今日からあなたは、僕の奴隷です

小説

  • プリンスは悪魔の前に跪くか?

プリンスは悪魔の前に跪くか?

prince wa akuma no mae ni hizamadukuka

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表題作プリンスは悪魔の前に跪くか?

桑原峻・ニューヨークからきた冷徹な悪魔
橘夏海・学園のプリンスにしてリーダー的存在

その他の収録作品

  • 悪魔とハネムーン

あらすじ

夏海は、学園のプリンスとして君臨する名家の御曹司。ところが、両親が破産して夜逃げしてしまった! 一人取り残された夏海の前に現れたのは、美しくも冷徹な悪魔・桑原だった…。「今日からあなたは、僕の奴隷です」今までの生活と引き替えに、夏海は年下の桑原の奴隷となることに! 身も心も蹂躙されプライドも打ち砕かれ…それでも夏海は、その激しすぎる束縛と屈辱に、いつしか甘い陶酔を覚えていた――。独占欲たっぷり濃密な下克上ラブ、カラーピンナップ2枚の豪華袋とじつき!
出版社より

作品情報

作品名
プリンスは悪魔の前に跪くか?
著者
四谷シモーヌ 
イラスト
門地かおり 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫 アリス
シリーズ
プリンスは悪魔の前に跪くか?
発売日
ISBN
9784829624258
3.1

(8)

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萌々

(2)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
24
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

裸の王子様

嫌な男を先に読んだのですが、
桜木が高3〜。しかも受けの幼馴染〜とちっちゃい立ち位置であまりでてきやせん。
桜木好きーとしては寂しいわ。


誕生日のその日人生最悪な出来事がふってきた!
幼少からエスカレートでお金持ち専門学校でそだった夏海は誕生日の日、父が破産し母と朝逃げをしたことを知る。
散々持ち上げられて生きてきた夏海にとってパパとママおまけに執事の柿本までがいなくなり途方くれる。
学校でプリンスなんていわれリーダーぶっていた夏海の前に美しき悪魔が降臨する。
屋敷に住んでいいかわりに奴隷になることになった夏海。
奴隷なのに家事が一切できないので結局お世話されるという不思議な生活がはじまる(笑)
普通、これって?と怪しむはずなのに世間知らずなお坊ちゃんは年下悪魔な桑名の態度だけが気になってまったく自分の状況を理解しないまままんまと罠にはまってきます。
ん〜おバカちゃんだ、しかしそこが可愛いんだよね。
甘ったれな夏海を甘やかしす桑名。

つか、桑名くん子供のくせに何でも出木杉くんです。
料理から掃除から掃除まで頭もよい、、、だからか世話のかかる夏海を甲斐甲斐しく世話するわけですね。

結局は壮大なドッキリだったという落ちつきです(笑)
しかし、ラストは泣いた、、、わかっててもドッキリとしらず桑名に対等に見てもらいたくて頑張る夏海が可愛かったー。
内容はありきたり?わかりやすいんですがそれでも頑張る子を読むのは大好きです!
門地さんの挿絵で可愛さ倍増〜

1

淋しい心が求めたもの

今回はニューヨーク育ちで全てに秀でた高等部1年生と
旧家の御曹司にして学園のプリンスと呼ばれる2年生のお話です。

二人の出会いから身体の関係を持って恋人同士になるまでと
その後のラブラブ新婚旅行を収録。

名門の子弟や元華族の血縁ばかりを入学させ
幼稚舎から高等部まで一貫した教育をする某学園で
唯一「プリンス」の呼び名を許されるのは
容姿端麗、スポーツ万能、成績は常にトップで
世界的な橘グループの御曹司である受様、ただ一人。

受様の十七歳の誕生日、
将来の重責を担う覚悟は有っても挫折を知らず、
与えられる事を当然のものとしていた受様の前に
全てが完璧といえる新入生が現れます。

アメリカで成功したコンピューターメーカーのオーナー子息。
整った顔立ちと本場仕込の流暢な英語の発音、
数学や物理は大学レベルとの噂される新入生が今回の攻様です。

自由裁量の大きい生徒会長を総帥と呼ぶ学園で
次の総裁は自分しかいないと思っていた受様。
しかし1年生の間で攻様を総帥に推す声が有る事を知り、
愕然となります。

出る杭を叩こうと攻様に声をかけますが、
学園のプリンスが話しかけているというのに無反応の攻様。

受様がプリンスとしてちやほやされるのは
橘グループの跡取りだからで
自慢の顔だってタヌキそのものだと言い放ち、
本格的なディープキスで腰砕けにされてしまいます。

受様には正に青天の霹靂!!

