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表題作16Beatで抱きしめて

昆布谷録一郎
海棠飛鳥

あらすじ

「音楽を離れたとき、コンブさんとのあいだには、何もない…」振り向いた飛鳥の顔は、泣き出しそうだった。
コンブは、怖がっている飛鳥を無理やり抱きしめてベッドに転がり込んだ。
「だから、僕を誘ったの?ここで、シーツの上でやることやって飛鳥の気がすむなら僕は遠慮しないよ」―二年目の春を迎えたラッコとコンブの奏でる、メロディアス・ラブストーリー。

作品情報

作品名
16Beatで抱きしめて
著者
青海圭 
イラスト
二宮悦巳 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062553360
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

16Beatで抱きしめてレビュー。

恥ずかしいタイトルが続いたGケルプ3作品のラスト本。

コンブは、怖がっている飛鳥を無理やり抱きしめてベッドに転がり込んだ。「だから、僕を誘ったの?ここで、シーツの上でやることやって飛鳥の気がすむなら僕は遠慮しないよ」
……なんてあらすじ紹介のクセに。音楽音楽音楽で、恋愛をどこかに置き忘れて青春しているシリーズです。とてもBLっぽくない小説です。

でも、コンブさんと飛鳥に進展がありました。
がっつりとしたエロを読みたい方には向かない雰囲気エロス。朝チュンとかそういう軽過ぎる濡れ場挟みは気に入らないって方はガックリすると思います。
1部作から通して読むと、ここまでくるのに2年もかかっているのかこいつらと微笑ましくなるやらコンブさんの忍耐力に拍手を送りたくなるやら…。
バンドの方も、周りの大人とか理解者が皆優しくて良かったなぁって和みます。ただここで新キャラ挿入はちょっと…。あと、音楽モノなんだから楽器をブチ壊すって設定はちょいと無理がある気がします。

息吹…結局彼はフリーなの?紳士的で密かにお気に入りでした。
超プラトニックで音楽バンド青春小説でした。でも飛鳥は可愛いっ!

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