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表題作DEAD END

矢嶋(父)
矢嶋(勇気)×恭太郎

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「親子で快楽を共有するなんて信じられない…」
「それじゃあ、ふたりで黄味を共有させてもらおうか」
平凡な世活を送っていた木場恭太郎は、友人の父親、矢嶋大樹と出会ってから、その人生を大きく変えられてしまう。巧みな手管によって、無理矢理身体を奪われてしまったのだ。しかもその現場を、友人の勇気に見られ、絶望を味わうが、それに反して勇気はふたりの淫らな関係に容易く加わってくる。可憐で妖しい親子に囚われ、肉体の快楽に溺れる自分を、恭太郎は嫌悪するのだが…。
出版社より

作品情報

作品名
DEAD END
著者
桃さくら 
イラスト
音子 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
ISBN
9784812438558
2.7

(21)

(2)

萌々

(4)

(6)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
7
得点
49
評価数
21
平均
2.7 / 5
神率
9.5%

レビュー投稿数7

これは凄い

人目のない茂みで、恭太郎は男に襲われる可憐な少年を助ける。学科は違えど、この春から同じ大学の1年だという少年は、みるみる恭太郎に懐いた。
少年は矢嶋勇気という。母親に似た優面にコンプレックスをもち、一年のほとんどを海外にいるたくましい父に憧れていた。
そんなある日、半年ぶりに父が帰っているから恭太郎もこないか?と勇気から恭太郎は誘われる。
その日恭太郎は……

そこからはめくるめく~な展開がまっております。
ここまで不特定多数の人間の性描写がしっかり濃厚に描かれているのも珍しいですね。
カップルがラブになっていくような甘い作品ではないので、純粋に幸せめざしてよみたいかたには向いていないかも。
実の矢嶋父×息子の勇気
恭太郎×勇気
勇気×恭太郎
恭太郎の先輩×恭太郎
恭太郎の先輩と友人達×Χ
恭太郎の先輩×勇気
矢嶋父×恭太郎
矢嶋父×恭太郎×勇気
2輪挿し
輪姦
道具に恐喝なんでもあり(´∀`)
最近のラヴァーズさんはエロ濃くてよい
途中『洛陽』から始まる話。
ここの勇気と恭太郎がやけにラブラブな甘い雰囲気かもしてるのが未だに意味不明なのが最後のネックかな。
まとめ~もなんか…アレな感じでしたが

ひとまず道徳なんてくそくらえ!!
背徳的でもエロいの読みたいかたにはお勧めです。
きっと意味なんてないんです

8

変態プレイてんこ盛り

とにかく、強烈なお話です。
これでもか!って、タブーの連続。
多くの人の地雷がてんこ盛りです。
そして、清々しいほど突き抜けた変態プレイの数々。

これ、同人誌じゃないよね?
商業誌でよくもまあ、ここまで思いきったもんです。
その勇気に敬意を表して、「萌え×2」評価です。


実は、この作品、初見では途中で挫折したのです。
とてもじゃないけど、最後まで読むことができなかった。
その時は、「しゅみじゃない」って思っていたのですが。。。
ストレスがたまってて、思いっきり壊れた話(?)が読みたい時にオススメかもしれません。

2

父の含蓄あるセリフが正鵠を得ている

まず、表紙のエロさにKOされました!
これはもう~~エロエロ3Pマニアとしては買わないわけにはいかない表紙でしょう!

さて…中身ですが。
いままで、いろんなモノつっこまれるのを読んでまいりましたが……
ゆで卵ぐらいはもはやジョーシキでして、
トウモロコシ、バーボン、ブドウ、生きたウナギ、びわ、玉こんにゃく、ゴーヤなどなど。

今度は冷凍ミカンですか、そうですか・・・・・・・・・・・。

なんてんですかね、冷凍ミ●ンプレイで、
それまであったエロシーン全部忘れました。キレイサッパリ。

奇抜なシチュではありますが、
このセンセイのエロ表現自体、割にオーソドックスです。
設定でひっぱる系でしょう。
父と息子にWで攻められる設定も、自分的には盆と正月いっぺんにきた騒ぎですが、
背徳感がオーバーラップするような心理描写はないんで、エロ濃度はさほど感じません。
過激な設定としたたるようなエロスは必ずしもイコールではない。

むしろ注目すべきは、後半からの主人公の開き直り、
そして、全てが「父」の手のひらでコントロールされ、
「肉体と心は別だ」という含蓄あるセリフです。
ゆえに、三回転半ぐらいトンデモな設定にもかかわらず、
すごく読後感がすがすがしいのです。

自分的には世の中の恋愛至上主義に違和感アリアリだし、
純愛モノは嫌いじゃないが、BLに面倒くさい恋愛を持ち込まれるのが嫌なんで、
ここらへんは激しく同意だなぁ。
往年の傑作ポルノ、「エマニュエル」に似た性哲学です。

一人称語りで、攻め受けそれぞれの視点から書いているので、
あまり読みやすいとは言えないんですが、その読みづらさすらも
この「父」のセリフの前には必然とすら感じます。

9

これかーー!

