ステラ
主役は「DEAD LOCK」シリーズでかなり素敵な当て馬だったロブ。彼にはその後、「SIMPLEX」で可愛い恋人ができるのですが、これは時間的にはそれ以前、ユウトへの恋に破れ、傷心を抱えてフラフラしてた頃のロブのお話です。
根っからのゲイであるロブの、ビッチな誘い受っぷりがたまりません!ベッドの中での、いかにも翻訳小説風なコミカルなやりとりにも笑えました。
それにしてもネトは懐の広い、いい男です。
「DANCE WITH A DOG」は「DEAD SHOT」直後のディック×ユウトのお話。
ビーチハウスでディックに再会したユウトが、LAに戻らなければならない日の朝の一コマです。
ロブとネトのカラーの表紙も麗しい、DEAD LOCK番外編。
ネト×ロブが読めるのなんて、同人誌だからこそ。
ネトだったら、
ロブだったら、
こうするだろうなって、納得のいく展開。
これを音で聞いてみたいなぁ
ゆっちーの誘い受け(きゃっ)
健太×遊佐って、なかなか濃厚そうでよさげじゃない?
この同人誌には
『テ・キエロ・ムーチョ』 ネト×ロブ ※エッチあり
『DANCE WITH A DOG』 ディック×ユウト ※エッチなし
の2話が入ってます。
時系列でいうと
---------------------------
『DEADSHOT』
---------------------------
↓
---------------------------
※『DANCE WITH A DOG』
---------------------------
『DEADSHOT』のラストから数日後の朝?といった感じ。
ディックとユウトは、まだビーチハウスにいて
ユウトがひと足先にLAに戻る日の幸せなブランチのひととき。
↓
---------------------------
※『テ・キエロ・ムーチョ』
---------------------------
ディックがビーチハウスを引き払いLAにやってきた日。
幸せなユウトとディック祝福しながらも
消せないユウトへの未練。
さみしくて、さみしくて、ひとりじゃいられないロブはネトに甘えます。
↓
---------------------------
『SIMPLEX』
---------------------------
『テ・キエロ・ムーチョ』と『DANCE WITH A DOG』と2話はいってますが
『テ・キエロ・ムーチョ』がメイン。
あくまでもロブとネトは恋人同士ではなく親友同士。
男同士だからこんな慰め方もアリなのかもしれない。
ベッドの上は、娼婦のような誘い受けロブのアメリカンジョークと
年下らしさがちょっと垣間見れるネト。
二人のsexは、最高にHOTでしたが
一夜限りの関係の余波・・・翌朝のロブの孤独感はきっちり書かれていて
大変せつないです。『SIMPLEX』があって本当によかった。
『DEADLOCK』シリーズでは、皆のよき理解者であるネト。
ノーマルという設定ですが、ロブの前に抱いた男がいたと洩らしてました。
なんだかんだと一番弱さを見せない男ネトの過去を
もっとつついて穿り返してほしいです!
高階佑さんの表紙カラー。
中にもモノクロが2ページありましたよv
探しまくってやっと手に入れた「テ・キエロ・ムーチョ」
ディックとユウトのお話である「Dance with a dog」
も再録されています。
もう読めないと思っていまして、「テ・キエロ・ムーチョ」
に再録されてると知った時は絶対に欲しい!
と思いました(笑)
それくらい、DEADLOCK大好きなんです。
ネトとロブのお話なんてもう二度と読めないと思います!
ロブはもう永遠を誓った恋人がいますしね♪
高階佑先生のイラストもあってめっちゃ、豪華ですよね♪
周囲への気配り完璧で自分より他人のお世話(ちょっと、おせっかい)を優先してしまうあのロブの弱さが見れます。
しかも弱さを見せるつもりなんてないのに、ネトにずばり言い当てられてしまうという大失態付き。
そりゃ~、ユウトとの失恋をひきづってトーニャの店でやけ酒したらバレバレですよね。
他の人にだったら口で負けないロブも、ネトの前ではタジタジでかわいい。
こんなロブは必見です。
そしてロブに負けじと魅力的なネト様。
ロブのプライドを気付付けないようにさりげなく慰める紳士的な態度が素敵すぎます。
一夜限りの二人の関係も重すぎず軽過ぎず!
ネト様ありがとう。
そして、ロブに幸せなパートナーが現れますように。