ボタンを押すと即立ち読みできます!
前作では斑目が神!で、坂下はあんまり好きじゃなかったんですが、登場人物たちやストーリーがよくて続きにも手を出しました。
やや!坂下のことは前より嫌いじゃなくなったというか、受けとしては可愛いのかもなって思い出しました。今作では当て馬君として斑目の元カレ(彼氏じゃ無いな、セフレ?)が登場です。綺麗な頭の良い(ま、外科医だしね)子。
寄りを戻したくて、斑目に戻るように脅しをかける。
坂下は、自分のせいで斑目は本当は天才外科医として生きる方が世の中のためになるんじゃ無いかって思い出す。
ウジウジしてますが、そんな時に斑目が思い切った行動に…
これまた天才外科医だけにゴニョゴニョですが、龍!そこで自分が縫合するって言えよー!って思っちゃいました。あんたも天才外科医の一人でしょ(笑)
そしたらねぇ、物語終わっちゃうけどw
双葉の過去もネタ振りがあったので次作はその辺が出てくるのかな。
楽しみです〜
私が勝手に「愛してる」シリーズと呼んでる一連ものの、第2作目。
引き続き、ドヤ街で色々な重石を背負って生きている男たちを決して見捨てず、医療を受けさせようと奮闘するお人好しの医師・坂下の奮闘が、エンタメ色豊かに描かれています。
人生の吹き溜まりのような場所でその日暮らしをしている男達。
そんな彼らは、ここにやってくるまでに様々に人を傷付け、家族を裏切り、家族に見放され、という過去を背負っている。
本作も、そんな男の1人が陥る事態に、どうにか助けたいと首を突っ込んでいく坂下と、そんな坂下を放っておけない元天才外科医・今は日雇い労働者の斑目、斑目とつるんでいる若い双葉、そしてドヤ街のおっちゃん達が生き生きと活躍します。
家族と断絶し、過去の復讐として息子にカネをたかられている山浦。ついに非合法に臓器を売る事態になり…
そこに絡んでくるのが、斑目の外科医時代の部下でセフレだった北原。
北原は斑目に執着し、医師としての技量やルックス、セックスの魅力でも北原に勝てない坂下は嫉妬に苦しむ…
しかし、斑目は北原を退けるために自分の手にメスを突き立てる!
…などドシリアスな側面ありで展開します。
一方、中原一也式・オヤジ下ネタギャグも炸裂。今回は、俺のおっきなキャンディバー、だって。
この斑目という男。本当に懐が深くて、清濁併せ呑むイイ男なんですよね…。エッチで下品でむさ苦しい。でも優しくて大きくて情がある。
この「愛してる」シリーズは、ドタバタしたギャグの側面と人情もののウェットさ、そしてダイナミックなエロも楽しめる非常に面白い作品です。声を大にしてお勧めしたいです。
「名もなき日々」
かと思うと、ひやりとする裏世界の影も。
1作目から登場していた斑目の異母弟・斑目克幸。彼は冷酷なヤクザ。
克幸は坂下に目をつけています。そして後にスピンオフの主人公となる愛人の湯月が登場!
また、明るいお調子者の双葉にも秘められた何かがありそう。
何度目かの再読です。このシリーズは毎回3作目で読むのが止まっちゃうんですよね。
労働者街BL。
街のオヤジで患者の一人の山浦の親子問題に坂下がまたもほっておくなくて首を突っ込み。
そして斑目の過去を知る男、北原が現れ斑目を取り戻すと、斑目の弱みである坂下にダメージを繰り返し与えて。
ここまで様式美ですね。
斑目に見守られながら街のオヤジを何とかしようと坂下が奮闘して。
斑目も北原を諦めさせ街に残るために捨て身の行動をとり…。
今まで萌えてきたはずなのに坂下が斑目の誘惑にチョロくて、それは愛してるから?斑目やそのフェロモンが特別なの?
