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表題作ロレックスに口づけを

新島重起,県立城東高校3年生,生徒会副会長
竹内均,祠堂学園2年生,生徒会長

その他の収録作品

  • ごあいさつ&予感

あらすじ

県立城東高校生徒会副会長・新島重起は、合同行事の夜、私立祠堂学園生徒会長・竹内均と何故かベットを共にしてしまった…。クールで知的で超美形の竹内は、誰にも心を許さぬ孤高の存在。重起の苦しい想いをよそに、毎年城東から祠堂に贈られるバラのアーチをめぐって、不可解な事件が…。初の長編恋愛小説。

作品情報

作品名
ロレックスに口づけを
著者
ごとうしのぶ 
イラスト
沖麻実也 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
タクミくんシリーズ そして春風にささやいて
発売日
ISBN
9784044336059
3.6

(13)

(4)

萌々

(2)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
47
評価数
13
平均
3.6 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数7

学生物のトキメク名作

タクミくんシリーズで有名なごとうしのぶさんですが、学園物の隠れた名作だと思います!
正統派学園物BLという感じで、爽やかです。他カプがいてもあまり出張らず、メインカプ集中型なのも好きでした。
タクミくんシリーズと直接的な関係はないので、単品で読めます。

県立城東高校生徒会副会長でバレー部・新島重起(高3)ヘタレ硬派攻め×祠堂学園生徒会長・竹内均(高2)クールビューティー健気受け
長いつきあいの隣同士で、城東は県東部随一の進学校で、祠堂はお金持ちの坊ちゃん学校で、生徒会の親睦を図る為の会があった。
会が盛り上がった翌朝に起きると、クールで知的で孤高の存在の竹内と一緒のベッドで寝ていて驚いて、逃げ帰ってしまう。
酔っていたからまったくその時の記憶がなくて、おまけに父親の買ってくれらロレックスの時計を無くしたことに気付く。
会わない内に竹内への思いを膨らませながら、共同で行うバラのアーチを巡って問題が起こって。

硬派攻め×クールビューティー受けの字面だけでも萌えるものがありますが、中身には期待以上の萌えが詰まっています。
最初のヘタレエピソード連発の落としがあったからか、余計に新島の硬派エピソードが光ってカッコ良かったです。

竹内のことを思って、好きなのにあえて離れることを選び、そして竹内も気持ちを知りながらも、新島にはその方がいいと思って離れようとする。
こんなにも好きあって思い合っているのに、どうして上手くいかないんだろうというジレジレ感がたまりませんでした!
いい男で、いい人であるからこそのすれ違いなのです。
最後に次々と明かされる竹内の健気エピソードの連鎖に、してやられました。
攻めと受けに、二度、三度も惚れなおしました。

エロ:★1 情感のある初キスシーンがよかったです。後は、ぼかすのみ
総合:★5 好感の持てる攻めと受けで、ストーリーのバランスが抜群でした。

1

隠れた名作だと思ってたのに

賛同者がこんなに!なんだか嬉しいです。

新島いいですよね。これだけキラッキラな高収入・高学歴・高ルックス揃いのBL攻めの中で、なぜか自分的カッコいいランキング5位には入ってます。

BLにはエロなんか要らないんだよ!というのを再確認させてくれる作品です。

CDは私はイマイチでした、新島の声はもっと爽やかかなと。

1

沖さんの挿絵買いでした

のちにタクミくんシリーズにも登場する祠堂学園(タクミくんが通っているのは祠堂学院)生徒会長、竹内均くん(高2)と県立城東高校生徒会副会長、新島重起くん(高3)の恋。
一途に新島くんに恋いこがれる竹内くんなんだけど自校では、こっそりとアイドル視されているのでちょっと面倒なことになります。
かなり前の話なので古さも感じます。
アキレス腱を切ってもスポーツはできますよん(笑)
ま、アスリートになるのは無理かもですが・・・。
いつもの悪い癖で脇役が気になりました。斉木く~ん♪

1

泣けました

あらすじ
県立城東高校生徒会副会長・新島重起は、合同行事の夜、私立祠堂学園生徒会長・竹内均と何故かベットを共にしてしまった…。クールで知的で超美形の竹内は、誰にも心を許さぬ孤高の存在。重起の苦しい想いをよそに、毎年城東から祠堂に贈られるバラのアーチをめぐって、不可解な事件が…。

お互い好きなのに、男同士っていう問題のせいで、なかなかくっ付かないんですよね。
まさに、ジレンマ。
攻の将来の為に、自分の気持ちを抑える受と、受の気持ちをが自分にある事に気づきながら、認めてくれない事で受の事を考えて、身を引こうとする攻。

こういうお話最近では、あまり見かけないですよね。
私の中でベスト10には入ると思います。
ピンク色シーンはほぼ皆無ですが、おすすめです!!

3

面白かった

タクミくんシリーズの外伝的な作品ですが、舞台が一緒というだけで、ストーリーにまったく関連性はないです。これだけ単独で読めます。
意外なぐらい、面白かった。
学園祭に向けて準備する雰囲気が懐かしくて、ああ、なんか青春だなァと思いました。
昔の少女漫画でよくあるトキメキシーンを男同士でやってる感じです。ぶつかりそうになったらグイッと胸で庇われてキュンとか、「キター」と思いつつ、ニヤケて仕方なかったです。

1

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