しかも帰宅した彼を待っていたのは
橘グループの資産がすべて差し押さえられ、
両親が夜逃げをしたという衝撃の事実と、
差し押さえた張本人の息子である攻様だったのです。

その上何もかも無くした受様が
自宅で暮らす条件とは攻様の奴隷になる事?!

甘々お坊ちゃま育ちの受様。
引越し荷物も持てず、火災報知機までならす彼に出来る事は
攻様の寂しい夜を慰める夜のお相手くらい?!

この後は受様の家出やお仕置き混じりの初Hから
受様が攻様に引かれていく様子が
総裁選の行方を絡めつつ進み、
更なる衝撃の告白があって大団円へと続きます。

意地っ張りだけ根が素直で真っ直ぐな受様が
一喜一憂する様だけではなく、
意地悪だけど本当は淋しがり屋の攻様が
誰かに関わる事の幸せに気付いて
受様に惹かれていく様子も楽しいですよ♪

今回新レーベルという事で
初出の新書のイラストに加えて
門地さんの新イラストが沢山増量されているのも見所。

著者もレーターさんもお気に入りのこのシリーズ、
続巻では攻様の昔の男がやってきってスッタモンダするので
ぜひともこのまま全巻復刊して欲しいです!

今回は年下攻めの学生同士カップルで。
真崎ひかるさんの『深夜の恋愛授業』はいかが?

4

プリンスは悪魔の前に跪くか?

ニューヨークからきた冷徹な悪魔・桑原峻
    ↑ 攻       受 ↓
学園のプリンスにしてリーダー的存在・橘夏海

学園のプリンスとして君臨する名家の御曹司夏海に突然のことが発生!?
両親が破産して夜逃げしてしまう。
一人取り残された夏海の前に現れたのは、
自慢の顔をタヌキそのものだと言った美しくも冷徹な悪魔桑原だった......
そして今日からあなたは、僕の奴隷です
と夏海にいままでの生活と引き換えに、
桑原の奴隷になり、でも何もできない夏海は奴隷でありながらも立場が変わらない。

あなたは奴隷だ。僕という主人を満足させる義務がある
と何もできないに夏海に体を出すように言った。
そんな夏海は少しずつに、身も心も蹂躙されプライドを打ち砕かれ・・・
それでも、その激しすぎる束縛と屈辱に、いつしか甘い陶酔を覚えていた・・・・・・

1

結論、二人が幸せならそれでいいんだけど

まさかよもやの壮絶ドッキリΣ(゚д゚lll)!?
おかげで息子さん、、、貞操をうばわr・・・ガフっ

発売してまもなく手に入れたにもかかわらず放置しすぎてましたこの作品。
まいど、門地さんの美麗なイラストにハァハァが止まらない。
「袋とじ」wなにその美味しそうなwwなんて言いながら
今頃開いたわけですが、生唾なイラスト。
足したことないじゃんと削ったスクラッチに思わずトキメイタ
ある意味ここだけで評価UPさせても言い訳なのだがwwな今回。

お話、
昔から華族の家柄、生粋のおぼっちゃん。
見た目も成績もスポーツも万能って、俺ってばwな受
学園の総裁になるのも当然・・と思っていた矢先
誕生日のその日、家の破産で父母夜逃げ、もちろん家の従業員もなし
あまつさえ、屋敷は奪われ、奪われた家で受は奴隷となることを強いられる・・!?

あらすじだけ見れば、わりと旧落下で奴隷という名の・・な
ひもじい展開なのですが、炊事洗濯できなくても、ご主人様が甲斐甲斐しくお世話してくれて、寝る前のホットミルクにお休みのキス
あれれ?な展開だったりするわけでww

そんなこれまでとは、うってかわった、ご無体な生活で
受がどう成長していくかというのがこのお話の主体なのであります。
一緒に新食をともにしていくなかで、攻に惹かれ、対等になりたいと奮闘し
自分がいかにうぬぼれていたのか、何もできないあまちゃんだったのかを知って・・と
流れはわからんでもないのだけれど
正味、恋愛に至るメンタル面での表現がぬるかったので
「俺、攻のことが好きでしかたないんだ」な心の吐露シーンに
え?と思ってしまったのは言うまでもなく。
半ば読み流し風味だったのもよろしくなかったのかなとは思うのですが

後日談の、お城H
これまた強引でちょっと痛い表現があったりするのですが
どうなの?幽霊にとりつかれての設定なの?わざとなの?
シチュエーションは萌えなくはないのだけれど、もう少し
ヌルっとした色気があればもっとよかったのになと思ってしまったのでした

0

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