ぶっといお注射とか先生ごっことか、斑目がジゴロで麻薬で坂下は怒っては許すプレイの女だみたいな表現があって。斑目を欲しがる、組み敷いて与えてほしいみたいな部分はうーん。
でも斑目の誘惑が下品なのが余計坂下を煽るようで。
坂下も街のみんなにいなくてはならない存在になりつつあり。自分は貧乏暮らしで街のみんなのために奔走し。
趣味みたいなものですからと、世話を焼き。
ドン底人生や身を焼かれるような憎悪を知らないことに恥じる坂下。
そんなことないよ!って言ってあげたいけど自分からドヤ街に飛び込んで来たしなあ。
人情物だけど、いつまでもこのままじゃいられない予感を漂わせるような。
今回は坂下の嫉妬もあり。
発売日を過ぎてもどこにも売っていなくて、昨日やっと手に入れてきました。
シリーズ2作目なのにとっても面白かったです。
続き物ではないし、1作目でカップルが出来上がっているし、エピソードだけで同じシチュエーションのお話を引っ張るのはなかなか難しいと思うのですが、コメディの部分とシリアスの部分の緩急の付け方が絶妙で結構でございました。
神評価にしてもいいかなと思いましたが、北原があまりにもステレオタイプの悪役だったので、ちょっと減点。
昔別れた息子・昌一がやってきて金をせびられている男・山浦と、斑目(元・凄腕の外科医、現・日雇い労働者)を連れ戻しにやってきた美貌の外科医・北原(元・斑目の部下でありセフレ)が、斑目と坂下(貧しい町の診療所の医師)のそれなりに平和だった関係を乱してくれます。
自分の信念のもと、真面目に山浦と息子を説得しようとする坂下と、
彼らが犯罪がらみの方向へ引っ張られるのに入れ知恵までしてしまう北原。
多少の抵抗は感じながらも、斑目の男としての魅力にぞっこんで、なにかにつけ結構依存していると言ってもいい坂下と、
外見も良く実力も備わっていて完璧に見える北原。
私が斑目でもかわいい坂下を選ぶとは思いますが、坂下の立場だったら北原に相当なコンプレックスを抱くのは間違いないわけでして、お話は坂下がグルグルしている状態で進むわけです。
表紙や口絵の坂下がなぜホイッスルをぶら下げているのかとか、今回も斑目が神の手を発揮させるのかとかは読んでみてください。
ストーリーの主軸とはあまり関係ありませんが、坂下が患者に股間を見せなければならなくなったエピソードとか、大団円後の“お医者さんごっこ”的な二人のエッチとか、あとは斑目のオヤジ的発言や双葉(未だに謎めいた男、でもいい奴)との関係とか、コメディタッチな部分が大好きです。
もうひとつ私の好みを言わせてもらえば、北原の人物設定として「苦労人だった過去」より「苦労せずに生きてきたけど、心理操作に長けていて、苦労人のふりをしたりすることなど朝飯前の、超頭脳派」のほうがもっと嫌なやつになってよかったと思うのですが、誰か賛同してくれませんか?
「愛してないといってくれ」の続編。好きな作品だったので、続きが出てとても嬉しいです。
日雇い労働者のBL。一作目を読んだ時は、こんな設定のBL(というかオッサンラブ)があるのか!とかなり驚きました。アラブの王子様や大企業の御曹司がいっぱい存在するBL界で、ホームレスがちゃんと人格を持って登場する話はなかなか少ないんじゃないでしょうか。
とはいえ、攻めの斑目は日雇い労働者で汚い格好はしているが、元天才外科医。ただの日雇い労働者ではない辺りは、乙女心を萎えさせません。受けも小汚いけれど美しい開業医です。
今回のテーマは、フェラチオですか……。違うって! まぁ、ある意味フェラチオは重要なテーマになっておりますが。
斑目の元後輩の医師北原が、彼を連れ戻しに来て、帰っていくお話です。(めちゃくちゃ大ざっぱなあらすじですいません) 技術の差を見せつけられた坂下の葛藤が、なかなかよかった。技術が天才的じゃなくとも、坂下は魅力的な男です。斑目が惚れるのもわかります。
とりあえずは完結しましたが、まだまだ二人が何にも考えずにいちゃいちゃできる日は遠いのかな、という感じです。続編、楽しみです。双葉くんの活躍も見てみたい。
あと、奈良先生のイラストが前回よりだいぶ感じが違ってましたが、どれも色っぽくてよかったです。口絵もカッコよかったし、坂下の銜えているイラストが……萌え~。
美しい環境とはいえないところで、かっこいい男達を見ると、カッコよさが引き立つと思うのは私だけでしょうか。早く、続編読みたいです。
小冊子の全プレも申し込まなきゃ~。