かなり前に腐友達と話してて「受のあそこに冷凍ミカン挿れた小説読んだ事あるよ」「えっ、それ何てタイトル?」「うーん、昔読んだ本だから忘れちゃった、ごめん」って話題に出ててそれから数年、ずっと気になっていたのですがついに長年の謎が解けました!
そうか、この本だったのかーーーー!!!!
ミカンってとこで桃さくらさんを何故思いつかなかったのか!トウモロコシがあるならミカンだってある筈じゃないか!!んもうーー自分の馬鹿馬鹿!
そんな訳で、待望のミカン小説読みましたよ。

ミカンシーンは確かに凄かった…でも凄いのはミカンだけじゃなかった!
友人の父親とセックスってだけであれなのに、最後はもう入り乱れて親子丼なんてもんじゃないよ!
あ、冷凍ミカンプレイは、主人公恭太郎[受]の先輩に逆恨みされて先輩&その仲間達に拘束されて挿れられてしまうのです、ホント犯られまくり犯りまくりな展開ですよ。
でもこのただれきった快楽の親玉というか軸になる友人父の矢嶋氏が仕事が出来て体格良くてなパーフェクトに格好良い上に妙に威厳があるのでこの人のやる事なら~~~~と読んでる内にそんな気分になってしまうから不思議。
トンチキと言ってしまうには耽美めいていて、んでもやっぱ何でもありだな~なエロシーンに溢れた作品です。
ここまでやってくれるとエロいいなーエロ面白いなーって素直に楽しめちゃいました。

8

VS倒錯親子。

3Pですよ、3P。
P1=大学生の恭太郎(表紙中央の全裸の人)
P2=同じ大学の親友・勇気(表紙左側の上目の人)
P3=勇気の父親・矢島大樹(表紙右側のワイシャツの人)
このうちP1&P2はリバリバ。

大好きな父さんに大好きな友達も愛(ヤるほうの)されてほしいとか。
自分ら親子以外とはヤるなとか。
父が悪い事をしでかした息子を叱るのかと思いきや、膝抱っこで一つ一つ優しく言い聞かせるような確かめるような、幼児教育HowToみたいなのだったり。
同じ3P&友達で、彩景でりこさん/チョコストロベリーバニラに出てくる拾くんいますよね。
拾くんも結構な「は?」思考の子でしたけど、上回るんじゃないでしょうか。
しかも親子セットときたもんです。

息子のP2は「は?」な思考と執着粘着固執を友達P1にぶつけるのですが、すべてのモトはP3の矢島父さんです。
肉体と心は別で、自分はそんな道徳的な人間じゃないとフツーに言う父さんは、まるで曼荼羅図の中心に居るような、悟りっぷりをもどうとも思っていないような、何かこう宇宙的な人のように思えました。

その他の人々がこの作品の主菜となるP1を凌辱するシーンでは冷凍ミカンですよ!
1個入ったのを突かれたりしつつ都合3個。
自分で出させられたミカンを食わされるとこは、生々しかったです。
精液すするどころじゃない、自家解凍ミカンの精液トッピング・・・。
ミカンのどよんとしたぬるい温度が伝わってきましたよ。

それと、受ける人のを慣らすのにローションやジェルを使用した描写はなかったような。
読み返してはいないのですが、確かいっつも唾か精液。

長々悶々としていたP1が心に折り合いをつける、というより開き直るところはすごく大事な場面と思うのですが、もう少しだけゆっくり読みたかったかなぁ。
いや、単に自分の読解が追いつかなかっただけなんです。
「あっあっ待って待って!まだ全部見てないー」てな感じで。

ジャケがジャケですからエロエロ大好き諸姉諸兄は手を伸ばさずにいられないでしょうが、中身はきっと好き嫌いがものすごーく分かれるような気がします。
ただP1くんの体はとてもエロい仕上がりとなっておりますよ。

イラストの音子さんはお初でした。
美しい絵なのですけど、口髭があるという父さんの顔カットでちーと胡散臭げというか怪しげなのがあったのは、残念なのにニヤってしてしまいました(すみません)。

4

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