龍は戯れる 四龍島シリーズ

龍は戯れる 四龍島シリーズ
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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
集英社
シリーズ
コバルト文庫(小説・集英社)
発売日
価格
¥438(税抜)  ¥473(税込)
ISBN
9784086143042

あらすじ

青龍屋敷に乗り込んだ白龍・マクシミリアン。一触即発の雰囲気の中、マクシミリアンはなぜか青龍の姉を誘惑しはじめて…。彼の後を追った飛も、なんとか屋敷に潜入しようとしていたが…!?
出版社より

表題作龍は戯れる 四龍島シリーズ

皮肉屋で気まぐれな白龍市の領主
白龍を影から支える色街「花路」の頭

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歪んだ愛情の行方は?

 勝手に飛をおいて、敵の総本山である青龍屋敷に行ってしまったマクシミリアンを追って、飛もまた青龍屋敷までやってくる。
 しかし、客人として呼ばれた訳でもない飛が中に入るのは容易ではない。
 中に入る方法をいろいろ考えた飛だったが、そこにちょうど現れたのが、酔って男たちにいためつけられる酔熊。飛は、酔熊を助けると、青龍屋敷への道案内を頼む。
 どうやら、酔熊は青龍の色街の男につてがあったようで、なんとか飛は単身屋敷にのりこむことに成功する。

 一方、青龍である麗杏に、マクシミリアンは表向きは客人としてもてなされる。
 宴席で酔ったふりをしたマクシミリアンは、その場で寝入ってしまうふりをする。
 そして、みんなが油断した隙に、麗杏の偏愛する姉の雪蘭の部屋に行き、雪蘭を誘惑する。

 翌朝、それが麗杏にばれ、麗杏は仕返しとばかりに飛をとらえることを決意する。

 そんな感じで、いよいよイカれた二市の龍の争いになってきました。
 どっちの愛情も歪んでいて、どっちもねじまがってるから、物事がややこしくなっていく。
 でも、マクシミリアンが飛に吐いた最後の一言は、本当に続き重いと思いました。
 何もかも皮肉というオブラートに包んでいたマクシミリアンが唯一漏らした「本音」とも言えるもののような気がしました。
 何もかも、公平に愛することができる飛が、きっとマクシミリアンはちょっとばっかし憎いんだろうね。そして、飛の心を揺らして、かき乱したくなるんだ。
 愛情って複雑なものだと思います。

 今までのただの皮肉の応酬から、ちょっとばっかしマクシミリアンの本音が見え隠れする巻でした。
 そしてここから、飛の心は乱され続ける幕開け。

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