出掛けたり、ますますラブラブになってる二人にニヤニヤします。

そんな時に現れたのは、倉田の母親です。倉田の部屋から出てきた戸崎を見て、取り乱す母親。倉田にお見合いをさせようとしたり、戸崎に倉田と別れてくれと言うのです。嫌いな母親に反対されて、不安定になる倉田。戸崎に甘える倉田が可愛いし、甘える様子にホントに心を許してるんだな~と嬉しくなります。
戸崎も、母親に「別れない」と啖呵を切ったのに、ホントは不安で不安で…。倉田の前で、泣きながら「別れるのヤダ」って言った戸崎が切なくて可愛くてキュンキュンします。
結局、父親に理解してもらえて、同棲することになったので、ホント良かったです。
最後まで戸崎を狙ってる宮田先輩は、やっぱり好きになれませんでした。

2

そうしてこれから

将成と圭佑。
そんな呼び方にこっちが照れてしまうほど完全にでき上がってしまった2人。
付き合う相手にはそんな甘え方をするのかと、スキンシップの多さに戸崎同様不意打ち照れしてしまいます。

そうして前巻の不穏なラストが現実に。
親バレした倉田にはこれからを考えるいい機会になったのでしょうが、お母様の気性もまた倉田同様思い込んだら一直線なせいか、ホント嵐のごとくでした。
最近ではあまり考えなくなった男同士として根の深い部分が晒され、その分倉田父の言葉には、重みを感じてしまいます。

そしてためらう間もなく肯定する倉田の決意も、しっかりと伝わってきました。

2人の始まったばかりの恋の行先が、親を交えることでいきなり熟考することになりますが、真摯な気持ちが向かい合い、タイトル通りの気恥かしさとすんなり馴染んでしまう日常に気持ちよく読み切ることが出来ました。

1

本当によかったです!!

リーマン:倉田将成×フリーライター:戸崎圭祐です。
いやー。完結しました!マジでよかったです((´∀`*))

最初は倉田の俺さまっぷりにイラつきましたが、ただ単に人間臭かっただけ
なんですよね~。それに最終巻でやっと気がつきました。

ていうか倉田母が普通に怖かったです( ゚ω゚;)
戸崎がしっかりと自分の意見を述べていたのは本当にすごいと思いました。



ていうか、子供が間違いをしたら、それを止めるのは親の役目とか言っていましたが、
それはまだ成人していない子供の話であって、もういい年した大人には必要ないと
思うんですよね・・・。

確かに子供には全うな道を進んで欲しいという気持ちはわかりますけど、まずは話を聞いてから反対するなり、なんなりしろよ!って思いますね。
まぁアクマでも私がそう思うだけで、何が正しいかとかはわかりませんけど・・・

あと、倉田父!!
すごいな~と思いますね。自分の妻が浮気してるのを子供にバラされて、その上
その妻と話し合いをして、まだ続いていますからね・・・。
私なら無理かもしれない・・・って思います・・・

父のおかげで母の行動はなくなりそうでよかったですよ。
そして、倉田が戸崎に同棲しようと言ったときの戸崎の
あの顔が本当によかったですね!あの顔マジでたまりませんでした(*'Д'*)ノシ

小冊子では、同居初日の話でした。
まぁ~クソ甘かったですね(褒めてます)
そして戸崎のお姉さんが出て来ました!
いや~!いい人でした。ごく普通の方と思いますが、倉田のお母さんがリアルに
怖かったので、余計にいい人だとおもいましたね(ノ∀`;)

あと1ページ目と最後のページに作者さんのインタビューがあったのですが、
この時点で宮田先輩の話を描こうと思っていたに驚きました!!

0

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