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表題作瞬きとキスと鎖

滝川恭史・元レーサー
長倉佑也・大学生

その他の収録作品

  • 彼のあまい鎖
  • あとがき

あらすじ

滝川は、何者かに暴行されそうになった佑也をひろう。御礼として体を差し出そうとする佑也のいたいけな姿に、滝川は…。
出版社より

作品情報

作品名
瞬きとキスと鎖
著者
きたざわ尋子 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344816299
3

(5)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

安心テンプレもの

いつものきたざわさんテイストです。
年上保護者もの?
知り合った大人な男性に庇護して貰うパターンですね。
受けの災難を解決して貰う、きたざわさんには多いお話のパターンです。
でもなぜか半年か一年に一回はこの手のお話が読みたくなります。
展開も先も見えているので新鮮味がないのは確かなんですが、年上に庇護されるって自分自身も好きなんですよね。
安心感とか、自分が疲れているときもなんか頼れる大人の男には基本的に萌えます。
もとより自分自身が、やんちゃな男よりは物静かで物事を推し量れるタイプが好きなのでBL読んでてなんなんだ?って感じですけど、読むのにも自分の好みが出ちゃうみたいです。

この手のお話は悪者が出ても必ず攻めが無難に対処してくれるので安心です。
ただ今回は話だけで登場しなかった邪魔者が居たはずなんですが、それを回収してないんですよね。
攻めがなんとかするから大丈夫って感じで話してただけです。
今後こちらの話しも続編か何かで出るのかなぁ?(それとも放置?)と思いつつ。

1

お約束の年の差もの。

きたざわさんお得意の『年の差(年上攻)』ものです。

ひとり旅の途中に襲われて、元レーサー・滝川(攻)に助けられた佑也(受)。
滝川が、いつものきたざわさんの攻よりも大人で包容力のあるタイプでした。強引ではありますが、不快なほどの『傲慢』さはなかったですね。まあ『お金持ちでイイ男で受にメロメロ』というあたりはまさしくきたざわさんテンプレートです。

ストーリーとしては、この作品だけでも一応エンドマークは付いていますが、もしこの1冊だけだったら絶対納得行かないというくらい佑也の家族問題にまったく決着がついていません。今回はとりあえず『事件収束』だけという感じでした。

そのあたりは、続編『くちづけと嘘と恋心』に持ち越しですが、これ続編がなかったらあまりにも半端です。極端な話『前後編』の前編だけ読まされたみたいでしたね。

あとがきの最後に『また次回』のように書かれてましたが、それがこの作品の続編なのか、それとも単に次に出版される別の作品という意味なのかもわからなかったので、いったいどうすれば?という感じでした。
実際には3ヶ月後に続編が出たんですけどね。

0

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